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【YouTube】チャンネル登録者数1,000人と総再生4,000時間を達成するためのアイデア

今回のテーマは、こちらです!

【YouTube】チャンネル登録者数1,000人と総再生4,000時間を達成するためのアイデア

私の体験談や実際のデータを踏まえつつ、ご紹介していきます。

こんにちは、宮下です!

いつもご視聴いただき、ありがとうございます。

YouTubeで動画発信をされている皆さん!

ご自身の会社で・お店で、あるいはあなた自身で運営されているYouTubeチャンネル、

「なかなか伸びないなぁ…」

と感じていませんか?

実際、当チャンネルにアクセスしていただける方々の多くが、

「YouTubeチャンネルがなかなか伸びない」

というお悩みをお持ちのようです。

TwitterなどのSNSで、フォロワー数100件を達成するよりも、YouTubeのチャンネル登録者数100件を達成すること。

それは、特に「何もない」という状態から始めるなら、YouTubeのチャンネル登録者数を伸ばすことの方がはるかに難しいと、私は考えています。

テレビや別のSNSで、日常的に数万人規模またはそれ以上の方々に見られるお仕事をされている方(されていた方)ならば、話は別かもしれませんけれどね。

YouTubeチャンネルの登録者数1,000件というのは、

「収益化を目指して、登録者数1,000件・総再生4,000時間を達成したい!」

という方はもちろん、

「収益化は意識していないけれど、なるべく多く動画を見て欲しい」

という方にとっても、1つの通過点と考えられます。

とは言え!

皆さんが検索で

「YouTube チャンネル登録者数 伸ばす」

みたいなキーワードで検索したとして、どのような動画が検索結果に表示されているでしょうか?

「YouTube チャンネル登録者数 伸ばす」で検索すると…

もしかしたら、その多くが、登録者1万件やそれ以上の「大手のチャンネル」なのではないでしょうか?

当チャンネルの登録者数は、この動画の台本を作成している2023年3月時点で1,000件を超えていますが、

「YouTube チャンネル登録者数 伸ばす」

で検索して、おそらく1位に表示されてはいないはずです。

YouTubeチャンネルを伸ばす方法ならば、それに関連するジャンルで発信されている「より大手のチャンネル」のほうが断然有利。

そう思います。

ただし。

ノウハウを紹介しているYouTubeチャンネルの運営者さんが、

「0から1,000件まで伸ばしたころのノウハウ」

と、

「あなたがこの動画をご覧になっている時点のしくみで1,000件まで伸ばす方法」

とは、最適解が異なっている場合もあります。

なので、皆さんがチャンネル登録を伸ばしたいと思っている時点での、なるべく最新に近い情報を得て、参考にしていただきたいと、個人的に思っています。

いずれ私のこの動画も、ノウハウとして役に立たなくなる日も来ると思います。

でも、その時は、その時点での最新の情報をもとに

「チャンネル登録1,000件&総再生4,000時間を達成する方法」

として、新たに誰かがノウハウ動画を発信していって欲しいと思っています。

ということで、今回の動画では

「YouTubeチャンネルをゼロから伸ばして、登録者数1,000件と総再生4,000時間を達成する方法」を、私の体験談をベースにご紹介していきます!

今回の動画の目次のご紹介です!

【1】まずは100件!チャンネル登録者数を伸ばす初期の戦略
【2】達成済みチャンネルのご紹介とジャンル選定のポイント
【3】目指せ1,000件!チャンネルを伸ばす7つのポイント
【4】最後のひと押し!ショート動画でチャンネルを伸ばすアイデア

では。

YouTubeチャンネルを伸ばすアイデアを順にご紹介していきます。

まずは、YouTubeのチャンネル登録者数をゼロから100件まで達成するための戦略・アイデアの部分をご紹介します。

100件までのアイデアは、私が携わる2つのチャンネルで実際に実践して、登録者数100件を達成したものです。

今回の動画に共通する注意事項としまして「この方法を実践すれば、YouTubeチャンネルは確実に伸びます」という確約はできませんが「ここでのアイデアの一部又は全部を使ってチャンネルを伸ばした事例は、一応あります」といった程度に捉えてください。

