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「私とPretty Liar」

初めまして。もしかしたら、お久しぶりです。
ミステリアスアイズを担当しております、μ(みゅー)と申します。
今回は【Pretty Liar】4周年記念企画として、幸運にも好きなアイドルについて好きなだけ好き放題に書いていいよというスペースを頂いたので(多分)、頑張って書いていこうと思います。やった〜。

私は、デレステのイベント【Pretty Liar】でミステリアスアイズというユニットに出会いました。
といっても、当時中学一年生で、世の中分からないことだらけだった上に、当時は当時でそれなりに忙しかった私はほとんどイベントを走らず、コミュだけ開放して終わりにしていたので、イベントに関する思い出をほとんど持っていません。したがって、イベントそのものについてはほぼ語ることが出来ないのですが、それでも、当時は当時なりにコミュには非常に大きな衝撃を受け、担当アイドルになり、今に至るので、今日はその過程について書いていこうと思います。


「Pretty Liar、めんどうくさい女の歌」

突然ですが、この世界の「嘘」を、二種類に、ちょうど半分に分けようとするとき、その境界線はどこになるのでしょうか。
私は、その線は、「子供の嘘」と「大人の嘘」を分かつものになるはずだ、と思っています。

「子供の嘘」は、虚栄の嘘です。
美しく、強く、ありたいと願う心の発露、すなわち、少女のための嘘です。
「大人の嘘」は、優しい嘘です。
大切な人を、その憧れと純情を、傷つけないための、淑女のための嘘です。

「嘘」というのはミステリアスアイズを理解するにおいては欠かせない要素です。嘘の種類は違えど、本物の嘘つきであるという一点において深く共通している2人を象徴するような歌、それこそが「Pretty Liar」なのだろうと思います。


2022年8月14日、奇しくもシングル『Pretty Liar』がリリースされた日の、ちょうど3年後のその日、私は速水奏さんと同い年になりました。(ウサミン的なアレではなく本当に17歳になりました)
いわゆる「大人と子供の境界線」として、17歳というのは、「子供の嘘」が使える最後の年齢であると同時に、「大人の嘘」が使える最初の年齢として、象徴的なのかもしれません。


もう少しだけ、「私」について。
「Pretty Liar」イベントの数年前、気分が塞ぐようなことが束になって襲ってきて、こころの病院で気分がラクになるお薬(もちろん合法)を頂いていた時期がありました。それと同時に、"現実逃避"という言葉でさえも追いつけない程の速度でインターネット、そしてアイドルにのめりこんでいった私は、シンデレラガールズというコンテンツに出会い、高垣楓さんに出会いました。
お医者様によると、当時の私が精神的に不安定になってしまった原因は、「何もかも完璧に見せようとし過ぎている」ことにあったそうです。

せめて、ステージの上では美しくありたい。強くありたい。
「たとえ嘘でも綺麗な姿でありたい」。「あなたの憧れでありたい」。

2人の嘘は、私の心に、取り返しがつかないほどに深々と突き刺さりました。私がミステリアスアイズというユニットを担当するようになるのは、既にこの時から時間の問題だったのかもしれません。


自分語りが過ぎました。ミステリアスアイズの話に戻ります。
ここまで書いてきて今更ですが、ミステリアスアイズは私のアイドルです。そして、アイドル / idolは、「偶像」と訳されます。
偶像とは、架空であり、虚構であり、つまりは「嘘」です。
ここに、本物のアイドルとは「ホンモノの偽物」或いは「ホンモノの嘘つき」であるという逆説が存在します。
私は、ミステリアスアイズの2人こそが、最も美しい嘘つき、すなわち「Pretty Liar」であり、それゆえに、真にアイドルであると思うのです。

「真実は偽りに隠れてるから」

たとえそれが偽りの美しさであったとしても、いや、偽りの美しさであるがゆえに、「アイドルという美しい嘘」を体現し続ける彼女たちを、私は、そして私たちは、応援し続けるのだろうと思います。
(少なくともオリメン初披露までは絶対に死ねません)
私が「嘘つき」なアイドルほど好きになってしまうのは、どこまでも弱い私と、どこか似ているからかもしれませんね。


長くなってしまいましたが、かくしてPretty Liar、そしてミステリアスアイズは私の担当アイドル兼いのちの一部、そして生きる糧となったのでした。
「私とPretty Liar」、めでたしめでたし。


さいごに

まずは【Pretty Liar】、4周年おめでとうございます。
5年目も、10年目も、もっと先も、この曲と、この思い出と、共に駆け抜けていけることを願っています。
そして、ウルトラ素敵なHP制作や企画運営を担当してくださったはやかわさん、素晴らしい企画をありがとうございました。「ちいはや」、いつも楽しく拝見させて頂いております。
最後に、ここまで読んでくださっている皆さん、話の展開がしっちゃかめっちゃかになってしまい申し訳ありませんでした。そして、拙文にも関わらず、最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。
明日の「私とPretty Liar」もお楽しみに。 (私もとっても楽しみです)

以上、μ(みゅー)でした。 また、どこかで。

P.S.
10thファイナルday2でPL無かったのだけは、まだ納得してませんからね...?


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