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着崩れの直し方

着物や浴衣、時間がたつと着崩れしてくること、よくあります。というか、崩れてくるものだと思います。
その直し方、対処法を少し。思いだしたのでメモ。

着付け後に全身を撮影しておく

着付けしてすぐの時間帯に、全身が映る鏡の前で写真撮っておくと、あとからどこが一番形がおかしくなってるかが分かるのでおすすめ。
だいたいどこかしら崩れてくるんだけど、慣れていないと気づかなかったりもするので。

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崩れにくい歩き方

歩き方は、普段の歩き方だとひざを上げて足を前に出す形なので、裾がガバガバになりやすいかも。脚がももから足首まで筒状に包まれる着物は、動きがかなり制限されるので、この行進風の歩き方はかなり歩きにくいです。

スッスッと歩くには、親指の付け根に体重をのせて爪先重心で歩くと、ひざが出にくく歩幅も小さめにできる感じです。
(歩くときに、一直線上を踏むような気持ちで、というのも聞いたことがあるので、筒状のなかで脚を動かすときの範囲の狭め方は色々コツがあるのかも)
草履も、やや前傾になるように作られている感じですので、爪先重心、たぶん合理的なのでは。

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裏方仕事が多いとき

裏方での立ち働き、立ったりしゃがんだりでおしりのお端折りが引っ張られて出ちゃって、おしりがたるんだり裾が下がってくるのが一番多いパターンだったかも。
後ろ姿は自分で鏡で見てても分かりにくいから、裾が大丈夫か、誰かに見てもらうと良いかもです。
あとは腰回りがガバガバになっちゃうのもよくあるあるです。
特に、よく動く人ほど必定ここらへんが崩れるので・・・

▼ 崩れパターンと直し方のヒント集

▼ 着崩れ直し頻出用語「身八つ口」:

脇の下と覚えておくといいかも。

▼ 3秒でできる!お端折りの直し方

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帯締めの結び

帯締めの可愛い形が崩れちゃって、「どうにかなりませんか」って頼まれたときがあって、でも原型が分からないから適当にしちゃったりしたこともあったなー。
自分でググってそれらしいの見つけて自分で直せた人もいたから、時間があったらググってみるのも手かな。

▼振り袖向け 可愛い帯締めの結び例

お店で着付けてもらったあとに、「この帯締めはなんて結びですか」って名前聞いておくと、ググりやすいかもです。

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せっかくのお着物なので、最後のお見送りまできれいにしておきたいですよね(理想だけど)
自分で直せると早いけど、難しいから、お互いに手伝いあえたりするといいのかなー。

この直し方は、浴衣でも共通なので、この夏に浴衣を着る人も、見ておいて損はないのではと思って、書きました。
お役に立ちましたら嬉しいです。

この記事のヘッダーは、フリー素材のぱくたそ様よりお借りしています。いつもありがとうございます。


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