また、チャンネル登録100件まで伸ばしたアイデアのご紹介ののち、

「実際にどんなチャンネルで実践したのか?」

という具体例も、途中でご紹介します。

ちなみに。

noteのこちらの記事の有料部分の価格は、私が実際のチャンネル登録者数と関連づけています。

初版と言いますか、初回はチャンネル登録者数1,000件に関連づけて「1,000円」から。

次の改訂でコンテンツの追加や更新があった場合は、その時点でのチャンネル登録者数を価格とさせていただいています。

「noteでじっくり読みたい」
「プリントアウトして書き込みながら考えたい」

という方には、早めにゲットした方がおすすめという構造になっています!

では。

まずは、チャンネル登録100件まで伸ばすアイデアのご紹介からです!

無料版でも「100件まで伸ばすアイデア」だけはご覧いただけますので、どうぞじっくりご覧ください。

【1】まずは100件!チャンネル登録者数を伸ばす初期の戦略

まずは、YouTubeチャンネルの登録者数を「1,000件」ではなく「100件」まで伸ばすアイデアのご紹介です。

さっそく、結論からいきましょう!

手順は、大きく分けてこちらの6つでした。

(手順1)伝える内容・伝え方を決める
(手順2)伝える対象を考える
(手順3)まず30本動画を投稿する
(手順4)データを分析する
(手順5)伸びやすい方向に特化する
(手順6)100本まで継続する

