2021/09/30
9月が終わろうとしている。
私はあの子に何かしてあげられたかな。
約4年ほどかかわってきた子が今日で会うのが最後だった。死んでしまったのではないからご安心を。でもあの子のこれから先を一緒に歩めないと思うと残念。
会った時は妹キャラだったあの子は、この4年でずいぶんお姉さんになった。1年ほど前、宿泊する機会があった。その夜その子は自分の将来について悩んでいた。私はその子の話をただ聞くことと、その子自身の環境はおいてもっているいいところを伝えることしかできなかった。
その日は話が止まることはなく、ずーっと話していたそうで。でもその子の力になれたかどうかは本人しかわからない。
最後の日、その子と他の子と一緒にゲームをして過ごした。いつもよりテンションが低かった。疲れているんだろう、これまでとのこの居場所のギャップに、無理して頑張ってきた自分に。
帰り際荷物をつめて、「帰ります」と伝えた。
私やもう一人からの「さよなら」に返事がなかった。もっと最後の日だねって触れてほしかったのかな。さみしくてさよならって言えなかったのかな。怒っているのかな。これからは来れないのかぁとか思っているのかな。
申し訳ないが、環境は変わる。
人がいるからそりゃあ変わる。
昔と違う、前の方がよかった。
そう言われることはあるが、そんな過去にはすがらないでほしい。今をよくする力はないんだから。私ももういっぱいいっぱいなのだ。
ドラえもんの秘密道具でもない限り、人を増やすことはそうそうできたない。
わたしももういっぱいなんだということ。
とにかくその子の未来を明るくあってほしいことを祈ってみる。
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