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女性アイドルのオタがジャニーズWEST沼に落ちた訳を喋りたい。2

前回の最後、「運命の出会い」と終わらせてしまったが、もしかしたら「運命の再会」が正しかったかもしれない。

私が彼らを見るのは間違えなく2回目。

沼というのは不思議なものである。

自分が欲していない時には全く気がつかないのに、向こうの供給と私のニーズがタイミングよく合わさった時それは物凄い底無し沼へと顔を変える。


それは母が録り貯めたVS嵐を見ていた時だった。

母が重度のコレクター的あらしっくで、私は次第に嵐で暇をつぶすことが増えていたのだ。



2015年 2月19日 ジャニーズWEST初登場回



強烈に猛烈におもしろかった。


なんというか、もうシンプルに面白いのだ。


お気に入りのシーンはオープニングで嵐の大野くんが桐山くんの名前しか言えないくだり。
面白いのはもちろん、妙に刺さった。

だってそれはまるで、ジャニーズWESTのメンバーたちがまだ何者でもない自分たちを何者かになろうとシャカリキ足掻いているように見えたから。

何者でもない透明人間のように感じていた、あの時の自分。無性に励まされた気がした。

今となっては、あの時点で彼らはかなりもう形成されていたし乗り越えてきた人たちだという知識はあるが、当時は素直にそう感じたのである。

おそらくここでジャニーズWEST沼へ片足を突っ込んだのだろう。

この放送回が好きすぎてリアルに毎日見ていたのはここだけの秘密。絶対言うなよ。



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