これらを順にご紹介していきます。

(手順1)伝える内容・伝え方を決める

まずは「何を伝えるか?」の部分から決めていきましょう。

視聴者に「何を」伝えるか

とは言っても、特に企業やお店のYouTubeチャンネルの場合は、大まかに決まっている場合も多いでしょうね。

「当社のこと」
「当店のこと」

あるいは、個人の方のYouTubeチャンネルでも、だいたい決めている場合もあるかも知れません。

まず最初の段階では「だいたい」でも結構なので、YouTubeチャンネルで発信する内容・ジャンルを決めておきましょう。

続いて「どうやって伝えるか?」の部分を決めます。

視聴者に「どのような形式・手段で」伝えるか

YouTubeに限りませんが、動画のジャンルは同じでも、チャンネルの目的や立ち位置によって、様々な伝え方があります。

風景や建物、そしてグルメなどをメインに扱うにしても、決まったテンプレートのまま撮影するのか。

あるいは、動画を見る人が「あたかも実際にそこを訪れているような雰囲気の画角」で撮影するのか。

撮影の仕方もさまざま

トークをメインにするチャンネルの場合も同様です。

明るく、ときにギャグやジョークなどで楽しみながら発信するのか。

あるいは、真面目に淡々と語っていくのか。

話し方で視聴者の方々に与える印象もさまざまです

この「どうやって伝えるか?」の部分を決めるには、YouTubeでの「既存チャンネルのリサーチ」も必要です。

このリサーチには、じっくりと時間を使ってください。

観点は、こんな感じです。

「このジャンルで、こういう伝え方をしたいけれど、既にそういうチャンネルは無いか?」

あるいは、

「このジャンルのチャンネルを作りたいけれど、既存のチャンネルはどんな伝え方をしているか?」

といったものです。

(手順2)伝える対象を考える

次に考えたのは「誰に」の部分でした。

つまり「ターゲットの決定」です。

具体的には、年齢や性別、職業、生活スタイルなど

「主に、どのような方々に見ていただくか?」

という部分です。

のちにご説明するチャンネルで私は、性別では「男性」向けにと考えました。

というのも、理屈っぽく語るスタイルは、どちらかと言うと女性には、あまり好まれないと考えたためです。

なので、男性をメインにしつつ

「女性だけど、こういうジャンルも好きだよ」

という方はもちろん歓迎、といったくらいの考えで設定しました。

次に年代は、おおむね1990年生まれより上の世代の方々を選びました。

この動画の台本を作成している2023年3月の時点で、おおむね30代またはそれ以上の世代の方々がメインということです。

もちろん、それより若い世代の方々の中で、

「自分もこういうジャンルは好きだよ!」

という方々も、もちろん大歓迎というスタイルです。

この目論見の元で、私がチャンネル登録1,000件を達成したチャンネルを運営していったところ……、

「ほぼビンゴ!!!」という状況でした。

(手順3)まず30本動画を投稿する

次は、動画を作ってアップする番です。

伝えるもの・伝え方・ターゲットを決めてから動画を作ります

ここまででご説明した、手順1・2の前提をしっかり守りながら、ひたすら動画を継続してアップしていきましょう。

大切なのは「どんなジャンルのチャンネルでも、まずは30本投稿してみる」ということです。

YouTubeチャンネルで

「再生回数も登録者数も増えない!伸びない!」

とお悩みの方々が多いのが現状のようです。

でも、動画30本以下で「伸びない」とお悩みの場合の原因は、そのほとんどが「動画の本数が少ないから」だとも言えると思います。

本数が少なければ、伸びるチャンスも少ないかも…?

そのYouTubeは、2023年時点でGoogleの傘下にあります。

Googleの検索結果で上位に表示されやすいページが、

「ユーザーの問題解決に的確に応えられるページ」

だと考えられているのと同様、YouTubeも

「ユーザーの問題解決に的確に応えられる動画」

を検索結果の上位に優遇する傾向があるのでは、と考えてみるのはいかがでしょうか?

でも。

動画の本数が30本に見たないチャンネルは、ほとんどが

「まだ有益かどうか判断できない」

という状態にあると考えられます。

なので、まずは質にこだわりすぎず、本数をこなして30本アップすることがお勧めです!

ここで大切なのは、先ほど決めたジャンルの範囲内で、一貫した内容の動画を30本投稿するということです。

ネットビジネス関係の動画を上げていく中で、ある日突然「趣味で釣りに行きました」みたいな日記ふうの動画をあげるのは、ひとまず現段階では、控えた方が良いでしょう。

ただ、ネットビジネスというジャンルで決めた場合は、

「SNSのマーケティングで10本、ホームページのアクセスアップで10本…、」

のようにして、いくつかのサブカテゴリ的な分類で数本ずつ、という発信の仕方も、また一案だと思います。

(手順4)データを分析する

さて、ここまでの手順で、無事に30本の動画をアップできたでしょうか?

30本目の動画をアップしたら、とりあえずその30本の動画には、何もしないでください。

何もせずに、1週間ほど放置します。

「放置」も大切なステップの一部です

なぜかと言うと、公開して「しばらく後」のデータも含めて検証したいからです。

でも、30本目を挙げたあと1週間は、必ずしも動画投稿を休む必要はありません。

アップしたい動画があるならば、31本目以降をアップするのは自由です。

でも、最初の30本の動画はイジらずに、少し放置して様子を見る、ということです。

さて。

30本目をアップして1週間経過したら、その30本分のデータを分析しましょう。

検証するのは「YouTube studio(ユーチューブ・スタジオ)」と呼ばれる管理画面です。

ここで各動画の再生回数や視聴時間などが見られます。

YouTube Studioのアナリティクス画面

よほどの奇跡が起こらない限りは、アップした30本の動画の再生回数や視聴時間が同じになることはありません。

つまり、再生回数や平均視聴時間、そして、動画からのチャンネル登録者数は30本でバラバラになるハズです。

そのうえで、30本の動画に関して、2つの観点からデータを見てみましょう。

(観点1)再生回数が特に多い動画

(観点2)チャンネル登録のきっかけになった回数がとくに多い動画

この2種類の動画をどうするかは、手順5以降でご説明します!

(手順5)伸びやすい方向に特化する

放置してデータを確認したら、伸びる動画に近いネタに特化しましょう!

