はじめてジャンボリーを迎えるまでの話

遡ること2020年5月、わたしはすっからかんでした。
おい!全通だ!と楽しみにしていた推しの舞台が無くなり、とにかくオタクとして虚無感に襲われていました。

それでも自我を保てていたのはジャンボリーの申し込みがあと少しで始まる、というのがあったからです。
ジャンボリー…2年に一回きたえーるで行われる事務所のお祭り…今年は9月開催…
わたしはとにかく9月のあのでっかいきたえーるで、たけるくんのオタクとして絶対にその場に存在して、100%の力で推しを可愛がるんだ、という夢に生かされていたのです。
きたえーるで一番浮かれ、ジャンボリーを世界一楽しむオタク目指すべく、まずは本気でジャンボリーの予習をしようと、心に決めました。

まあ結局きたえーるでのジャンボリーは開催されなかったわけですが、今日は!!!!オンラインジャンボリーだ!!!!現場だ!!!!!!!!ということでこの半年の文章を書きます。

2019年6月に本当に突然ふなきたけるくんのことを好きになってしまったがために、2019年あの事務所の5人組おじさんの活躍についてはほとんど、いや全くに近い無知でした。
おおいずみよう…やすだけん……5人の顔は浮かぶけど?一体どんなおじさんたちか知らんし?
なんとなく近場で5人のオジサンのことを好きな人たちは何人かいたけど?へ〜くらいで流してきたし?
いや、なんとなくだけど、いやこれは安易な気持ちでは絶対に近づいてはいけないというなにかを感じていたし?とにかく本当の無知だったのです。

なにから手を付けたらいいか分からないわたしは「とりあえず見たらいい?」とオタク先輩に聞き、色々筋道を教えてもらって、あくまでジャンボリー予習を開始しました。
「ドラバラ鈴井の巣」があまりにラッキーなタイミングでアマプラ配信されてしまっていたのが導入としては最高だったように思います。
最初の1ヶ月でDVD15本買うような勢いで5人組おじさんたちの映像を見ました。
気づいたら過去の円盤として販売されているジャンボリー映像も全部見ました。
家にいろ!と言われた期間のわたしのオタク的衝動をすべて埋めてくださったのは、5人組おじさんたちだったのです。
過去20年以上の演劇も映画もドラマもバラエティも映像作品をとにかくたくさん見て、かわいいにどっぷり浸かり。
とにかく大好きになってしまい、本来きたえーるに居たはずの今日を迎えたわけです。
こりゃあもう自分を最高のコンディション仕上げちゃいましたわ。今日一番浮かれているオタクはこの私だ(暫定)

私の十数年のオタク人生、リアルタイムで推しを楽しむことに重心を置いてきたように思います。
今の推しが一番かわいいでしょ?と思っているから過去の推しを追うのはその都度必要に応じて、ということにして、リアルタイムの推しを1番にかわいがる、というタイプのオタクなのです。
まあ過去の知らない推しがあってもいいか〜〜万年新規でなにがわるい〜〜くらいに思って過ごしてきたのです。
この5-6年大人になって自由に過ごせるようになってからは、とくにその思考が強くなって、たくさんの場所に足を運び推しを見ることにオタクの楽しみを見出していました。
今回過去映像をこんなに見たのもジャンボリーを見るためにリアルタイムの推しを楽しむための必要に応じてだったとは思いますが、こんなに過去の推しに生かされた経験はこれまでなかったと思います。

今年はリアルタイムの推しというのが圧倒的に不足していました。
オタクとして足を動かして現場がいけない日々に憂鬱になり、凹み、オタクの存在価値について考えたものです。
そんな半年を過ごしたからこそ、今日、リアルタイムに推しが更新されて、他のオタクと同じようにリアルタイムに可愛がることが出来るということが、ものすごく大事な出来事のような気がしてね、私は嬉しくて、嬉しくてたまらんのです。
こうやって推しから、家から出ろ!お金を払って席つけ!俺を見せてやる!と言われるこの久しぶりのやつにものすごく浮わついてしまっているわけです。
(ど新規壮大な思考になりがち)

