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【YouTube】伸びない動画を削除する場合の注意点

今回のテーマは、こちらです!

「YouTubeチャンネルで伸びない動画を削除する時のポイント」

YouTubeチャンネルを運営されている皆さん!

こんな話を聞いたことはありませんか?

「YouTubeチャンネルが伸びない時は、古い動画を削除すると、伸びやすくなるよ」

当チャンネルでは、この説、一部合っていて、一部は「うーん…」と言いたくなるものがあります。

先に大まかにお伝えしますが、

「伸びないなら一部の動画を削除」

という点自体は、特段反対ではありません。

今回の動画では、

「YouTubeチャンネルが伸びない時に、動画を削除する時の注意点」

について、ご紹介していきます。

「なぜ、動画を削除すると良いのか?」
「どんな動画を削除したら良いのか?」

それらを考えていきましょう!

なお、動画をYouTubeチャンネルから削除する場合は、元に戻す事ができません。

なので、動画を削除する・しないという判断に関しては、最終的にはこの動画をご覧の「あなた」のご判断で行なってください。

当チャンネルでは一切の責任を負いませんので、念の為。

【1】YouTubeチャンネルから動画を削除する基準

まず、この動画をご覧いただいているということは、多くの方は、

「うちのYouTubeチャンネルを伸ばしたいんだ」

とお考えの方が多いかと思います。

でも、残念ながら、必ずしも動画をアップしているだけでは伸びない場合もあるのが現実です。

そこで!

皆さんに一つ、記憶の中に留めておいていただきたいことがあります。

それが「パフォーマンスの低い動画は削除を検討する」というものです。

これは動画の「質」の部分に着目するものです。

質の低い動画を削除することで、YouTubeチャンネルの全体の「平均値」を上げるようなイメージです。

こういった言い方をすると、このような疑問が出てくるかと思います。

何をもって「パフォーマンスが低い動画」と判断するのか?

ということで、ここからは、その基準をご紹介します。

結論として、私が判断の基準にしているのが、こちらの3つの条件全てを満たすことです!

(条件1)動画の投稿から3ヶ月以上経過していること
(条件2)動画の再生数が100件未満であること
(条件3)その動画からのチャンネル登録者数がゼロであること

つまり。

投稿してから3ヶ月の間での平均視聴回数が「1日1回程度」で、なおかつ、チャンネル登録にもつながっていない動画ということです。

また。

先ほど挙げた3つの条件を満たしていない場合でも、こちらの2つの条件を「両方」満たす場合も、削除の検討をおすすめします!

(条件4)直近1ヶ月の再生回数が30件未満であること
(条件5)最新情報によってアップデートされた古い情報がメインであること

つまり。

「すでに最新情報が別のものに更新されていて、なおかつ直近の再生も1日平均1回程度」

という動画が該当します。

【2】動画を削除する時の注意点

動画削除に関して注意していただきたい点が、2つあります。

1つ目は

「動画を削除して、すぐにチャンネルが伸びるわけではない」

そして2つ目が、

「そもそも動画の削除だけでは、必ずしもチャンネルが伸びるとは限らない」

この2つです。

また。

動画の削除の前にチェックして欲しいのは、動画1本1本の指標です。

YouTube Studioの「アナリティクス」で確認できる、こちらの2種類の指標に注目してみてください。

(A)その動画の再生数
(B)その動画からチャンネル登録に繋がった回数

こちらのデータから、

(B)÷(A)

という計算式で、動画ごとにチャンネル登録されやすい割合が計算できます。

ここだけの指標として、特定の動画の「チャンネル登録率」というものを定義します。

それが、こちらです!

(チャンネル登録率)=(B)チャンネル登録の回数 ÷ (A)再生数

例えば。

100回再生で1回チャンネル登録された動画の場合は、チャンネル登録率は「1%」です。

100回再生で5回のチャンネル登録があれば、チャンネル登録率は「5%」となります。

チャンネル登録率の数値が大きいほど、その動画を理由としたチャンネル登録がされやすいと考えられます。

こちらのコンテンツでは、このチャンネル登録率が高いものを「パフォーマンスの高い動画」と呼ぶことにします。

反対に、チャンネル登録率が低いものを「パフォーマンスの低い動画」と呼ぶことにします。

さて。

ここまで定義した上で、そもそもの疑問について考えてみましょうか。

「なぜ、YouTubeチャンネルの動画を削除しなければならないのか?」

ここですよね?