さて。

先ほどの手順4で、30本の中から2種類の動画をチェックすることをお勧めしました。

(観点1)再生回数が特に多い動画
(観点2)チャンネル登録のきっかけになった回数がとくに多い動画

私が実際にチャンネル登録1,000件を達成したチャンネルでは、30本の段階で、特定の動画に対して、この2種類の特徴が特に顕著に出ました。

(観点1)再生回数が特に多い動画

こちらは、特に「そのジャンルにおける最新情報」をメインにしている動画で再生回数が特に伸びました。

最新情報と言っても、著作権や肖像権などには注意しなければなりませんので、その範囲でという制約はあります。

でも、そのジャンルにおける最新情報の動画は「新規視聴者の獲得」を目的として、30本以降も継続することにしました。

(観点2)チャンネル登録のきっかけが特に多い動画

こちらは、概要を述べるならば「そのジャンルのファンの方々の定説の一つを、いくつかの根拠をもとに否定した動画」でした。

その動画は30分以上の長さがありましたが、平均で8分ほど試聴されていました。

そして。

チャンネル全体の登録者数のうち、およそ2割が、この動画たった1本から登録してくださった、という結果でした。

あくまで個人的な予想に過ぎませんが、この動画が伸びた原因となったのは、この2つだったのではないかと分析しています。

(分析1)強く支持されている説とは反対方向のお話
(分析2)できる限りの根拠を示したこと

さて、特定の動画が特に伸びたということで、その後は、伸びた動画に関連する動画を増やしていくことにしました。

具体的には、このような広げ方でした。

(広げ方1)伸びた動画と「同じキーワード」を扱った動画

例えば「サンドウィッチ レシピ」というキーワードの動画が伸びた場合を考えてみます。

その場合の「同じキーワード」というのは例えば、

「サンドウィッチ レシピ アレンジ」

「同じキーワード」の例(1)

「サンドウィッチ レシピ 時短」

「同じキーワード」の例(2)

などです。

(広げ方2)伸びた動画のキーワードより「1段階広いキーワード」を扱った動画

「サンドウィッチ レシピ」から1段階広いキーワードは、例えば

「お弁当 レシピ」

「1段階広いキーワード」の例(1)

「ランチ レシピ」

「1段階広いキーワード」の例(2)

などです。

(広げ方3)チャンネルのジャンルにおいて、伸びた動画のキーワードと「同じような重要度」の動画

重要度と言っても、個人個人の捉え方によって様々かも知れませんね。

この場合は「位置付け的に似ているもの」などとお考えください。

「サンドウィッチ レシピ」の例で言うならば

「おにぎり レシピ」

「同じような重要度のキーワード」の例(1)

「おかず レシピ」

「同じような重要度のキーワード」の例(2)

などです。

これは戦略シミュレーションゲームがお好きな方くらいにしか伝わらないかも知れませんが、

「ある場所で味方の拠点を作れたら、そこを中心に陣地を広げていく」

といったイメージに近いでしょうか。

この広げ方を意識しつつ、私は自身の携わるチャンネルで、週に2本から3本のペースで、SNSで宣伝しないという点を大切に、おおむね50本まで継続してアップしてきました。

ちなみに。

「なぜSNSで宣伝しないのか?」

という件にも理由がありますので、そちらはこの動画の後半あたりで述べさせていただきます。

SNSで動画を宣伝しない理由はもう少し後で詳細にご説明します

(手順6)100本まで継続する

さて、手順5まできたら、あとはほとんど「継続」です!

動画50本から100本あたりまでは、私は特に「検索」を意識しました。

検索というのはGoogle検索ではなく、YouTube検索のことです。

YouTube内で、自身のチャンネルのジャンルに関連した「しかるべきキーワード」での検索結果に、自身のチャンネルの動画が表示される状態を意識して動画を投稿した、ということです。

私は「YouTube studio」のアナリティクスの機能以外には、YouTubeのツールを使って細かく分析することはなく、下記の3種類を条件に、動画を作っていきました。

