初手術・初入院 ~裂孔原性網膜剥離+白内障~

2020年10月、網膜剥離で、初手術・初入院。
簡単な記録を残す。

9/28(月)、左眼に違和感。
眼鏡が曇っている?
目やにが取れない?
いや違う。靄がかかっているように見える。
それと、飛蚊症が増えた感じ。

翌日も解消せず、飛蚊症が絡まった糸状になる。

週末になっても変わらない為、10/2(金)の午後、休みを取って、近隣の眼科へ。

各種検査と診察を受け、診断は、初期の網膜剥離とのこと。

破れた穴が大きくないので、レーザー網膜光凝固術によって進行を食い止めることに。
眼球に向けて、網膜の破れた箇所の、まだ剥がれていない部分にレーザーを照射し、焼き固める。周囲を2周、約40回照射。

■ 網膜光凝固術

翌日、診察にて、固定状況に問題ないことを確認。
翌週より、通常通りの生活に。

しかし、10/8(木)の午前中、視野下部に違和感。
時間が経つにつれ、上に向かって広がってくる。
終業時には下部3割程度が見えなくなる。
翌日午後、元々通院予定だった為、そのまま就業。

10/9(金)、午前中の時点で、下部半分が見えておらず、この時点で覚悟。
午後には、上部4割しか見えておらず、診察結果は、予想通り、網膜剥離の進行。レーザーでの固定より、強い力で剥がれた模様。
手術が必要とのことで、大学病院への紹介状を渡される。

10/10(土)、大学病院へ。
視野は、もうすでに、上部2割のみ。
各種検査を終え、診断結果は、裂孔原性網膜剥離と白内障。
朝一番に向かい、11時には診断され、症状と手術の説明を受け、即手術・入院が決定。入院の手続きをし、手術着に着替え、点滴を打つ。
一旦、病室に移動後、車椅子で手術室へ。
左眼はほぼ見えていない、裸眼の視力は、かなり低いので、手術室の状況は雰囲気のみで、まったくわからないに等しく、局所麻酔の為、左眼以外は、すべての感覚がある状態。
歯科の治療台のような椅子に座り、手術を受ける。
初めに、白内障の眼内レンズの挿入、その後、網膜剥離の硝子体手術を。
13:00頃に開始し、15:30頃に終了。

■ 白内障

■ 網膜硝子体手術

手術終了後、車椅子に乗り、病室へ。術後直後より、下向き生活の開始。
(網膜を貼り付ける為のガスが注入されていて、そのガスで剥がれた部分を押し上げなければならないので、下向きに)
1時間後には、点滴が外れ、絶対安静は終了。下向きで安静にする必要はあるものの、行動制限等はない状態。
原則、何をするにも下向きで、寝る時には、目を圧迫しないようにうつ伏せで就寝。
点眼は、全4種類。
6:00、11:00、16:00、21:00の4回。(朝夜のみ4種)
診察は、7:00~8:00の間。(主治医でないときは午後)
食事は、7:00、12:00、18:00。

10/10(土)15:30、入院。
10/11(日)、服用の投薬終了。
10/12(月)、眼帯終了。
10/14(水)、シャワー許可。
10/22(木)午前、退院。

ガスが抜けてくると、水が溜まりはじめて、視野が徐々に回復してくる。
退院時には、まだガスが抜けていない為、自宅でも、下向き生活は継続。

10/28(水)、ガスが完全に抜け、頭を上げて、通常の生活に。

10/30(金)、経過観察にて、通院。

11/2(月)、復職。

その後、11/14(土)、11/28(土)に通院し、大学病院での診察は終了。

12/12(土)、近隣の眼科へ戻る。

網膜の剥がれと眼内レンズの影響で、歪み、焦点が合わず、合っていない3Dメガネを変えているような状態。
歪みについては、直線が、縦も横も波打っていて、四角も、上底が短い台形に。
デスクワークで、データを見ることが多く、両目では見づらい為、左眼を隠し、右眼のみで就業。
そもそも、網膜剥離の手術は、失明を防ぐことであり、元の状態には戻せない。

現時点で、術後2ヶ月と3週間経過したが、見え方は変わらず、おそらく症状固定。

年明け、眼科にて、メガネの処方を受け、現状に合わせたものを作る。
おそらく、遠近用と手元用の2種類。

メガネでどこまで調整ができるか。
車の運転はできるようになるか。

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