「まさか」が私にやってきた! 〜肋骨骨折①〜
それは先日の日曜日、書く朝活前の出来事だった。
目覚めると横に長女がいない。
「あれ?…あ、これはソファで寝てるな…」
案の定、父親が留守なのを、休みなのをいいことに彼女はソファで寝ていた。
起こすのも悪いのでと思って、電気をつけずに行動する。
和室を出てすぐ、リビングに出たところで掃除機に蹴躓く。
「誰だ?こんなところに置いてるのは」
(長女に確認すると、私だったらしい…)
「充電切れてたな。充電しておかなきゃ」とコンセントのある方へ移動していたその時、事件は起きた。
もう少しで、コンセントに辿り着く。
少しかがみ気味になっていただろうか。
そのタイミングで、何もないと思っていた足元のトランポリン(クッション型)の角を踏み外す。
一瞬のことに何もできないまま、全体重をかけてソファの手すりの一番固い部分に肋骨を横からぶつけた。
声にならない声を出し、うずくまる。
身体が熱い。
脂汗が滲み出てくる。
長女が「ママ大丈夫?」と目を覚ます。
背中をさすってくれるが、それすらも苦しい…
「だ、大丈夫…じゃないけど、大丈夫」
微動だにできない身体で答える。
その言葉に安心したのか、彼女はまた眠った。
ぶつかったところを触る。
わかるような骨折はない。
息もできる。
とりあえずは大丈夫か。
でも、どうしよう…
夫はいないし、子ども達も寝ている。
朝活、どうしよう。
残り2日だから参加したい。
そうだ、相談しよう!
這いながら布団に戻り、整体をやっている朝活仲間に、個別チャットを送る。(布団から参加する気満々だった(笑))
知ったらみんな心配すると思って内緒にするつもりが、バレてしまう。
記事もアップし、しばらく布団の上で静止していた。
数時間が経過(笑)
生理現象には勝てない。
トイレに移動しようと立ち上がると、激痛が走る。
「え?どうしたらいいの?」
若干パニックになりながら、移動しているとやっと子ども達が起きてきた。
事情を説明するが、上2人は予定があるからとさっさと家を出る。
長男に至っては、固まっている私を見て、「極限状態が面白すぎるんだけど」と薬だけ渡して、何の同情もなく出ていった。。。
長女が一人、「○○が家事やってあげるからね」と声をかけてくれる。
「ありがとう(涙)」
早速洋服の着替えを手伝ってもらう。
この歳で介護されるとは思わなかった。。。
それにしても、どんな姿勢でいても痛いのはなぜだ?
このままだと何もできないと思い、鎮痛剤を飲んだ。
えぇ、これまでの人生で、骨折とは無縁の生活を送ってきた私。
このまま無縁でいられるとなぜか思っていたので、まさか骨折を体験することになるとは…
「こんな初体験はいらんぞ〜(いらんぞ〜いらんぞ〜(エコー)」
とお薬が効いてきた頭で思った。
to be continued