(条件1)需要が見込めること
(条件2)動画で供給できる内容であること
(条件3)競合が少ないこと

日々の動きの中で、チャンネル登録者数は増減します。

チャンネル登録者数が増えて喜ぶのは自由ですが、登録者数が減ってもあまり気にしません。

Googleのシステム上の理由で減っていたり、暫定的にカウントされない状態になっている可能性も否定できないからです。

あなたの発信する動画の「質」に自信を持って、継続することを忘れないでください。

さて、ここまでYouTubeチャンネル開設初期の戦略をご紹介してきました。

でも実際には内心「こうしておけば、もっと良かったんじゃないか?」と考えた点もありました。

それは主に、こちらの3種類です。

(反省1)テーマをもっと絞り込んでも良かった

先ほどの手順1でいうところの「何を」の部分にあたります。

私は、実際に目標達成したYouTubeチャンネルの設計段階では「ある作品の感想・考察を」と定めていました。

でも例えばさらに絞り込んで「作品の、あるキャラクターに絞った考察を」としても良かったかもと考えています。

(反省2)コメントを確認すれば良かった

YouTubeの動画にはコメント機能もあるというのは、ご存知の方も多いかと思います。

私は、チャンネルに動画をアップするのを初めて初期のうちはもちろん、ある程度視聴回数をいただけてからも、コメントをいただけるとは思っていませんでした。

実際に、チャンネル運営の初期の頃は、

「まじめに語っているだけのチャンネルだし、コメントは来ないかもなぁ」

と思っていた節がありました。

でも実際には、動画投稿100本より前にも、ある程度のコメントを頂けていたと推測しています。

というのも、YouTube Studioでも確認できる、動画へのコメント!

YouTube Studioのコメント確認画面

動画100本のあたりで偶然コメント欄を見ていたら、かなりの件数のコメントをいただいていたことに気づいたのです!

なぜこのような事が起きたのか。

それは設定を、コメントが投稿されたらすぐに公開されるものではなく、一旦保留にしていたため、YouTubeチャンネルを始めたばかりの私には分からないところでコメントが蓄積されていたのです!

それらのコメントは、何も対応しないでいると2ヶ月で自動的に削除されてしまう仕様でした。

なので、2021年3月以前のコメントは、確認できないまま削除されてしまったものと考えられます。

当時コメントをくださった皆さん、大変申し訳ございませんでした。

チャンネル開設当初からコメント機能を活用できていれば、視聴者の方々との交流が広がっていたかもしれないと考えると、非常にもったいないことをしたと反省しています。

(反省3)SNSの開設自体はYouTubeチャンネル開設と同時でも良かった

さきほど、私が携わっていたチャンネルでも、専用のSNSアカウントを開設したと話しました。

でも、それは、チャンネル登録者数100件を超えてからの出来事でした。

ただし。

仮に、YouTubeチャンネル登録者数100件を超える前にSNSアカウントを開設して、フォロワーさんたちとの関係を築けていれば、YouTubeチャンネルのジャンルにマッチした方々と交流するチャンスが増えたのではないかと反省しています。

具体的には、YouTubeチャンネルへのリンクや、個別の動画へのリンクを貼った投稿はしないにしても、

「YouTubeチャンネルやってます!」
「詳しくはYouTubeにアクセスしてご覧ください!」

という誘導だけでも、しておけば良かったと思っています。

さて。

ここまでは「YouTubeチャンネル開設初期の戦略」としまして、柱となる手順を6つご紹介してきました。

ここからは、それらの戦略の支えとなるポイントを4種類、ご紹介します!

(ポイント1)SNSアカウントの定期的な更新
(ポイント2)視聴者さんの視点で台本を作る
(ポイント3)パフォーマンスの低い動画の削除
(ポイント4)チャンネルの動画のジャンルを絞る

(ポイント1)SNSアカウントの定期的な更新

私がチャンネル登録1,000件を達成したチャンネルでは、専用のTwitterやTikTok、Instagramのアカウントも持っています。

こちらのSNSも可能な範囲で定期的に更新していると、フォロワーさんたちに興味を持っていただきやすいので、おすすめです。

あなたの方から「こういう人に、いずれ自分のYouTubeチャンネルを見にきて欲しい!」というアカウントをフォローしていき、フォローバックをしていただきながらアカウントを育てていくのも一案です!

