【???】スピードプレイとアシオマを分解してみた
さて、まずはこちらをご覧下さい。
私以前からずっとこれが気になっていて、手元に融合素材が一応いるということなので少し検証してみました。
やっぱり僕自身スピプに未練タラタラです。アシオマの回転クルックルでかえってキャッチしにくいと思うのは僕だけではないはず。手放して更に思い知らされる両面キャッチの快適さ。
※今回使用したスピプは、現行の1個前のやつです。
ワフーが出したかっこいい現行モデルと各部寸法がどう違うのかは未確認です。
まずは両者の分解から入りましょう。
①スピードプレイ分解
もはや今更レベルの話です。調べたらいくらでも出てきます。
必要工具あたりをさらっと流して終わりにします。
反対側のスナップリングも外し、中に入ってるベアリングは3個でした。
スナップリング用の工具はあってもなくても大丈夫でした。勿論あったほうが良いです。
以上分解終わり。中には汚いグリスが僅かに残ってる程度でした。ズボラに使い潰してごめんな…
②アシオマ分解
これはスピプほどじゃないけど、分解手順は探せば一応出てくるし現物見ながらでも大丈夫です。
まずは必要な工具から。
2箇所緩めればポロリだったので作業は割とシンプルでした。しかし……
で問題は次なんですが、スピプはT20のボルト留めだったのに対してアシオマはナット留めです。
ナットだけ緩めようとしてもシャフトが供回りするので、ペダル取り付け穴に8mm六角をあてがうわけですが…
ナットを緩めるために必要なソケットが9mmとかいう微妙なサイズ。自宅の8と10どちらも嵌らなかったため、呆れながらハ○ズマンに買いに行きました。僕の見間違い(?)かと思ったけど本当に9mmでした。
また、ソケットを突っ込むスペースも結構際どくて、内径が13mmちょいしかありません。
できる限りスリムなソケットを買わないと、ボディの穴に入らないという事象が起こりえます。僕もかなりギリギリでした。
ナット自体は恐らくM4~5だと思います。ここは憶測です。すみません。
あとは引き抜くだけです。シャフト根元側にフランジ付きのワッシャーみたいなのが1枚入ってるため、無くさないようにしましょう。
こちらもベアリングは3個。スナップリングなど特に抜け止めの類はありません。以上分解終わり。
さて、本題です。
③スピプボディをポン付けすることは可能なのか
無理です。1箇所ベアリングが合いませんでした。先端から2個目のベアリングです。
内径が狭くてアシオマのシャフトに入らなかったのと、あと厚みを0.5~1.0mm薄くしないと隣のベアリングと突っかかりそうです。
スピプに付いてるベアリングに対して内径+1.0mmで、厚さは-1.0mmだと思います。
ただ、見てくれだけならそれっぽく組むことは可能でした。
取り付けできなかったベアリング1個が抜けているため、その厚みぶんボディがスコスコ動くので使い物にはなりません。当たり前ですが。
ちなみによく見てもらうと、ナットがはみ出ています。…が、これはベアリング抜けてるぶんドン突きまで突っ込んでいたためです。後から気付きました。
ベアリング揃えて、抜け止めのスナップリング付けて…とスピプを一通り組み立てるとナットはギリはみ出ない見込みです。
必要なベアリングの正確な寸法は控えますが、どうもJIS規格でドンピシャなものは無いようです。
内径だけ大きいものならあったと思うので、薄いアルミシムか何かを綺麗に巻けばもしかすると……です。
実践した方がいれば、どう組んだか僕にこっそり教えてください。
ちなみに、Qファクターはスピードプレイ(53mm)から片足約4mm増えそうです。
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