o1 proの創作側の性能を探ったら想像以上だった話

はじめに

今回はOpenAIの最新鋭高性能モデル「o1 pro」に関する、私自身が試して感じたことをまとめたノート記事です。

私が見た限り、このモデルは「推論モデル」と位置づけられているものの、その真価は必ずしも推論だけには留まらないように思えます。

その一方で、まだまだ人間が挑む余地も確かに残っていると感じました。

以下、いくつかのトライアルを紹介しつつ、o1 proができること・できないことを考えてみたいと思います。

o1は推論モデルとされているが、本当に推論しかできないモデルなのだろうか？：創作側で検証してみる

公式には「推論モデル」と呼ばれるo1 proですが、実際に触ってみると創作的な領域でもかなり健闘してくれる印象があります。

もちろん、データベースに基づく「確率的予測」という基本特性は変わりませんが、そこから生み出されるテキストは、単なる推論の枠を超えてストーリーや詩的表現、さらにはユーモアまで折り込んでくるのです。