「いやいや、ウチはYouTubeの動画を更新しているだけで、他のSNSなんて更新している時間がないんだ!」

という場合は、Twitterだけでも更新してみてはいかがでしょうか?

さらに。

「Twitterさえ更新するネタが無いんだよ!」

という場合は、こちらをTwitterにアップしてみてはいかがでしょうか?

それが…、

「YouTube奮闘記」

つまり、YouTubeチャンネルや動画へのリンクは無し、またはほとんど貼らない前提で「YouTubeチャンネルの運営頑張ってます!」というPRをすることです。

例えばあなたがYouTubeの動画を撮影・編集して、公開予約まで完了したと仮定します。

その後に、Twitterを開いて、

「動画の編集が完了しました!明日の夜アップ予定です!」
「今回の動画は、最近話題のアレについてのお話です!」

などと、中身に少しだけ触れたり、頑張っているアピールをしていけば、フォロワーさんたちに対して

「この人が頑張っているYouTubeチャンネルって、どんなものなんだろう?」

と思っていただける効果も期待できるかも知れません。

しかも、YouTubeだと動画1本を更新するたびに時間的コストが大きいですが、Twitterで呟くなら数分程度で済むので、

「YouTubeチャンネルの内容に興味がありそうなターゲット層とのコミュニケーションが手軽にできる」

という利点もある訳です!

(ポイント2)視聴者さんの視点で台本を作る

次に、YouTubeチャンネルの運営にあたって「日ごろ気を付けておくと良いこと」をご紹介します。

それが「見てくださる方の視点で台本を作る」ということです。

実は、私が携わっていたチャンネルでは、登録者数が100件から200件に伸びる過程で、大きな変化のきっかけがありました。

それが、同じジャンルの大手のチャンネルさんから、当チャンネルの動画のサムネイルをご紹介いただいたことです。

そして、それとほぼ同時期に、その大手チャンネルさんの動画の関連動画に、私が携わっているチャンネルの動画が載った事が挙げられます。

その動画が関連動画に載っている間は、チャンネル登録者数の伸びが、他の期間と比べて3倍~4倍ほどになりました。

ただし。

この現象は「偶然」起こった現象なので、次も同じ状態を自分の意思で作れるかと言われると、正直「できない」と言わざるを得ません。

チャンネル登録者数100件ちょっとのチャンネルが、大手チャンネルの関連動画に載るには「運」も必要だからです。

でも。

その状況でもなお「可能な限り自分自身で何か準備できるかな?」と考えた時、この考え方は必要かも知れません。

それが…、

「何かのきっかけで多くの方に発見していただけた時、見てくださる方々を満足させてあげられるか?」

という考え方です。

日ごろの「準備」が大切ということです

そのためにも、1本1本の動画に毎回「台本」を作って、撮影する前にザッと読み上げてみることが大切です。

そして、台本を読み上げてみることで「どんな動画が出来上がるかな?」という客観的なイメージを持っていくことが重要です!

(ポイント3)パフォーマンスの低い動画の削除

さて。

ここまでは主に、YouTubeに動画をアップすることを主にお話ししてきました。

でも残念ながら、動画をアップしているだけでは伸びない場合もあります。

皆さんに一つ、記憶の中に留めておいていただきたいことがあります。

それが「パフォーマンスの低い動画は削除を検討する」というものです。

これは動画の質に着目して、質の低い動画を削除することで、YouTubeチャンネルの全体の「平均値」を上げるようなイメージです。

では!

何をもって「パフォーマンスが低い動画」と判断するのか?

それをご紹介します。

結論として、私が判断の基準にしているのが、こちらの3つの条件全てを満たすことです!

(条件1)動画の投稿から3ヶ月以上経過していること
(条件2)動画の再生数が100件未満であること
(条件3)その動画からのチャンネル登録者数がゼロであること

つまり。

投稿してから3ヶ月の間での平均視聴回数が「1日1回程度」で、なおかつ、チャンネル登録にもつながっていない動画ということです。

また。

上記3つの条件を満たしていない場合でも、こちらの2つの条件を両方満たす場合も削除の検討をおすすめします!

