不調に陥る・東西ロードクラシック

こんにちは。もう舞洲クリテ勝ったことなんて何年前の話かと感じてしまう今日この頃。実際はひと月しか経ってないのにな、あの時の自分はどこへ?

確かに4月前半は調子の右肩上がりを感じていてマジで自転車が楽しかった。でも今は全然楽しくない。

雨のレースが嫌いだ、今年のレースは本当に雨が多い。ロードレースは全天候型だからどんなコンディションでも対応できないと〜みたいな事は言われまくって耳が痛いけれど、本当に苦手。常に顔に砂利混じりの水しぶきが飛んできて気分が悪いからだ。滑るから怖いとか、身体が冷えるとかそれ以前の問題。

雨は嫌い

初めてのE1ロードレースは兵庫県・播磨中央公園での西日本ロードクラシック。袋井ほどの本降りじゃなかったけどフルウェットで小雨。雨で低まってた上に緊張していて、2周でちぎれた。ちぎれるまで自分がインナーギアで走っていたことに気づかなかった。しょうもなさすぎてすぐ忘れようと思って翌日から切り替えて練習に臨んだ。週末は今年の平田クリテ初戦だし、ブライトンレーシングが乗り込んでくると聞いたからかなり高まってた。

でも家に帰ったら母がコロナにかかって寝込んでた。父も嫌な咳込みをしている。

TSBがマイナスに傾いた夜、自分も発症した。一昨年に罹った時とは全然違う症状で、インフルエンザに似た感じ。倦怠感で動けない、筋肉と関節が痛みまくる、一番酷い日は悪寒と頭痛で動けなかった。

5日間横になって、とりあえずローラーに跨るも感覚が悪すぎる。翌日は軽く2時間くらい外に行ったけどFTP以上の強度になると頭の中がグシャグシャになって身体が動かなくなってしまう。今すぐ運動やめろって脳が強制終了させてくるイメージ。見かねた知り合いが厚意で軽く電気治療をしてくれたりもした。

さぁどうしたもんかと言ってたら群馬行きの車の中だった。本来DNSすべきだったんだろうけど、乗り合わせとか宿のプラン的に自分なるべく行かないと全体の負担増えて申し訳ないしな。でも爆雨降ってたら出ないとこうと思ってた。初日にE3/Mカテでチームメイトが好成績を収めてたり、その功績でチームランキングが1位になったりでちょっとやる気もらってスタートラインに並んだ。

また2周でちぎれた。今回はしっかりアウターだったけど、やっぱり身体が踏ませてくれなかった。もう今の自分の身体はひと月前の自分の身体とは別物になっていた。悪い意味で。

チームランキングも一夜にして2位に落ちた。ミネルヴァあさひさんはMカテのみならずE1も実力者を揃えているので順当な結果だろう。同じカテゴリに居ようと実力は雲泥の差。焦る一方だ。早く戦力になりたい。

大賢者・イナーメ香川さん曰く、元のコンディションに戻るまで2~3ヶ月は見た方がいいと、身体が高強度運動を拒絶しているうちは無理にトレーニングしても意味が無い、って

星十字騎士団に卍解を奪われた護廷十三隊の気持ちって多分こんな感じ

という事でしばらく気分を落ち着かせながら出来ることからやっていこうと思う。まずはベースの積み上げ直しと免疫力を取り戻していくところからだろうか。既にエントリーしてしまったレースは出場の方向で調整していく。


心身共にボコボコだけど、無理やり群馬に行って良いこともあった。SBC vertex racingの渡辺拓也さんと実に5年ぶりくらいに会えた。彼は自分が高校生の頃にお世話になっていたながくて練という練習会のエース選手で、当時毎週末憂鬱にさせられたくらい強かった。高三の頃に転勤で神奈川に行ってしまい、それからもSBCでご活躍されていた。今回渡辺さんもコンディションが上がっていなかったようで、降ろされるまでのグルペットで30分くらい一緒に走ることが出来て、高校時代の週末を思い出して少しばかり感慨に浸るシーンだった。次に会う時はもっと強い姿を見せます…


あとはついでみたいなもんだけど、こいつが全力出し切って走れた所を見れたのはまあ良かったかと

誰?

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