2016マーメイドS

レース後に予想記事書くとか斬新すぎる。
ここでお話したいのは、ハンデ重賞の攻略法。

実はこのマーメイドS、結構わかりやすい感じにハンデが組まれていた
まずは斤量順
56 メイショウマンボ、シュンドルボン
55 ココロノアイ、ナムラアン
54 タガノエトワール
53 ハピネスダンサー、ウインリバティ、リラヴァティ
52 レッドオリヴィア
51 アカネイロ、ヒルノマテーラ
50 ショウナンバーキン、ゴールドテーラー
49 シャイニーガール

では最大実績順にしてみよう
G1 メイショウマンボ
G3 ココロノアイ(3歳限定)、シュンドルボン
OP ナムラアン、シャイニーガール(3歳限定)
1600万 ハピネスダンサー、タガノエトワール、ウインリバティ、リラヴァティ
1000万 アカネイロ、レッドオリヴィア、ショウナンバーキン、ヒルノマテーラ
     ゴールドテーラー

と、基本的には古馬G3勝ちが56、古馬OP勝ちが55、1600万勝ちが53、1000万勝ちが51。近走成績が悪いメイショウマンボが56、対古馬がほとんどないココロノアイが55、1600万でまるで通用していないシャイニーガールが49と設定されている。
これを見ると、1クラス毎に2キロずつ斤量差をつけられていたことがわかる。
まず、これ自体がハンデキャッパーによる公式見解と見れなくもないがそれは別のお話。

このマーメイドSにおいて、クラス毎に定められた斤量の外にいた馬がいる。
タガノエトワール、レッドオリヴィア、ショウナンバーキンである。
あくまで私の見解ではあるが、他の1600万勝ちと大して戦績変わらないのに何故か1キロ見込まれたタガノエトワールは買ってはいけないことになり、1000万条件までしか勝っていない身ではあるが1600万で0.0秒差の勝負をしたレッドオリヴィアは1000万組より1キロ重いのは当然どころか、1600万組とほとんど変わらない力を持ちながら斤量が1キロ軽い状態であると見ることも可能であろう。ショウナンバーキンは…近走悪すぎて1キロ負けてもらったか。1600万で2着や3着があることを見ると、この1キロ負けてもらったのは舐められてるという見方ができ、ハンデ的には買いであろう。

波乱の要素があるとすれば、ノイズに近い位置のココロノアイの激走(凡走)、実績に比べると斤量が軽いメイショウマンボの復活あたりか。
各クラス毎に2キロ差と考えると、G3勝ちのシュンドルボンは実は1キロ軽いという考え方もでき、それだと人気馬が実は恵量というオチも有り得そうだ。

ハンデ戦は難しいという方も多いとは思うが、こうやって切り取ってみると案外わかりやすいハンデ戦もあるものである。
まあ斤量関係だけで馬券が当たるなら競馬は簡単。ここから調子やコース適性など様々な要素が絡むものではあるが、予想の一つの切り口として提案してみたい。
「ハンデ戦は計算で買え」