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ミスiDっぽい自己紹介書いてみる


こんにちは。上岡由愛子です。本名っぽい偽名ですよ。

今年もミスiDに応募して、これから新しい方達に出会うかもしれない。

普段はそんなに、今風でいう「エモい」文章は書かないんだけど、候補者の女の子達の感情のエネルギーを見ているとそんな気分になったので、思いのままに書いてみよう。


◇私について

人と同じなのが嫌い。(たったの後ろ姿ですら誰かと間違えられるとがっかりする)かといって奇を衒いたいわけでもない。懐かしいものを見たときの「ウワアアアアーーーー」てなる感覚が好き。実際は自分が生まれる前の時代ものも好きだけど…。今どきの子にとっては昭和のように思えるかもしれないけど、90年代全般のファッションと文化がめちゃくちゃ好き。やたらカラフルで派手だけどそれがいい。「ダサかっこいい」、「ダサかわいい」は一歩間違えるとまずいのですごく尺度が難しいけどそれを目指したい。


◇これまでのことについて

イジメとかではないけど幼稚園~大学まで学校というものがだいぶ嫌いだった。一人ひとり違ってるのは当たり前なのに同調しないと「変な奴」扱いされ、皆に同じことやらせてできないと「ダメな奴」扱いされるところが。それにどんなに頑張っても報酬すら出ないんだから、結局あんま行くイミわかんないまま大人になっちゃった。

大学の頃、バイトの店長に「学校楽しい?」て聞かれたとき、「まだ何ものでも無くいられることが楽しい」みたいなことを言った気がする。それくらい「楽しい」って思えなかった。

今思うと、楽しくない理由はなんだったんだろう。友達がひとりもいなかったから?たぶん違うでしょうね。本当に気の合う子と会っていれば別だったかもしれないけど。学校は、校則に載ってるのか?てくらい「絶対に友達を作り、常に行動せねばならない」という空気しか感じられなくて、多少ムリしてでもみんなペアもしくはグループを作ってるように見えたよ。だって、高校入学したての頃に出席番号の近い子たちが固まってたけど、そのうち体育とかでクラス全体の交流が増えて、夏頃には「シャッフル」が起きてたから。それぞれが他にもっと気の合う子を見つけて、その後もとのメンバーが再集結したところなんかほとんど見なかった。

そんなに人といることが偉いんですかね。誰かを頼ることも必要だけど、一人でいるほうが「絶対に忘れ物をしてはいけない(借りる人がいないから)」、「絶対に先生の話を聞き逃してはいけない(聞ける人がいないから)」という力が身につくと思うけど。

あとは小学校低学年から引きこもり気味だったせいか、できないことが多かったのも原因だと思う。性格が明るければ「ゴメーン」とか言って済むもののそれができない。あと大人しくてもかわいいとか運動ができるとかだとヒエラルキー(そんなものは無いけど無くはないと思う)が高いところにいられる人が多い。当たり前なのにそれをズルいって思っていて、なんか失敗して責められる度に、トイレの鏡に映った瞳が半分しか出ていない自分の目を見ては「親に申し訳ない」という気分になった。

今学生の子で、学校が大嫌い、苦しいと思っている子がいれば、きっとチャンス!高校時代に戻りたがってる人はなんとなく多そうだけど、「戻りたい」って絶対に戻れないんだからそんなにいいことじゃないじゃん。それよりは「あの時より今がいい!」て言える人のほうが幸せなんじゃない?

◇今について

今は社会人してるけど、そういえば学生の頃までは「社会人になったらつまらなさそう!」て思ってたかな。マンガやアニメも学園ものが多いし。学生ならなんとなく「社会に守られてる感」を享受できるけど、一度働き始めたら出口のない道のように延々と働き続けて、コケちゃった場合は完璧に自分のせいみたいに責められるんだろうなって暗い未来しか見えてなかったかも。

でも実際は、「今のほうがいい!」って言える。絶対。学生の頃よりは使えるお金も増えるし。休日は少ないけどその分メリハリを持てる。どんな仕事に出会えるかによっても違うんだろうけどね。

あ、べつに私も完璧な社会人じゃないからそんなに引け目を感じないでくださいね。お小遣いが増えたとはいえ500円の社食を食べることすら贅沢だと感じるレベルだし、未だに「この人をCCに入れるべきか?!」とか新入社員みたいな躓き方をして悲しくなる時もある。

◇これからについて

私はポジティブと言われることがたまにあるけど、その原動力は上で話した分厚い雨雲に覆われたような青春時代から来ているのは間違いないと思う。

もうかなり長い間「友達」と呼べる女の子がいないことに気づきました。(ここでいう「友達」とは、気楽に連絡したり遊んだりする人)会社で関わる人と、たまに雑談するくらいで満足しちゃってそれ以上の関係を築かなかったのが原因かな?あと、職場が変わったりするとそこで途絶えちゃったりして。

今は不思議と友達が欲しいような気分になることがあって、そこで普段は表面的な発言しかしないものの、私の手の内を見せてみようという気になって書きました。(とはいえエモーショナルな内容ばかり発信するのはキャラじゃない気がするのでお似合いの子に任せて・・・)

ミスiDの子達は「女の子」というしがらみの中でもがいたり疑問を持ったりして、それでも前へ進もうとしてるとこが自分にリンクするんじゃないかなと勝手に思いながら、一緒に楽しんでいきたいです。

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