3対5を練習してみないか?
おはこんばんにちは。みゅうです。
蛇足¦
月〜金曜日までリーグ戦が開催されているため、楽しく観戦しているのだが、データ分析したり考察するのが何より面白くて、 KWL 3月度 Day4では、開始前に、当日勝利予想をFlora,Core,Rearthの3連単で置いたところ、見事上2つを抜くことが出来た!!
※引用ツイートのDay3は誤表記
これぞ、分析力...!!
って感じでこれからもデータと共に生きていこうと思った。笑
余談はさておき、私がデータ集計している際に気になったことがある。
それは、人数の欠け方(生存人数)のことである。
荒野行動の場合、現状では大会の参加人数が多く、信号数が少ない(そして収縮が早い)ので、終盤までにぶつかり合うことが増える。
そこでぶつかったチームが、お互い戦闘をせずに、離脱の判断を取るのは少なく、人数の欠けが発生する。
当たり前だが、総合火力は人数不利なチームのほうが低い。
だから人数が欠けてしまうことは、勝率を下げる一因になっていると言って問題無い。
生存人数によって順位に影響はあるのだろうか
私は2つデータ集計をした。
1つ目は、 KWL 3月度 の全12試合のうち3枚欠けまでの安全地帯を記録したものである。
これは単に3枚生存になる時、第何安置の時なのかなとか2枚以下になり、戦略が立てにくい状況になってしまうのがどの範囲の時なのかを掴むものである。
(あるチームは24/36 ①が付いていて、その詳細としても序盤がほとんどなので、根本から見直す必要があるだろう。)
2つ目は、上のデータの必要な部分をピックアップしたものである。
これは同じく KWL 3月度 全12試合のデータで、3枚生存になった時の信号数の平均値を割り出したものだ。
正直言って、はっきりデータにばらつきは出なかった。
しかし、全体の平均が3.1。つまり、
たいてい第4安置を迎える前に3枚生存以下またはリタイヤをしている のだ。
中盤には開始時の半分以下の人数で戦っているのである。
まあそりゃ安全地帯が縮まるから必然的に人数は減るだろう。と。なるほど。
だが私が言いたいのはその対策である。
おそらく大会にでている人達が人数不利な状況で練習するのは、ゲリラや大会でその状況になった時くらいであろう。
ほとんどの練習は最大人数を基本に構成されている。
確かに人数が増えるほど、連携を取るのは難しく、練度を高めるために練習量を増やすことは必須だ。
だが、上のグラフを見てよく考えて欲しい。
平均として中盤までには人数が半分以下になるのだ。
何故その練習をしない?
ルームで3対5や2対5などの人数差をつけて団体競技場をやる方をしばしば見かける。
あの目的は、1人当たりの火力増大であろう。
火力という意味では人数差をつける練習を行う人もいる。
それも少し違う。
5対5の状況は、練習しているから慣れていて、様々な戦略で戦うのを見る。
しかし、3対5になると、一気に火力が減少し、本来1人当たりが出せる火力ですら出せていない場合がある。
それは火力差という話だけではなくて、戦略的な意味でもある。
どういうことかと言うと、単純に少ない人数での動きの種類が少ない。
人数が欠けて打開策を考えているうちに動きが取れなくなり、強襲されてリタイヤ。これを繰り返して欲しくはない。
やはり、人数不利でもなんとか絞り出して最大限に動くことで、逆転するアツいシーンを視聴者としては望んでしまう。
じゃあ何人くらい目安にすれば良いか
クインテットの場合、1人欠けてもスクワッドでの慣れもあるし、さほど戦略上、変化はない。
しかし2人欠け(3枚生存)になると話は変わる。
総合火力は著しく低下するし、普通に撃ち合うのではフルパーティには勝てない。
そこで戦略的に勝れるように戦略にバリエーションをつけてほしい。
それで3対5の練習を提案したわけだ。
生存人数が2人以下になるともうそこには戦略というものは存在せず、あくまで個人のPSと運によって決まる戦闘になる。
練習を効果的に行うならば、3人がちょうどいいと判断した。
例えば「カバディ」というスポーツでは、コートに最大7対7の状況が生まれる。しかしフェーズごとに敵のレイド(攻撃)の攻撃によって、アンティ(守備)の人数が変動する。だからこそ最大7人よりも「少ない人数で守備する」ことを意識する。3人で守備をする練習をしたりして戦略を広げるのだ。
ちなみに¦
火力の計算は経営学では有名なランチェスター戦略の第二法則に当てはまると求めることが出来る。
戦闘力=武器効率× 兵力数の二乗
ここでいう戦略力が火力に当たる。
つまり、3対5の場合、√5^2-√3^2=√16=4
5人側が、4枚生存1枚欠け、3枚側は全滅となる。
火力差を埋めるために1つ大きな戦闘スタイルがある。
それは要撃である。
要撃( 名 ) スル
〔「要」は待ち伏せする意〕
待ち伏せして攻撃すること。 三省堂 大辞林 第三版
要撃に対して敵が用いる手段は主に強襲である。
兵力をかけて攻めてくる強襲には、デメリットがある。
①車など自身が動きながらエイムするのは難しい。
②車から降りてすぐには発砲出来ない。
この2点に対し、かなり強く出れて先手を打つことが出来るのが、要撃なのだ。
なんとかこの形に繋げる動きをつくるか、また別のスタイルを確立するかはチーム次第である。
ただ、人の動かし方で火力は大きく変わるのでどういう陣形を作るか、動きの種類をどう増やすかは検討が必要である。
いまの状況では少ない人数での戦略が乏しいチームが多いと感じるので、是非とも私のおすすめする3対5練習を考えてみてほしい。
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