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遊戯王ゴーラッシュ!!一口感想台本【9話】

どうも、”自称”アニメ遊戯王キャラクターの僕乃他案です
今週も遊戯王ゴーラッシュ!!の一口感想を始めて行きたいと思います

さて今回の第9話ですが、マナブとボチの因縁のデュエル!
当初表面で見せていた態度とは裏腹に…という、前回に引き続き「演技」によるコミュニケーションがなされた回でしたね!

まずは蒼月流。
ゴーラッシュの世界でも蒼月流は存在し、マナブは幼いころからあらゆる武道を叩き込まれていたそうです。
前作のガクトは「蒼月流」であることを誇りにし、キャラクターとしてのアイデンティティの寄る辺としていました。
ですが、マナブはそれを嫌っています。「人を傷付ける力が嫌いだった」と。
成長してからも、ボチの件による宇宙人への偏見もあったのでしょうが、蒼月であることよりもMIKであることを名乗りに使用しています。
マナブにとっての人格の寄る辺は「蒼月」ではなく「MIK」であるのだとしたら、ゴーラッシュの蒼月流はどんなかかわり方をしてくるのか。
まだまだ読めず、気になっちゃいますね。

次にボチ。
どこからともなくヨシオちゃんの声が聞こえたと思ったら、それはボチで、しかも突如としてデュエルマッスルを披露!!
ミミとヨシオちゃんの要素を、ゴーラッシュではこう持ってくるのか…とちょっと驚きましたね。
(あとやっぱ「可愛いものがマッチョになると面白い」みたいなプリミティブなネタって不意にくると笑っちゃいます)
ボチは伝説の銀河暗殺拳「邪犬愛凶拳」の伝承者候補だったようで、マナブに捨てられた恨みでもってデュエルを挑んできましたが、その理由とは「マナブに取り入って蒼月流に潜り込むはずが失敗したから」と完全な逆恨みでした。
しかし、それも演技!
マニャとの出会いで、彼女のひたむきで真摯な姿勢を目の当たりにし「ひょっとして卑怯なのでは…?」という気付きを得、マニャを守るために力を使うと心に決めて改心済みだったのです。
可愛らしい子犬の振り、「演技」をしてだまし討ちをする拳法使いが、女優という「演技」で人々を楽しませる姿に気付かされるって構図はなるほどなって感じですね。
ボチと墓地。墓地利用と輪廻転生を紐付け、シヴァ神と柴犬の洒落を作るというデッキコンセプトも秀逸で、出オチに留まらないイイキャラクターだったなと思いました。

そしてマナブ!
今回は彼のバックボーンが明かされました。
「蒼月流」との関わりと、何故MIKに入っているのか、ボチとの過去など、それを回想したり会話したりする中で、結構彼の中身が見えてきた感じですね。
武道を学び戦士として育ったマナブは基本ストイックだが、心の底では人を傷つける力は嫌っているとのこと。
印象的だったのは、ボチがマナブに近付いたのは下心あってのことで利用されただけだったと知ってなお、再会を喜んでいたままだったシーンです。
再会に感謝し、その上でMIKとして暴挙を止めると。
ストイックでかつ優しい善良な性根が見えて一気に魅力を感じられて良かったですね。

次回はまたしても再登場のチュパ太郎!
ですが予告映像では何やら精気を吸われていて…???
意思を持っているかのように振舞っているメェ~グちゃんと合わせて、気になってワクワクが止まりません!!!

こんなところでしょうか。以上!次回もお楽しみに~!

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