プラントドクター職(MEグループ/株式会社テクノ・スタッフ 社員インタビューVol.2『仕事への探究心が成長に直結する』

マイスターエンジニアリンググループの株式会社テクノ・スタッフは、石油精製・石油化学プラントの設備診断・設備管理・コンサルティングの技術サービスを提供する企業。1990年の創業以来、「プラントドクター」として多くの実績を積んできました。
そんなテクノスタッフでは、現在新卒採用・中途採用を行っております。本日は、プラントドクター職として活躍されている入社2年目のTさんに、プラントドクター職の魅力や会社の雰囲気などをお伺いしました。

大手企業の内定を辞退し、就活を再開した理由


―—本日は宜しくお願いいたします。まずは簡単な自己紹介からお願いいたします!

入社2年目、プラントドクター職のTと申します。主にお客様のプラント設備点検や、メンバーが点検した内容の評価、国の認定を受けるための資料作成業務などを担当しています。
学生時代は小学生~高校生までサッカー部に入っていました。今でも、地元に帰った時には友人とフットサルを楽しむこともあります。

―—Tさんがテクノ・スタッフを受けようと思ったきっかけは何ですか?
就活を始めた当初は、とにかくネームバリューのある大企業を目指していて、ある大手IT系企業から内定もいただいていました。しかし、じっくりと自分の今後の目標について見つめ直した結果、やはりより早くスキルを高め、成長を目指せるベンチャー企業に入りたいと考えるようになったんです。IT企業の内定を辞退した後は就活を再開し、大学で学んだプラント関連の知識が活かせる企業を探しました。そのなかで見つけた会社の一つがテクノ・スタッフでした。

―—さまざまな企業を見ていくなかで、最終的にテクノ・スタッフへの入社を決めた理由を教えてください。
会社を訪問した際、会長と社長が私と会ってくださり、いろいろな話を聞けたのが決め手だったと思います。いきなり経営陣とお話しするパターンは珍しいと思いますし、当時は少し驚いたのですが、会社として本気で応募者と向き合ってくださっているのが伝わってきて、好印象でもありました。
その場では、会長と社長がテクノ・スタッフの業務内容について詳しく説明してくださいました。会社にとって都合の悪い情報を隠そうとする企業も多いと思いますが、大変なことも包み隠さず教えてくださり、信頼できる企業だと思いました。また「ぜひうちにきてほしい」とおっしゃっていただいたことも入社を決める後押しになりましたね。


自らの成長を実感した時に喜びを感じる


―—入社前後で抱いていたイメージとのギャップを感じることはありましたか?
入社前は、すぐ現場仕事に就くのだと思っていました。でも実際には、入社後3ヶ月間は仕事に必要な基礎知識を学ぶ研修期間。初めてプラントの現場に行ったのは6月頃でしたが、その現場でもいきなり作業に参加するのではなく、しばらくは先輩の仕事を近くで見学していました。
最初の1年間は研修に参加したり、仕事に必要な知識を学んだりする時間が長く、あまり現場に出なかったので、ギャップを感じました。私は早く仕事を覚えて成長したいという気持ちが強かったので、正直もどかしさも感じていました。2年目の今は、現場にいる時間がかなり増えたので、仕事内容に関してギャップを感じることはありません。

――仕事をしていて「大変だな」と感じる瞬間はありますか?
時期や現場の状況によっては残業や休日出勤が増えるので、体力的な意味で大変だと感じることはあります。ただ、業務時間が増えれば、その分多くの仕事をこなすので、「仕事をより早く覚えられる」「やればやるだけ成長できる」という気持ちで取り組んでいます。だから、仕事をしていて精神的につらいと思うことはないです。サッカー部で鍛えられたメンタルと、負けず嫌いな性格がこの考え方に影響しているかもしれませんね。(笑)

―—では、反対に仕事で楽しさ、やりがいを感じる瞬間を教えてください。
自らの成長を実感できた時にやりがいを感じます。例えば、入社後、比較的速いタイミングで「主担当」と呼ばれるポジションに昇格できた時や、新しい仕事を任せてもらえた時は、やりがいを感じられました。会社からの評価=成長だと考えているので、自分の成長が目に見える形になるとやはり嬉しいです。

―—仕事をするうえで心がけていることはありますか?
一つは、わからないことをわからないままにしないことです。ただ、わからないことをすぐ人に聞くのではなくて、まずは自分で考えたり調べたりして、それでもわからない時にだけ先輩や上司に質問をするようにしています。簡単に手に入れた知識はすぐに忘れてしまうものだと思うので、まずは自分で調べてみることが大切だと考えています。
それから、自分にはケアレスミスが多いという弱点があるので、提出する書類は何度も確認してから出すことも心がけています。

どんな状況でも、最適な提案ができるようになりたい


―—現在、入社2年目のTさんですが、今後5年目、10年目にどのような仕事をしたいと考えていますか?
5年目、10年目のことは正直まだ想像できないのですが、3年後には現場作業よりも検査内容をチェックする仕事を多く任せてもらえるようになっていたいです。
設備診断だけではなく、診断結果をもとにした保全計画やメンテナンス内容の提案まで行えることが当社の強みの一つです。プラントドクターとしてお客様にとって最適な提案をしていくためには、現場作業だけでは得られない経験や知識を貯めていく必要があると考えているんです。
現場では、思わぬトラブルが発生したり、深刻な設備の損傷や腐食が見つかるケースもあります。さまざまな経験を積んで、前例がないような出来事が起きた場合でも、課題解決のために理にかなった提案ができる人間になりたいです。

―—仕事でステップアップするために取得しなければいけない資格もあるのでしょうか?
はい、たくさんあります。今はちょうどボイラー整備士の資格試験に向けて勉強しているところです。仕事が忙しい時期でもあるので、あまりまとまった勉強時間を確保できないのですが、仕事が終わった後や休日の隙間時間を使って勉強しています。

―—資格取得に向けて、会社や上司からのサポートはありますか?
取りたい資格がある時は、会社がテキスト購入費を全額補助してくれますし、合格すればお祝い金も出ます。すでに資格を取得している先輩から情報やアドバイスをもらうこともできるので心強いです。

向上心・探究心がある人にマッチする仕事


―—テクノ・スタッフでの働き方はどんな方に向いてると思いますか?
「バリバリ働いて稼ぎたい」という考えがある方、ベンチャー気質を持ち合わせている方にはすごく合っている職場だと思います。現場仕事にはある程度の体力が必要ですし、残業も少なくありません。1〜3ヶ月間程度の長期出張も多いです。ただ、働いた分だけしっかりと稼げますし、スキルを身に付けて成長していくことができます。個人的には、そこが自分に合っていると思っていて、やりがいを感じながら働いています。
また、専門性が高い仕事でもあるので、興味を持てば持つほど自身の成長を感じられるのではないかなとも思います。そういう意味では、好奇心や探究心のある方、オタク気質な方も向いているのではないでしょうか。新卒の方に関しては研修にもかなり力を入れている会社なので、楽しみながら知識を身に付けていけると思います。

―—Tさん個人としては、どんな方と一緒に働きたいと思いますか?
素直で、向上心のある方だと良いですね。例えば、積極的に質問をしたり、手が空いた時に周りの人に「何かできることはありますか?」と聞ける人は貴重だと思うので、そんな方と仕事ができたら嬉しいです。

―—最後に、テクノ・スタッフへの応募を検討してくださっている学生様に対してメッセージをお願いいたします。
プラントに関する知識がなくても、新しいことに挑戦したいという気持ちがある方であれば大歓迎です!