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和風デザイン

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デザインはどう作るのか。探求。
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#図解

フライヤーデザイン〜出演者編〜

新進気鋭の指揮者やソリスト、有名な音楽家を迎えての演奏会の場合は、その名前を大きく扱わせていただいて、ファンの方に知ってもらうことも大切です。名前、プロフィール写真、必要であれば経歴も掲載します。 オーケストラではなくアンサンブルの場合は、出演者全員の写真を掲載することも多いです。写真をそのまま使うとバラバラな印象になるので、頭の大きさや肩の位置、色調などをなるべく近くなるように調整して統一感をだします。 ソロリサイタルは主役が一人なので、当然ソリストの写真の扱いが大きく

フライヤーデザイン〜読みやすさ編〜

演奏会のフライヤーには一枚の面積にたくさんの情報を載せないといけないので、ごちゃごちゃと読みにくくなりがちです。そんな中、読みやすさを気遣ったレイアウトは目を引きます。また、ラックなどで展示される場合は、フライヤーの上半分しか見えないことも。なるべくフライヤーの上に多くの情報を見えるようにして、一目で内容がわかるようにするのも一つの手です。 今回は、読みやすさ重視のレイアウトを考えてみました。縦長に写真やグラフィックを配置することで、全体も縦長のレイアウトになり、上にも情報

フライヤーデザイン〜表面レイアウト〜

演奏会のフライヤーデザイン第二弾。 今回は表面のレイアウトについてです。表面のみの場合は、デザインで興味をひきつつ、全ての情報をここにおさめなければいけません。情報が多くなるので、優先順位をつけて整理しながらレイアウトする必要があります。 日時 とても大切な日時。なるべく大きく見やすい文字で表記します。 何ヶ月も前から楽しみに予定を確保してくれる人、予定の空いている日にふらりと立ち寄りたい人。演奏会を聴きに来てくれるひとの動機は様々です。 わたしは予定の組み方が下手くそなの