PTA始めました

娘が小学2年生になった今年度、PTAの広報委員になった。
娘の行く小学校では6年の間に1回はやらないといけないもので低学年のうちのほうが楽と聞いていたのと、今現在仕事がパートで時間の融通利くからチャンスかと思って。

広報委員のメイン業務は年2回の広報誌の発行。メンバーのほとんどが平日仕事してるので集まりは基本土曜日にしましょうと合意、そして集まりもなるべく最小限にして連絡は基本LINEでやり取りするスタイル。

GW前の平日にPTA全体会があって各委員会の委員長と副委員長が(欠席者も含めて)くじ引きで決まり、GW後の土曜日に再度集まって細かい役割を決めてから具体的な業務の進め方を確認。広報誌の作業は校正紙の印刷や編集作業に学校のパソコンとプリンターを使うことになるからその確認などをした。毎年パターンは決まってるとは言え、流し込むだけでは済まないので企画や先生方への原稿依頼、印刷会社との連絡等それなりにやることがある。

さあ動くぞというところで県に3度目の緊急事態宣言発令が決定。前期号のメインネタになる運動会が秋に延期となり、お偉い方のメッセージと先生紹介だけで紙面構成考えなきゃというところでPTAも活動自粛の通達が。
とりあえず緊急事態宣言の月末までだけど学校は休校ではないので、LINEや電話等で連絡とりながら広報誌作業進めることに。

これがけっこうカオスで、LINEグループの中のノートやアルバムやアンケートなど色々なツールを使うけど、みんなそれなりに積極的に発言してくれるので会話がどんどん流れていく。今は企画と準備段階で決めることが多いので、半日以上LINE見てないと何がどうなってるかキャッチアップが大変。ここまで多角的にやり取りがあるならスレッド管理ができるslackやチャットワークを使いたくなるけど、基本ママさんの集まりなのでツールが使えなかったり置いてけぼりになる人が出るだろうから導入はできない。

最近はPTAのない学校も増えてきてるし廃止論もよく聞く。専業主婦が大半だった時代の名残で、働く主婦にとっては非効率極まりないボランティアというのは概ね同意。ではなくした方がよいか、やらない方がよいかというと私の意見はそうでもない。

去年小学一年生になった時に休校で、5月下旬にようやく入学式ができた娘だけどその後もコロナ禍で学校のイベントはかなり制限され、親が学校の様子を知る機会がほとんどなかった。初めての学校生活がどんななのか、本人の話を聞くことしかできない。時々クラスだよりが来るけど写真は白黒でほとんど顔の判別ができない。この動画の時代に藁半紙プリントの写真しか見られない。動画の配信や公開は、プライバシーやらセキュリティやらシステムやら編集スキルやら色々な問題で難しいだろうからせめてカラー写真が見たいと思った。
年度末の最後、3月になって配布された広報誌で初めて各学年の活動の様子のカラー写真を見ることができた。1年生終わるけど、こんなだったんだね。クラス毎の集合写真があったからうちの子も映ってたし、楽しそうな様子で安心した。親が学校内に入ることがほとんどないこの時代こそ、PTAや広報誌の役割は重要だと思った。

幸い今は仕事も制限されてて時間の余裕があるので、広報委員に邁進したい。Webディレクターの仕事で培った制作進行管理や編集スキルが活かせるかなと思ってる。一通り体験してから、改善点や省ける無駄を提案できるようになりたい。まだまだわからないことだらけだけど初めてのPTA、楽しんで活動しようと思う。

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