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エイム#2 姿勢と脱力って関係あるの?

おはこんばんにちは。まだエイム#1を読んでいない方は読むとここから先の話は面白いと思う。

姿勢(フォーム)というのは、なんらかの運動にとっては幹になるほど大切である。


例えば小学校の頃、先生からこう言われなかったか。


「こぶし一個分、おなかと背中に隙間ができるようにしてまっすぐ座りなさい。」


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これはきっちりとした態度で勤勉に励ませようとする意図があるのに加えて、正しい姿勢で授業に臨むことで、長時間座っていても疲れにくく、字を書きやすくさせる狙いがある。


さらに別の例えでいくと、運動の部活やスポーツ教室で、プロスポーツ選手のフォームを真似してみたり、フォーム修正されることで能力や技術が向上しなかっただろうか。


テニスや野球では、頭の上から鉄パイプをさされたように、ぶれない幹を作ってやらねば、うまく力を伝達出来ない。

またフィギュアスケートやバレーでは、ジャンプしてから、体がまっすぐでなければ、上手く着氷・着地出来ない。


このように、運動をするには姿勢というものが肝になることは明らかである。


ゲームに姿勢は関係あるの?


当然ある。というかもっと気にして欲しい。


ゲームにおける力の伝達は、肩、腕、手、指など主に上半身にある。(もちろん下半身が不安定であったりしては意味がない)


今回は、下半身については座った状態が一番安定するので、座った状態で話を進める。


座ってゲームするときの姿勢(しっかり背筋が伸びた状態)は大きく分けて二つだ。

前傾姿勢

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これは辛いことが合った女性が机に前のめりになって塞ぎ込んでいるイラストだが、この状態が前傾姿勢である。

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勉強するときやデスクワークをするときの姿勢がこれにあたり、基本的な姿勢はこれだという固定観念が強い。慣れという意味では最強だろう。


後傾姿勢

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これは王様が王座に座るときに、どっしりと構えるような姿勢である。


前傾姿勢は普段の動作での慣れを長所とし、後傾姿勢は力の伝達(肩、腕、手など)を楽にすることを長所としている。


どちらが良いかは自分で試してみて優れているほうを選ぶと良い。


ただ間違いないのは、力が入りやすく制御しやすい姿勢にしなくてはならない。猫背でいたり、重心が左右に傾いているのは良くない。



次に脱力である。


ボールを扱うスポーツをやったことある人ならわかるだろうが、インパクトの瞬間以外は脱力する。


これはどういうことかというと、筋肉というのは力を生み出すことに長けているが、速度を生み出すことには限界がある。そこで脱力してやることで力んだときと反発の作用を作り出し、速度が出る。

さらに脱力を使うと、力むことで制御出来るため、動作の変換が容易になる。


ゲームにおいても脱力は大きく役立つ。


エイムするとき速く動かし、止める、この動作には筋肉による制御が不可欠である。細かな動作になればなるほど適応力が必要になる。


それを発揮するには、脱力だ。


深呼吸して、肩の力をストンと落とし画面に触れる指も力を抜いてやるー。


この状態がベストであろう。


しかし試合が熱くなってくると、その熱量とともに力が入ってくるものなので、そうした特殊ケースに対応できるようにするため、力んだ状態でのトレーニングをするのも面白いかもしれない。


姿勢と脱力がエイムにも影響するという話だ。


また次回エイム#3で会おう。

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