平田クリテリウム C2 2022/05/28
今回紹介したいのはルノー・ルーテシアRSトロフィー。
フランスで最も売れているコンパクトハッチバックであるルノー・クリオ。その日本限定の車名がルーテシアだ。ルーテシアとはパリを意味する古語らしい。なぜ日本市場ではクリオを名乗れないのか?その理由はホンダの権利が関係している。かつてホンダクリオという販売店があったためだ。
RSとはルノースポールの頭文字。ロードセーリングではない。つまりはルノーのスポーツモデルに与えられる称号である。RSの走行性能はベースグレードのそれとは全く違う性格をしており、ルーテシアもメガーヌもRSはベースの倍近い出力を誇る。そしてトロフィーの称号まで冠しているモデルは、ニュルブルクリンクで鍛え上げられたサーキット仕様の市販モデル。ただのRSよりも更に運動能力が高められた正にルノーのハイエンド。さてここからは実際に走行してレビューしていきたい。後編(6月号)へ続く
[注目すべき選手]
・mkw 優光、し〜まさん
あなたたち!?カテゴリ間違えてませんか!?!?と思ったがどうやら怪我やら不調で本調子ではないらしい。普段よく一緒に走ってるイメージだしレース前に打ち合わせしてた風だったので連携があると覚悟していた。
・名岐ベンド大西やんやん
顔がいい。前回刺されかけたし警戒。スタイルも自転車もいい。
[天気]
晴れ。気温が最高33°C程でレースまでの待機時間がかなり暑かった。こまめに水分を摂り、なるべく日陰で控えていないと後のレースでパフォーマンスを発揮しにくくなるので要注意だ。
[コース状態]
ドライ。第3コーナーの最速ライン上に砂が浮いてて少し怖かった。
[レース目標]
前回の忘れ物を回収する
[レース戦略]
今回は各地でレースがあり、選手が分散したため平田クリテはいつもより人が少なかった。C2も普段の半分くらいの出走で、少人数のサバイバルな展開が予想された。メンツ的に、強力な逃げは無いかなと思いスプリント展開にメイクするつもりで立ち回る。
[レース前の食事]
睡眠が足りず食欲が無かったのでパン1つとフルグラだけ。HMBとカルノパワーは食べといた。そして、レース1時間前のレッドブル。ボトルにはBCAAとクエン酸とβアラニンを溶かしたドリンク。糖質も入れたいけど粉飴がいいのかな?
[ウォームアップ]
トイレが長引いてしまい満足にできなかった。余裕を持ったトイレ計画を。
[スタート時の覚醒状況、やる気]
人数の少なさにビビりつつ、顔ぶれを見る。
[リザルト]
3位
[うまくいった点]
中間スプリントでmkwの2人が飛び出たので、そこを消耗させるコントロールが出来たこと。
[改善点]
2人を吸収した際に自らカウンターアタックをしかける余裕がなかったこと。
そして最後の位置取りに2回無駄な瞬間があったこと。
[レース後の痛み、違和感、不具合]
なし
[レース後のケア]
寿司
感想
アップが出来なかったので、レース前半は集団後方で負荷をかけた。キツイけど後半わりと脚が回るようになるので短いレースではたまにやる。でもアップできるならレース前にしておきましょう…
少人数なので予想通り後ろがキツいし縦に伸びる。そしてやたら第2コーナーでインターバルがかかりまくり、立ち上がりがキツい。まぁ緩むからなんとかついていける感じ。あとは最近頭角を現しつつある後輩、まぐたくこと村上に何回かアドバイスしながらこなした。
淡々とレースは中間スプリントへ。mkwの2人が協調姿勢で獲りにいった。なぜかまさみつとしーまさんが横並びになってて身内で殴りあってるのかと思った。そのまま2人が飛び出たが、なんとなくそのまま行くとは考えにくかったので消耗させるべく集団とのマージンをキープ。半周くらい泳がし、吸収したタイミングで「いまアタックしないと2人が消耗しないよ???」と隣に居たヤンヤンをたきつける。いい子なので攻めに行ってくれた。本当は自分も行って波状攻撃にすべきだったが余裕が無くて出られなかった。他にもやすとを利用して中切れを埋めさせたりと今回もいっぱい協力プレイができた。最終周回、とりあえずスプリントになると確信したのでまさみつの番手について位置取りのために集中し直す。
ところが最終コーナーは10番手くらいで通過してしまい、ワンテンポ出遅れてしまった。その後前に4,5人のかたまりがスプリント体勢に入るのが見え、その少し後ろに3,4人くらい遅れた人達が見えた。空いててかつ前の人達の視界に入りにくいラインを定め、自分もスプリントするが、Focusの選手に進路を塞がれ、一瞬ブレーキしてしまう。もう一度踏み直すと横のまさみつが手を上げる、どうやらしーまさんが勝ち確になったらしい?とか思いつつ目の前にはヤンヤン。彼にだけは勝つ‼️という思いで踏みちらしなんとか捲った。
が、写真を見ると彼は既にゴール前で踏み止めており、ハンドルから手を離していた。最後まで踏み抜かれていたら捲れなかったかもしれない。という事で今回も目の前にある勝利を零してしまった。
GW明けから仕事の環境が豹変し練習時間が確保できなくなり、ストレス爆増したことでパフォーマンスは現状維持が精一杯。退職するか。
それと、チームメイトが他に2人出走予定だったが実際スタートラインに居たのは自分だけだった。一緒のレース走って、色々説明したり考えさせながらヒントを掴ませたいけどなかなか難しい。どうすれば身内のレーススキルを高められるだろう。きっと理論に基づいた説明ができていないのが1つ要因としてあるんだと思う。チームメイトとの練習中に色々レースを想定した助言をすることがあるが、あれはきっと自分が得ている感覚的な部分を理論っぽくして伝えようとしてるだけなんだろうな。来期までにはC1で枚数揃えて一勢力になりたいところ。
・今月の写真コーナー
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