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不安がつきまとう日々。

「最近どう??ゼミと卒研どんな?就活どんな??」

4年生になり明らかに変わった会話。

真面目な会話。

脳裏をよぎる1.2年前の日常。

昼はみんなで授業寝て、休み時間はふざけあって笑い合って。

夜は飲んで、騒いで。

何も考えずに楽しんでたのに…

そんな日常がなくなった。

寂しい。
悲しい。

変わった日常。

あんなに一緒にふざけあった、笑いあった友達がちゃんと就活してる。

最終選考まで進んでる。内々定もらってる。

そんな現実。

「気にするな。焦るな。周りは周り。自分は自分。
早く内定もらった人が勝ちじゃないんだ。自分のペースで。」

何度言い聞かせても、止まらない変な心臓の鼓動。

もしこのまま自分だけがうまくいかなかったら。

ビビッとくるところに受からなかったら。

ポジティブに捉えようと頑張っても、心のどこかに残る焦燥感。

僕はまず友達とスタート地点すら違う

周りはみんな工学部だからモノづくり系に将来のピントを合わせてる

でもそんなの全く興味湧かない

周りと違う進路。

1人だけ違う進路。

果たしてこの方向性で合ってるのか

進む道は行き止まりになっていないか

なりたい自分は?

何がしたい?

何度も何度も自分に聞いた。

でもリトルみゅーじは無言のまま。


思い返せば自分で右か左か決めたことなかった。

真剣に自分のことなんて考えたことなかった。

誰かに行き先を決めてもらってきた人生だったから。

周りの影響をたくさん受けて育ってきたから。

親と先生が敷いてくれたレール、選択肢の中で生きてきたから。

何となく生きてきたから。

夢なんてないって思って生きてきたから。

高校だって姉貴たちがそこに行ったから背中を追いかけただけ。

大学だって受かるところを受けただけ。

簡単な道を選択しただけ。

でも就職は違う。
いくら探しても姉貴たちの背中は見えない。
親と先生は決めてくれない。

自分で自分のことを決める大きな分岐点は初めてで戸惑いの日々。

不安と焦りだけがどんどん募る日々。

この状態で面接受けても、受かる気がしなくて、なかなか押せない、「予約」のボタン

でもこのまま立ち止まったままじゃ、何も変わらない

落ちてもいいから一歩踏み出さなきゃ。

踏み出した先で見える世界があるかもしれない。

そんなときに聞いた歌。

「GReeeen/夢」

僕が僕に気づくのは
僕を超えようとした時
毎日の中で 悩んで後悔して
回り道をした時

壁にぶつかり 大きくそれた
そんな日々を 振り返ってみれば
誰よりもほら

大きく広がる 道が見えるだろう
多くの傷と 今(ココ)に立つんだろう
そんな大きな 道があるから
明日の自分に 逢いに行けるだろう

誰かと比べながら
自分を測ってみる
そんな日々の中で その先を見つめてた
答えなんかないのに

今の日々に 不安になるの
それは全部 自分で作った
間違ったモノサシ

多くのものを 求める先は
周りじゃなくて 自分自身だろう
なりたい僕は 僕が作るだろう
負けない相手は 誰かじゃないだろう

間違いの中で広がるものと
不安の中で深まるものと
全部が全部 今の自分を
大きく広くさせてくれるさ
だから何も怖がらないんだ
そんな明日を望んでいるんだ

いつか きっと たどり着くため
今は 転んでも 立ち上がるのさ
そして 道が 広がった先に
多くの自分が 笑って待ってるさ

どんな遠くても きっと待ってる
諦めるには まだ早いだろう
どんなゴールでも はじめの一歩
歩き出さなきゃ 始まらないだろう

僕が僕だと 気づくためには
その限界を 何度も何度も
超えていくんだ そして出逢うんだ
誰かじゃなくて 僕になるため


どんなゴールでもはじめの一歩を歩き出さなきゃ始まりすらしない。

不安と覚悟と共に2日後もまた東京へ旅立つ。








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