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ピンチはチャンス②

チャンスは、わかりやすくチャンスという顔をしていない。時と場合によっては恐ろしい顔をしているものだ。今の世の中の状況がまさにそうだろう。

多くの労働者は失業の、事業主は廃業の危機に脅かされ、強制的な方向転換を余儀なくされている。だからこそ方向転換がしやすいとも言える。時代のせいにして新しい生き方を模索するのだ。今までなら様々なろくでもないしがらみや、どうでもいい価値観を押し付けてくる周辺の顔色を窺ってしまって動けずにいたかもしれない。

でも今なら、世界的な情勢に責任を押し付けてしまえる。しかも誰も文句を言えない。文句を言うヤツが「どうかしてる」扱いを受ける。あなたは何も悪くない。

真面目にやっていればいつか報われる?

もしも今までそれを目的に仕事をしてきたなら、もうここが潮時だ。報われないかもしれなくても、別に構わない。そう思えることを気楽にやっていくのだ。これから先の人生を謳歌するために。

物事や出来事には常に二面性があり、善も悪もない。ただその物事や出来事を観測した人間の心と、価値観が印象を決定しているだけにすぎない。出来事はただ起きただけでは意味がない。そこにどんな意味をつけるかですべては変わっていくものだ。

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