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【中山記念 2024】最終予想

どうも、工藤新一です

今回は開幕週で行われる日曜の中山メイン「中山記念(G2)」の最終予想記事になります

まず初めに先週のフェブラリーS(G1)は事前にXにて挙げおりましたが、◎ペプチドナイルが1着にて的中!


今年一発目のG1をしっかり当てる事が出来て良かったです。スタート後に砂を被ってしまうと嫌なタイプなのですぐに先行策を取ってしっかり好位をキープして乗った鞍上・藤岡佑介はお見事でした。ダートの主力は海外に行っていたこともありましたが、ハイペースの中を先行してタフさを見せれた好内容で、2走前に覚醒していた印象でしたが、今後も大きな舞台で活躍はしてくれるはずでしょう

勢いよく今週の中山記念(G2)もしっかり当てていきたいところ。開幕週という事もあって『先行有利』になりがちな同レース。去年も逃げたドーブネがしっかり3着に残っているように穴を空けるなら前という傾向は変わらずでしょう。という訳で、予想です!

中山記念 2024 予想

◎エルトンバローズ
○ラーグルフ
▲マテンロウスカイ
☆ボーンディスウェイ
△ソールオリエンス
△ヒシイグアス
△ソーヴァリアント
△ジオグリフ
△レッドモンレーヴ
△ドーブネ

◎エルトンバローズ

実績も能力もここではトップクラスで先行力があり最後までしぶとい脚を使えるタイプ。更には小回りの舞台は福島芝1800mを完勝している経験がありますので全く問題はなく、距離もこのぐらいがベストっ条件。先に向けての一戦ながらもここは好走の可能性は十分に考えられる舞台設定

前走のマイルチャンピオンシップ(G1)はそれなりにハイレベルなマイラーが揃っていた中でレースでの道中は好位をしっかりキープ。ペース的には600m通過34.3→1000m通過58.2秒と後半に掛けて一気に流れていった中で馬場のいいところを走りながら最後の直線でもジワジワと伸びて4着。結果的には上位の末脚のキレに屈しましたが、展開を考えれば強い内容でしたし、当時はまだ3歳だった事を考えても次に繋がったというレースでした

2走前の毎日王冠(G2)はソングライン、シュネルマイスターといったG1馬が揃っていたメンバーの中でごまかしの利かない東京芝1800mでのレースを先行してそのまま上がり33.8秒を使って粘りを見せの勝利と好内容。完璧に立ち回った鞍上の腕もありましたが、ソングライン、シュネルマイスターの末脚を封じての勝利は明らかに勝ちのある一戦でした

有力馬の中でも好位で競馬が出来そうなのは良さそうですし、その手の馬に乗った時はセンスの光る騎乗を見せてくれる鞍上・西村も信頼して良さそう。枠も5枠9番と前に行きそうなドーブネより外なら出たなりに先行ポジションは取れそうなので好枠。レースセンスの高さが大事になってくるこの舞台でも大崩れはしないとみています

○ラーグルフ

去年の同レースで2着のリピーターでまだまだ成長の見込めるモーリス産駒。中山芝コースは中山金杯(G3)での勝利や過去にはホープフルステークス(G1)
3着など実績はあり、やや人気を落として挑める点も妙味的には良さげな一頭

前走のAJCC(G2)ではやや前が有利の展開の中で道中は後方寄りをキープしており、最後の直線に向かってからも一番外を回すロスがあった事が痛恨。それでも最後しっかり末脚を使って差を詰めれていましたし、乗り方ひとつでもう少し差は詰めれていたというようなレース内容でした。鞍上・三浦も「終始馬場に脚を取られてハミに頼って走っていました。外に出してからは伸びてくれましたが、状態がすごく良かったので良馬場なら違ったと思います」とコメントしており着差以上に負けてなかった印象

