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トラベラーズノートにA6サイズがあったらいいのになぁ

うん・・・?

早速様子のおかしいヘッダー画像より失礼いたします。

ついこの間まで、今月頭くらいに手に入れたTNRキャメルをあーだのこーだのこねくり回しておりました。

なぜ、こんなにも無惨な姿になってしまったのかについて今回もチンタラとお話をしますね。


トラベラーズノートのサイズ感は極端すぎる

トラベラーズノートを使っていると、多分大体の方が「イヤァ〜このノートもいい感じにセットできたら最高なのになァ〜🙄」という気持ちになったことがあるのではないでしょうか。自分はよくあります。

誰しも性癖にブッ刺さるノートがあると思っているのですが、使いたいノートとしっくりくるノートは必ずしもイコールではないのが悲しいところですよね。
そこに齟齬があると、自分のようにこだわり強めな民は「なんか違うぞ」という現実を受け入れられず、挫折ルートに入ってしまうのです。(断言)

TNRもTNPも、結局慣れてしまえば絶妙に便利なのか不便なのかわかりかねるサイズ感にさえもよさみを感じるのだと思うのですが、その境地まで至ることができずに散っていく自分のような層も一定数存在している、そう信じたいです。

たとえばTNPだとリフィルはB7サイズになりますが、どう試行錯誤しても「マンスリーちっさ・・・😯」とか思うはずなんですよね。このサイズをメインで運用するには色々縛りがありすぎるぞと、TNPをはじめて使ったときは思ったものです。

この度購入したTNRについても、「やっぱりデカスンギ‼️😡」となってしまいました。
出先で開くには、A5正寸がいくらスリムになろうとも自分のメンタル的にはかなり勇気のいるサイズ感なことには変わりなかったんですよね。
書き込むとなると、落ち着ける場所がなければ片手で持って片手で書くわけですから、そうなると自分の図体的には限界がありました。
まぁTNRはキャメルがはじめてというわけではなかったので、大体察しはついていたんですけどもね。

TNPをメイン運用しようと思うとあまりにもちっさすぎ、TNRを運用しようと思うとあまりにもデカすぎる。
しかしトラベラーズノートはこの2択なのです。


中間地点が欲しいんだが・・・

〝ノートは出先でも書いてこそ〟という自分なりのポリシーがあるので、割とどこでも携帯できて、取り出せて、書き込めるというのがやはり重要だなと思いました。

そうなるとTNPなんですが、B7サイズが果たして日々のジャーナリングの中心にいられるかとなると、答えはノーです。

もちろん、

  • TNPを持ち歩き用にこさえてちょっとしたメモを書く

  • TNRは据え置きにして家でゆっくりじっくり書く

という使い分けのアイディアもめちゃくちゃいいと思います。

ですがその中間地点があると、更にQOLが上がりそうだなと考えたわけですね。
サイズでいえばA6〜B6あたりがその間にワンクッションとして欲しいなと思ったわけです。

いわゆる〝母艦〟とされるポジションのノートも手軽なサイズ感で、かつ、気軽に持ち歩けるノートも小さめの手軽なサイズ感であってほしいという個人的な願望ですが、色々考えた結果、A4も4つ折りでギリギリ携帯可能なA6サイズというのを母艦にしようかなという結論に至りました。


TNA6自作

ではここで突然、作り方の紹介です。
トラベラーズノートに当然ながらA6サイズはありませんので、自分で作る必要があります。

今後自分のnoteでは、トラベラーズノートA6サイズ(自作)については、TNA6と表記させていただきます。

以下、拙いながらも作り方の説明です。
勇気の切断だ・・・!!(⌒,_ゝ⌒)

作り方は至ってシンプル。TNRをぶった切るだけです。
材料はカッターと勇気、目打ちやポンチもあるといいです。

今回はA6のタテ幅である148㎜に対し、多少の余裕を持たせた160㎜にてTNRキャメルを切断しました。
トラベラーズノートの型押しを活かしたくて、自分は下側から採寸しています。

コバ処理は道具を所持していないので、現時点では切りっぱなしのままになっています。
モソモソしてますが、角も丸めます。
上部に改めてゴムバンドを通す穴と切り込みを開けます。
中央を横に留めるゴムバンドも、全長160㎜に対し中央80㎜の地点に開け直します。
上にTNR時代の穴が残っていますが、それも昔TNRだった思い出として可愛がることにしました。
オモテから見るとこのような感じです。
ゴムバンドはTNR時代と同様の配色と本数にしました。
完成です。

