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うつになりました。

お久しぶりです。
これはうつ病で休職している新卒1年目のOLの生々しい手記みたいなもんです。

社会人なのにこんな稚拙な文しか書けないんか?????とか言わないでください。自覚あります…あと、病気が病気のためいつもの注意散漫に拍車がかかっています、誤字脱字は大目に見てください…
それでもどうしても、この場を借りて記録に残したかった、なるべく細かく、自分の身に起きたこと、気づいたこと、考えたこと、時が経って曖昧な記憶になってしまう前に。
もし読んでくれる人がいるなら、今後の人生でこの記事が参考になるかもしれないし。なればいいな。



うつになった。


はっきりとした原因はわかってない。


ただ、
常に憂鬱な気持ちから抜け出せなくなったり、
仕事中にとつぜん涙が止まらなくなったり、
めまいがしたり、
業務に支障が出てきたから、このままだとよくないな、と思って精神病院に駆け込んだら、
お医者さんからうつ病の診断が下った。



まさかうつ病だとは思っていなかったら驚いたけど、心当たりとしてなんとなく自分の精神状態が普通ではない気がしていて、そう感じる理由は3つあった。

一つ目は、毎朝起きた瞬間から気持ちがこれ以上ないくらいまで沈んでいたこと。
二つ目は、死ぬ勇気もないのに1日に何回も「死にたい」と思っていたこと。
三つ目は、会社で友達が欲しいと思っているはずなのに他人に全く興味が持てなかったこと。


一つ目は、去年から起きてたことで、
毎朝目が覚めた瞬間から気分がどん底に落ちている。絶望感でいっぱいで、起き上がる気になれない。いわゆる「バッドに入る」ってやつ。
毎週月曜日にTwitterでトレンドになるような「学校行きたくない…」「仕事行きたくない…」とかの次元じゃない、「今日も(精神的に)生きられるのだろうか、例えば仕事の途中で地獄の中にいるような感覚から抜け出せなくなったりしてしまわないだろうか…」みたいな。心が鉛のように重く、息が詰まるような感覚。好きな曲の中でも特ににぎやかな曲をかけてやっと無理やり起き上がれるかどうか、くらいの…(伝わるだろうか)

二つ目も去年から起きてて、入社してからよりひどくなった。
常に死にたいと考えていた。
同期が「眠い」「帰りたい」と漏らす中で私だけ「こんな人生なら死んだほうがましだよね…」「死ぬ勇気がないからなんとなく生きてるけど、死ねるなら死んじゃったほうがいいよね…」と一人明らかに重たいことをほざいていた(あまりにも空気が読めない発言である自覚はあるけど止まらなかった)。もちろん心配された。もちろん何も言わない日もあるけど、正直、生きてる理由が「今死んだら親不孝だから」「死ぬのが怖いから」以外になかったから、「何も考えずに今死ねたら楽なのに…」と常に考えていた。

三つ目は、ここ2か月で自覚したこと。
他人に興味が持てなくなっていた。
私はもともと、誰とでも仲良くなりたいタイプの人間だった。仲良くしてくれる人のことはなるべく大事にした。
こういう人間には、その性格を利用しようとする質の悪い人間が当然寄ってくる。私が怒らない質というのもあって、付け込まれたりすることも増えていった。特に去年は性犯罪まがいのことをされたり、体目当てで近づかれたりして、人のことが信用できなくなってしまった(あとの記事で詳しく書く)。
その結果として、男性不信に片足を突っ込んだような状態になった。というのも、女友達には比較的恵まれていたからある程度信用できたけど、ほとんどの男友達は信用できなくなった。信用したいなって思う男友達にだけは誘われたら断らずに会って、それでももし身体に少しでも触れられようものなら股間蹴り飛ばして逃げようとシミュレーションしてた。笑(結局何もありませんでした)
去年そういう状況になって、軽率に多くの人と仲良くしない方がいいって考えるようになっちゃったから、新しく人と出会っても、自分から関わりに行くことをしなくなった。話しかけてくれる人とは仲良くしたけど、そういう人以外を意識的に避けるようになった。
この行動を重ねるうち、同期と仲良くなれなくて他に会社内に友達が欲しいと思っても、全く興味が持てなくなって、話しかけたりできなくなってしまった。「この中の誰かが死んでもなんとも思わないだろうな」と思ったら、関わりかける気力が起きなくなってしまった。



このような日々が続いて、新卒として働き始めて3か月。人並みの体力を持ち合わせていない私にとっては、必須とされていた週5フルタイム出社もストレスになっていたと思う。