2走前の札幌記念(G2)は特殊馬場となった洋芝でのレースだったのでやや参考外という感じでしたし、休み明けの緩さがあったというコメントからもそこまで気にしなくて良さそうな負け方。去年の同レースでは前が有利になる舞台ながらも勝ち馬ヒシイグアスより後ろでレースを進めながら一番外を回ってグイグイと伸びており、最後こそ差し切れなかったですが、上がり2位となる34.7秒を使っての2着はここへの舞台設定の高さを感じさせるような結果でした

鞍上・三浦がどう乗ってくるかも気になるところですが、おそらく前走も不良馬場に脚を取られていなければもう少し前に行けたでしょうし、今回もそれなりのポジションをキープして最後脚を使えるような競馬が出来れば上位に来れてもいい能力は持っているはず。こちらも5枠10番なら好枠を引いた印象でここは開幕週でも食い込みに期待したいところです

▲マテンロウスカイ

小倉でのレースを見た感じでは小回り1800mという舞台設定はいかにも向いてきそうで、前走からの1F距離延長もこの馬にとってはプラス。モーリス産駒らしいパワーがあり、先行してしっかり粘れる脚質は開幕週でこそ活きてきそう

前走の東京新聞杯(G3)はやや忙しい東京芝1600mでのレースでしたが、好スタートから先行集団を見る形の5.6番手辺りをキープしつつ最後の直線に向かってからは前が開けた良いポジションから良い脚を使っていましたが、最後は上位勢のキレ味に負けての5着。それでも勝ち馬からは0.3秒差でしたし、重賞でも十分やれるという能力は見せれた一戦でした

2走前のリゲルステークス(L)はとにかく好内容というレースっぷりでスタートしてからダッシュを付けてそのまま逃げたアナゴサンを可愛がる形の2番手をキープするとスロー気味の展開の中で最後の直線に向かってからは手応え良く伸びており、ゴール板手前ではドゥアイズ、エスコーラの追撃を凌いでの勝利。展開はやや恵まれた感じはありましたが、折り合えば強さを見せれるという点は好印象でした

鞍上・横山典弘×マテンロウ冠の組み合わせはお馴染みではありますが、この組み合わせでのポツンは考えにくいですし、トリッキーな中山を得意としている鞍上で挑める点は良さげ。ここは騎手も込みで期待の方が高い一戦という感じです

☆ボーンディスウェイ

全4勝の3勝は中山芝コースで中山での成績は(3.2.1.5)と着外のレースはホープフルS(G1)、皐月賞(G1)、セントライト記念(G2)といったハイレベルなところを戦っており、今年のメンバーで得意舞台でやれるのであれば怖い一頭

前走の中山金杯(G3)にしてもやや手薄なメンバーながらも好枠からしっかり先行出来ており、4コーナーでスッと抜けていい脚を使って上がってきたときにはまさに理想的な形となり勝ったと思わせるような手応えでしたが、結果的には先に抜け出したことで目標にされる立場になってしまい4着という内容。それでも得意舞台では重賞でもやれる力は見せてくれましたし、成長力のあるハーツクライ産駒らしさも見せてくれたレースでした

2走前の常総ステークス(3勝クラス)では3番手キープから4コーナーでスッと前の2頭を捉えきるとそのままジリジリと伸びて何とか耐え凌いでの勝利。先に動いた事でここでも目標にはされましたが結果的にハナ差での勝利は価値のある内容でした。鞍上・木幡巧也も「前回乗せて貰って、ジリ脚っぽい印象がありました。それを踏まえて、積極的な競馬をしました。ペースは流れていましたが、この馬の能力を信じて運びました。最後も良く盛り返してくれました」とこの馬の適性をしっかり理解できている点は良さげ

その鞍上・木幡巧也が継続騎乗で乗れるという点は良さそうですし、開幕週で前で立ち回ってくれそうな今回は展開的にも向いてきそう。ここは積極的な競馬が出来れば掲示板以内に残るという事は十分にあってもいいはずでしょう

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