サイズ感を比べられるものがあまり身近になく、TNRブラックを横に添えてみました。
…が、画角が悪かったのかキャメルの横幅がずいぶん大きく見えますね。


使いたくなりがちなノート、大体入ります

TNA6が無事完成したところで、もうひと工夫をしてTNA6をより便利? にしていきます。

TNRのクラフトファイルもぶった切って、A6にリサイズしました。

クリアジッパーケースについては、今までTNRでも何となくはさめていたのですがイマイチ使ったことがなく、A6にはもちろん純正アイテムなどありませんので省きました。
A6になると、もうトラベラーズノートにありがちな便利グッズは自作するか類似品を見つけるかしかありません。

ただ、クリアジッパーケースはおくすり手帳ケースと調べれば、代替品になりそうな物は発見できます。

※ジッパーケースが欲しいと思ったら、この辺りが純正と雰囲気も似ているので違和感なく使えそうですね。

こういった周辺アイテムは自力でかき集める必要がありますが、こういったものを活用すれば、はさめるノートの幅も広がるわけです。

写真に写ってるノートはTNA6と互換性アリです。
手元にあるノートで試しましたが、以下の規格ははさめることがわかりました。

・B7サイズ
・ポケットサイズ(140×90)
・野帳
・A6
・A6(リングノートタイプ)
・ロルバーンMサイズ
TNPリフィルはゴムバンドに挟めて使おうとすると上下するのでオススメはできません。
クラフトファイルなどに表紙をはさめると多少は安定します。
同様にロルバーンMサイズもそのままではTNA6にはさめませんので、クラフトファイルに表紙を挟むか、リングを付け替えてゴムバンドに挟むなどの工夫は必要です。


自分の運用について

自分の場合、TNA6を作ったらスタロジー365デイズノートは絶対に使おうと心に決めていました。
むしろ、スタロジー365デイズノートをトラベラーズノートライクに使いたくてTNA6を作ったまであるレベルです。

しかし、1冊だけ使うならTNA6をわざわざ作らなくてもよかったし、せっかくなら別のノートもと思いまして、思ったより違和感なく収まった野帳も一緒にとじてみることにしました。

野帳とスタロジーをセットした図です。
正面から見てわかる通り、野帳もそこまではみ出てるという感じはなく、あまり気にせず使えそうです。
上下このくらいはみ出ますが、これならまだ許容範囲と思います。
野帳の上部は傷みやすいイメージがあるので、あらかじめノートの紙面の高さに合わせて切り込みを入れました。
ゴムバンドの負荷や、高さの違いを少しでも軽減するためです。
ノート2冊とクラフトファイルをとじた図です。
工夫次第では色々なノートを挟めるので、カスタマイズ性の広さはTNRや TNPを超えるかも? ですね。


色々と試していると欲が出てきたので、さらにツイストリングノートA6を追加してみました。

流石に賛否両論ありそうなはみ出方になってしまいました💦
ここまでくると、ノートたちも各々カバーからはみ出て何かを主張したげに見えますね…。
ツイストリングノートのリング径をもう少し小さいものに替えたら、収まり方はマシになるかもしれません。
このアングルは特に粗が目立ちますね😭
ツイストリングノートはリング径の幅の分だけ大胆に飛び出しています。
もうガチャガチャですね。
いけなくもないけどやめておいた方がいいかもしれません。


…とまぁ、こんな感じでTNA6もこれはこれでカスタマイズが楽しめてアイディアも広がりますね。

TNRキャメルはこの度犠牲となってしまいましたが、TNR時代はあまり活躍させてあげられなかったことを思うと裁断してよかったなという気持ちです。

本当はTNRそのままで活用してあげることが、このカバーを作ってくださっている方達やTNRキャメル本人にとっても良かったんでしょうが、バッグのおもりやタンスの肥やしになるよりはまだマシと考えることにしました。


今回も長々とした内容になってしまいましたが、トラベラーズノートを上手く活用できずに悩んでいる方は、思い切ってリサイズしてしまうのもひとつのアイディアとしてある、ということを何となく頭の片隅に入れておくと、もっと手帳ライフが充実したものになる……かもしれませんね。

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