マガジンのカバー画像

和風デザイン

44
デザインはどう作るのか。探求。
運営しているクリエイター

#デザイナー

簡単な様で難しいバナー制作の話

こんにちは、イラストレーターでデザイナーのあんさいです。 近頃は株式会社リブセンスの転職ドラフト&デザイナードラフトで、ノベルティやバナーなどデザインをさせていただいております。 今回はデザイナードラフトでのクリエイティブについてお話したいと思います。 バナーの改修について 早速ですが今回は、こちらのバナー改修についてのお話をしていこうと思います。 ありがたいことに僕が作成したこのバナーをトレースの題材にしてくださった方が....! せっかくのタイミングなので普段

知的財産権ガイドブック

またまた捕獲メモ。「グラフィックデザイナーのための知的財産権ガイドブック」というものが配布されていると知ったので。 「著作権の3つ、著作人格権と著作財産権、著作隣接権があることとその違い、商標権や意匠権など、他の産業的な権利との差異など、頭にぱっと入ってくる。」via https://twitter.com/room_composite/status/1218557423792873476?s=20 あとで読みます。

フライヤーデザイン〜裏面レイアウト〜

クラシック音楽のフライヤーは、プロの演奏会でもデザイナー不足だったりするので、アマチュアは楽団員やその知り合いさんが作るケースがとても多いです。ずっとどうにかしたいと思っている問題なのですが・・・ここでは、デザインの仕事をしていない人に少しでもヒントになったらいいな、という思いで、デザイナーとしてフライヤーデザインで気をつけていることを紹介していきます。 いきなり表面をとばしますが、今回は裏面のレイアウトのお話です。フライヤーが両面デザインの場合、表面に演奏会の開催日時・プ

フライヤーデザイン〜出演者編〜

新進気鋭の指揮者やソリスト、有名な音楽家を迎えての演奏会の場合は、その名前を大きく扱わせていただいて、ファンの方に知ってもらうことも大切です。名前、プロフィール写真、必要であれば経歴も掲載します。 オーケストラではなくアンサンブルの場合は、出演者全員の写真を掲載することも多いです。写真をそのまま使うとバラバラな印象になるので、頭の大きさや肩の位置、色調などをなるべく近くなるように調整して統一感をだします。 ソロリサイタルは主役が一人なので、当然ソリストの写真の扱いが大きく

フライヤーデザイン〜読みやすさ編〜

演奏会のフライヤーには一枚の面積にたくさんの情報を載せないといけないので、ごちゃごちゃと読みにくくなりがちです。そんな中、読みやすさを気遣ったレイアウトは目を引きます。また、ラックなどで展示される場合は、フライヤーの上半分しか見えないことも。なるべくフライヤーの上に多くの情報を見えるようにして、一目で内容がわかるようにするのも一つの手です。 今回は、読みやすさ重視のレイアウトを考えてみました。縦長に写真やグラフィックを配置することで、全体も縦長のレイアウトになり、上にも情報

フライヤーデザイン〜表面レイアウト〜

演奏会のフライヤーデザイン第二弾。 今回は表面のレイアウトについてです。表面のみの場合は、デザインで興味をひきつつ、全ての情報をここにおさめなければいけません。情報が多くなるので、優先順位をつけて整理しながらレイアウトする必要があります。 日時 とても大切な日時。なるべく大きく見やすい文字で表記します。 何ヶ月も前から楽しみに予定を確保してくれる人、予定の空いている日にふらりと立ち寄りたい人。演奏会を聴きに来てくれるひとの動機は様々です。 わたしは予定の組み方が下手くそなの