せっかく作った動画なら、できれば削除せずに、チャンネルを伸ばしていきたい。

それは、これまでたくさんのYouTubeチャンネルを拝見して、時にチャンネルの伸ばし方に関してサポートさせていただいてきた私も、同じ思いです。

それでも、先ほどの【1】でご紹介した基準を満たしてしまう動画は、削除をお勧めします。

次のパートでは、その理由についてお話ししていきましょう。

【3】パフォーマンスの低い動画を削除する理由

さぁ。

なぜ、パフォーマンスの低い動画を削除するのでしょうか?

その意味を考える上で、まずはこの動画をみてくださっている皆さんに質問です。

「皆さんがYouTubeを見て、どこかのチャンネルの動画を見て、いったんYouTubeを閉じたとします。」

「その後、しばらく経過して再びYouTubeを開いたときに、直前に見た動画のチャンネルの別の動画が、YouTubeのトップに表示されていた経験はありますか?」

こちら、動画のチャンネル名を細かく確認されている方の多くから

「YES」

というお答えをいただく事が多いんです。

詳細は今は省略しますが、すごく大まかにいうと、YouTubeは「そういう仕組み」で動画をおすすめの欄に表示させています。

ある動画を見たユーザーに対して、そのあとに「同じチャンネルの別の動画」を、そのユーザーのおすすめに表示してくれることがあります。

この仕組みと、YouTubeチャンネルで伸びない動画を削除するお話とが、実は関係しているのです。

例えば。

あなたのYouTubeチャンネルの「A」という動画を見てくださった方に対して、次にYouTubeを見るときに「B」という動画をおすすめしてくれるような状態です。

ただし、どの動画をおすすめしてくれるかは、YouTube次第と言えます。

ある瞬間では、チャンネル登録率「10%」、つまり100回みたら10件くらいのチャンネル登録が見込めそうな動画を、おすすめしてくれるかも知れません。

そうなると、かなり嬉しいですよね?

一方で。

チャンネル登録率が「ゼロ」の動画がおすすめされてしまうかも知れません。

この場合は、その動画からチャンネル登録してくれる可能性は、ほとんど見込めないと考えられます。

いえ、ゼロならまだ良いかも知れません。

少なくともマイナスには、なっていませんからね。

そう。

中にはチャンネル登録率がマイナスとなる動画、つまり、

「特定の動画からチャンネル登録の減少に繋がってしまっている場合」

というものもあるのです。

さて。

この前提のもとで、あなたがご自身のYouTubeチャンネルの登録者数を伸ばしたいと仮定します。

チャンネル登録率が高い動画と、低い動画、どちらがYouTubeからお勧めされた方が良いでしょうか?

そうですよね?

「高い方!」

では。

どうすればチャンネル登録率の高い動画がおすすめされるチャンスを増やすことができるのでしょうか…?

このチャンネル登録率の考え方を基準に説明するならば、

「チャンネル登録率が高めの動画のみを残す」

つまり…、

「チャンネル登録率の低い動画を削除する」

ことではないでしょうか?

そうすれば、それでも完全には操作できないものの、チャンネル登録率の高い動画がおすすめされる確率を、高めることができると言えます。

例えば。

「トランプのカードを1枚引いて、7以上のカードが出るようにしたい」

というならば、「6以下」のカードを、可能な限り少なくすれば良いですよね?

6以下のカードの枚数を少なくすれば、そのぶん7以上のカードが出る確率が高まります。

極端な話、6以下のカードをゼロにしてしまえば、7以上のカードを引く確率が100%になる訳です。

YouTubeチャンネルでの、パフォーマンスの低い動画の削除も、同じ話です。

そのような考え方で、チャンネル登録率の低い動画を削除していくのがおすすめです。

ただし、

「うちのチャンネルは登録者数に拘らずに、コンテンツ勝負なんだ!」

という場合は、削除しなくてもOKです!

あくまで今回のテーマ「登録者数を増やすこと」を目的にするならば、登録率の低い動画を削除することは一案として考えてみてはいかがでしょうか?

それでも、

「削除なんて勿体無い!どうしてもこの動画の内容を世に出しておきたいんだ!」

と思うならば、削除以外の対応がおすすめです。

それが…、

「動画のリメイク!」

これは、元の動画を見直して、

「どこで視聴者維持率が落ちているのか?」
「サムネイルのクリック率は他の動画と比べて低すぎないか?」

などを分析して、そこを修正したものをアップすれば良いでしょう。

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