(条件4)直近1ヶ月の再生回数が30件未満であること
(条件5)最新情報によってアップデートされた古い情報がメインであること

つまり「すでに最新情報が別のものに更新されていて、なおかつ直近の再生も1日平均1回程度」という動画が該当します。

動画削除に関して注意していただきたいのが、

「動画を削除して、すぐにチャンネルが伸びるわけではない」

という点と、

「そもそも動画の削除だけでは、必ずしもチャンネルが伸びるとは限らない」

という点です。

また、動画の削除の前にチェックして欲しいのは「アナリティクス」での、動画1本1本の、こちらの2種類の指標です。

(A)その動画の再生数

(A)動画の再生回数

(B)その動画からチャンネル登録に繋がった回数

(B)動画からチャンネル登録に繋がった回数

こちらのデータから、

(B)÷(A)

という計算式で、動画ごとにチャンネル登録されやすい割合が計算できます。

ここだけの指標として、特定の動画の「チャンネル登録率」というものを定義します。

それが、こちらです!

(チャンネル登録率)=(B)チャンネル登録の回数 ÷ (A)再生数

例えば。

100回再生で1回チャンネル登録された動画の場合は、チャンネル登録率は「1%」です。

100回再生で5回のチャンネル登録があれば、チャンネル登録率は「5%」となります。

チャンネル登録率の数値が大きいほど、その動画を理由としたチャンネル登録がされやすいと考えられます。

こちらのコンテンツでは、このチャンネル登録率が高いものを「パフォーマンスの高い動画」と呼ぶことにします。

反対に、チャンネル登録率が低いものを「パフォーマンスの低い動画」と呼ぶことにします。

ところで、なぜ、パフォーマンスの低い動画を削除するのでしょうか?

その意味を考える上で、まずはこの動画をみてくださっている皆さんに質問です。

皆さんがYouTubeを見て、どこかのチャンネルの動画を見て、閉じたとします。
その後、再びYouTubeを開いたときに、直前に見た動画のチャンネルの別の動画が、YouTubeのトップに表示されていた経験はありますか?

すごく大まかにいうと、YouTubeは「そういう仕組み」で動画をおすすめの欄に表示させています。

ある動画を見たユーザーに対して、そのあとに「同じチャンネルの別の動画」を、そのユーザーのおすすめに表示してくれることがあります。

あなたのYouTubeチャンネルの「A」という動画を見てくださった方に対して、次にYouTubeを見るときに「B」という動画をおすすめしてくれるかも知れません。

ただし、どの動画をおすすめしてくれるかは、YouTube次第と言えます。

ある瞬間では、チャンネル登録率「10%」の動画をおすすめしてくれるかも知れません。

その場合は計算上、10回視聴してくれたらチャンネル登録者数1件の増加が期待できます。

そうなると、かなり嬉しいですよね?

一方、チャンネル登録率が「ゼロ」の動画がおすすめされてしまうかも知れません。

この場合は、その動画からチャンネル登録してくれる可能性はほとんど見込めないと考えられます。

いえ、ゼロならまだ良いかも知れません。

少なくともマイナスには、なっていませんからね。

そう。

中にはチャンネル登録率がマイナスとなる動画、つまり「特定の動画からチャンネル登録の減少に繋がってしまっている場合」というものもあるのです。

さて、この状況で、あなたがご自身のYouTubeチャンネルの登録者数を伸ばしたいと仮定します。

チャンネル登録率が高い動画と、低い動画、どちらがYouTubeからお勧めされた方が良いでしょうか?

そうですよね?

「高い方!」

では、どうすればチャンネル登録率の高い動画がおすすめされるチャンスを増やすことができるのでしょうか…?

このチャンネル登録率の考え方を基準に説明するならば、

「チャンネル登録率が高めの動画のみを残す」

つまり…、

「チャンネル登録率の低い動画を削除する」

ことではないでしょうか?