これは2019年NORDさんを見ることになった時点でわかっていたことですが、あの事務所はかわいいの供給が上手すぎる。
もちろんあの5人組おじさんは演劇が重心なわけですが、とにかくいろんなことをやってくれているから、私がみたい!と思う映像がとにかくたくさん取り揃えられている。
そして私ったら、やっぱりアイドルが好きなんですよね。
これはもうどうしようもないのです。歌って踊ってくれたらもうお手上げです。上手くても下手でもなんでもいい。何も抗えない。
歌って踊るのは、一番わかりやすくかわいいを感じられる素晴らしいコンテンツなのです。
オタク人生、ずっとアイドルが好きだったわけじゃないのに、歌って踊ることに抵抗がない人間を推しがち。


何はともあれ、結論を言うと、戸次重幸さんってすごいかわいいよね(唐突)
自分の「しげさんってかわいい」の気持ちに気づいてしまってからのことはよく覚えていません。
ここまであれこれ喋ったけど、正直言えば「また顔のかわいい男性に出会ってしまった」という以外の事象は発生していないのかもしれません。
戸次重幸さんを一生見る日々をここ数ヶ月過ごしています。全部全部かわいいです。
私のことはおっさんずらぶ新規と呼んでほしいけど、おっさんずらぶすら後追いだからもはやおっさんずらぶ新規でもないけど、とにかく四宮要がかわいいから私はおっさんずらぶ新規だ。全国民、おっさんずらぶいんざすかいを見てくれ。ごめん内緒にしてたけど(誰に?)BOXを買ったし公式book買った。

ところで8月に開催された事務所のイベント「戸次重幸のオンライン大宴会」の話をさせて頂いてもよろしいですか?
「しげさんもやりたいって言っているのでやります!」と突然発表された戸次重幸くん(46さい)オンラインイベント(すでにかわいい)
ご自慢のザンギを揚げてくれるって言うけど、全然IHが使いこなせなくて、見事な鶏肉のアヒージョを完成させてしまうのを眺めさせられて(普通に凹んでしまってかわいいすぎる)
一生懸命練習してきたギターで一生懸命歌ってくれてご自慢のモノマネ聞かせてくれて(一生懸命すぎて涙が出るほどかわいい)
最後にこれだけは話したいと延長してまで言いたかったのが「炊飯器変えたら米が美味すぎて夜米を食いたくないのに食べてしまう」だった(かわいすぎて話の記憶がもう曖昧)
という46歳おじさんかわいいにひたひたにさせられるイベントが存在してですね………つまり言うところ戸次重幸さんてかわいいよね(かわいい)

2020年色々あったが相変わらず元気だよっていうオタクの話をしたかったのにに戸次重幸さんが可愛すぎる話をしました、脱線です。
私的オタク理論「現場に行って生身を見てかわいいを確認したら推しと呼んでいい」があります。
生身の戸次重幸さんを確認できる日はやってきますか?もうだいぶ好きですけど、本当に推しと呼んでいいですか?この問題はおそらく来年に続くことになりますが、今日という日、生身じゃないけど戸次重幸さんはもうほぼ私の推しと言っていいはずです。

私ったらNORDのふなきたけるくんのオタクなのにふなきたけるくんの話をしなかったからふなきくんがかわいいかっこいい新曲を貼る。

https://youtu.be/tk17PjTKpZ0

19歳のふなきたけるくんが歌って踊るのをはじめて見れるのが本当に嬉しいです。日々どんどん大人の男性に近づいていく推しが見れて、嬉しいです。この半年たけるくんにも大きく救われて続けていました。2月の終わりに最高のミュージカルを見たという思い出がどれだけ私に力を与えていたか。毎週日曜深夜のあのラジオがどれだけ大切だったか。今日も世界で一番かわいいです。(重たい重たい)

ふなきくんもしげさんもメンバーカラーが赤です。
ジャンボリーたのしみ。泣きそう。


(完)

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