革の個性であるキズを愛せますか？

メインで使わせていただく革を
イタリアンレザーから
エコレザーの豚革に切り替えた 
Hisagoです。

分かりやすく簡潔にいうと
『人と環境にやさしい革です』
『赤ちゃんが触れても安心です』

みなさんの興味は大きく、
少しずつ豚革での
ご注文いただいてます。

そのうちの一人、とあるお客様。

『あの～、ぼく、革にもともとある
天然の傷とか大好きなので、裁断の時に
わざわざ避けなくていいです。
つめてカットしてください。
目立つ場所でも大丈夫です。』と
お伝えしてくれました。

そんなことおっしゃる方ははじめて。

いつも丸革や半裁を広げては
傷・穴・皺・繊維の緩いところを
避けてパーツ取りをします。
そして相当悩んだりするもの。 

一昔前ではクレームの対象。
「革にキズがあるっ！」なんて
大騒ぎになってしまう人間目線の時代。

なのでこの発言、
ちょっと感動しましたし、
やっとそういう時代が終わったなと
実感することが出来た一件。

革を無駄にしないでくださいって
気持ちが伝わりましたもん。
相当つわもの、分かってらっしゃる！

革職人の方には共感いただけると思います。
【動物と環境にやさしい人間】＾＾。

ちなみに加工の違う3種の豚革の中より
豚革の最も特徴的といえる
【三角に連なる３点毛穴】が
一番目立つ種類をチョイス。

このチョイスもさすがです。
ありがとうございます。

革のよいところとは
先にあげた傷・穴・皺など
個性を感じあじわうこと。

つくる側もつかう側も
動物に感謝して使わせていただく。
ほんとにそれしかありません。

Hisago
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