そうすれば、それでも完全には操作できないものの、チャンネル登録率の高い動画がおすすめされる確率を、高めることができると言えます。

例えば。

「トランプの札の中から1枚を引いて、3以上のカードを引きたい」

というならば、

「1」「2」のカードの片方、ないし両方が出ないように、札の中から前もって除外すれば、3以上の目が出る確率を高めることができますよね?

この理論でいけば「3」以上を引きやすいですよね?

そのような考え方で、チャンネル登録率の低い動画を削除していくのがおすすめです。

ただし、

「うちのチャンネルは登録者数に拘らずに、コンテンツ勝負なんだ!」

という場合は、削除しなくてもOKです!

あくまで今回のテーマ「登録者数を増やすこと」を目的にするならば、登録率の低い動画を削除することは一案として考えてみてはいかがでしょうか?

それでも、

「削除なんて勿体無い!どうしてもこの動画の内容を世に出しておきたいんだ!」

と思うならば、削除以外の対応がおすすめです。

それが…、

「動画のリメイク!」

これは、元の動画を見直して、

「どこで視聴者維持率が落ちているのか?」
「サムネイルのクリック率は他の動画と比べて低すぎないか?」

などを分析して、そこを修正したものをアップすれば良いでしょう。

(ポイント4)チャンネルの動画のジャンルを絞る

何度でも言います!

続いて、YouTubeチャンネルの動画のジャンルを絞った方が良い理由をご説明します。

例えば、あなたのYouTubeチャンネルでたくさんのジャンルの動画を扱っていると仮定します。

そして、ある日、YouTubeのユーザーさんが、あなたのチャンネルの「料理」に関する動画を見てくれたと仮定します。

その後で、そのユーザーさんが再びYouTubeにアクセスしたときに、おすすめ欄にあなたのチャンネルの動画がお勧めされるとします。

その場合、そのユーザーさんは、どんなチャンネルの動画ならば、またみてくれる可能性が高そうでしょうか?

「山登り」の動画でしょうか?

確かに可能性はゼロとは言えませんが、あなたのチャンネルの「料理」の動画に興味を持ってくださったのであれば、

「次も料理の動画がおすすめに表示されれば、一度見たユーザーさんはまた見てくれるだろう」

と考えられないでしょうか?

仮に、1度目で「料理」の動画を見て、YouTubeを閉じて、少し後にまたYouTubeにアクセスして、今度は「山登り」の動画が表示された状況の場合、YouTubeのユーザーさんは、

「このチャンネル、最初はお料理チャンネルのつもりで見ていたけど、今度は山登りしている…!?」

「お料理チャンネルのつもりで見始めたけど、お料理以外の話に興味ないし、このチャンネルの人が誰かも分からないし、このチャンネルはもう見なくて良いや」

となってしまうかも知れません。

不満を抱えながら黙って去られるのは勿体無いです…

このような状況を防ぐために必要なのが「1つのYouTubeチャンネルで発信する動画のジャンルは絞る」ということなのです。

あなたの発信している動画が「誰に向けたものか」を意識して、その内容が刺さるようなターゲットにしっかり伝えていくことが重要です。

なので「ターゲットを絞らずに闇雲にSNSなどで広めてしまうこと」は、好きなものがバラバラな相手におすすめすることになってしまうので、特にチャンネル開設初期は、私はお勧めしません。

まずはココまで、ありがとうございます!

さて、ここまでは「第1章」として、YouTubeチャンネルの登録者数を1,000件まで伸ばすアイデアをご紹介してきました。

この後も引き続き、登録者数1,000件&総再生4,000時間を達成するためのノウハウをご紹介していきますが、

「本当に達成したのかな…?」

という部分での信憑性の担保ということで、実際に登録者数1,000件&総再生4,000時間を達成したチャンネルと、その達成までの流れをご紹介します!

【2】達成済みチャンネルのご紹介とジャンル選定のポイント

第2章はいよいよ、

「チャンネル登録1,000件達成済みチャンネルのご紹介」

と題しまして、私が実際に運営して、チャンネル登録ゼロから1,000件までを達成したチャンネルをご紹介します!

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