仕事中に涙が止まらなくなることが増えていった。毎日のように涙を流しながら仕事していた。隣に座っている上司や同期にばれないように泣くのがうまくなった。

また、ある時は業務に関係ないことを考えすぎてめまいがして、収まらなくなった。それで1時間ほど仕事を抜けさせてもらったような日もあった。
毎日こんなことで仕事に支障が出てしまっては迷惑をかけるし、私自身も困る。憂鬱な気持ちから抜け出せない日々にも疲れていたから、とりあえず精神科に行って薬をもらおうと思った。



もしかしたら…とは思ったけど、いつもより食欲もあるし、睡眠もしっかりとれているし、表向きは人と問題なく話せるし、少なくとも表面的には問題なく社会人生活を送れていると思っていたから、「そんな大げさな病名がつくような精神状態ではないだろう」と高を括ってた。自分はまだ大丈夫、それを病院に行って確認しに行こう、という気持ちで、思い立ってすぐに精神病院を探し、そのまま翌日の診察予約を入れた。



予約を入れると、心理テストがいくつかURLで送られてきた。来院前に取り組んでおけばスムーズな診察が可能ということで、その日の夜に取り組んだ。
テストは5種類あり、選択形式で、生活習慣、日常の行動、精神状態についてなどの様々な質問があり、回答を進めながら、自分はなかなか異常な状態にあるのではないか、と感じ始めた。

特に危機感を持った質問が、「人の話を3分以上聞けますか」。 
……聞けない。好きなゲーム実況ですら、観たいと思って再生しているのに3分で飽きてしまう。そして、気づいたときには次の動画が始まっている。朝礼や昼礼で、上司の話も3分以上聞けていない。上司のことは人柄も仕事に対する姿勢も大好きなのに。あれ?私って実はやばいのでは…って、ぞっとした。

あと、「他人に興味が持てますか」という質問もあった。異常なくらい(友達以外の)他人に興味が持てないのもうつに関係しているの…?やばいかもな…でも最低限話すことが必要な人のことも友達も嫌いじゃないし、円滑にコミュニケーションが取れるから問題ないでしょ…とか色々考えてしまったけど、明日病院に行けばわかるし、自分が大丈夫であることを確認しよう、と自分を落ち着かせ、一通りの診断を受けたあと眠りについた。



翌日、やっぱり私が精神病院に行くなんて大げさかなあ、行かなくてもいいかなあ、なんて思いながらも、この精神状態じゃ働くの大変だし薬くらいはもらわないとな、と半ば渋々足を運んだ。病院の受付に到着すると、一枚の真っ白な紙を渡されて、「ここに木の絵を描いて下さい」って言われたから、何となく描いて診察を待った。



一時間ほど待って、診察室に呼ばれた。
少し緊張した。何もありませんように…と思いながら診察室に入ると、診断をもとにしつつ、改めて最近の生活について聞かれた。毎日憂鬱で、涙が突然止まらなくなったり、他人に興味が持てないことを話した。



すると、先生は私の目を見て、
「うつ病です。重度です」
と言った。

それに加えて
「受けてもらった診断の点数。普通の人の基準値は30点。発達障害者の基準値は50点。あなたの点数は59点でした」
とも。



「話しているときの表情の作り方…今、ギリギリ人と話せてるだろうけど、あとちょっと精神的にダメになったら反応できなくなるかと思います」
「最近、これまでは当たり前にできていたことが、どんどんできなくなったりしてませんか」



どちらも当たっていた。泣きそうになった。
表向き、人と話すことはできるけど、なんだかしんどくて、例えるならコップに水が溢れるギリギリ、表面張力でどうにか維持している状態で話していて、溢れたら反応できなくなる、みたいな感覚。(伝われ)
あとちょっと水を足されてしまったら(何かしらのきっかけがあって精神的にダメになってしまったら)反応できなくなるような…(どんな物事でもこの「きっかけ」になりうるので大変)(私の語彙力じゃ表現するのにここまでが限界ですごめんなさい)


慣れてきたはずの仕事で、初歩的なミスが増えた。
食事のメニューを考える気力が起きなくなった。
食欲はあるけど、食べたいと感じる物は減った。仕事からお腹ペコペコで帰宅して冷蔵庫を開けても気分が上がらない。食べることが大好きだったのに。
先ほど書いたように、見たい動画でもすぐに飽きてしまって最後まで見れない。
休日に洗濯をしなければならないのに、どうしてもベッドから起き上がれない。
急がないといけないときに走れない。歩くのもやっとで、走る気力が起きない。


とにかく気力がなかった。


診断が下って、今の自分の状態を当てられた直後、頭が真っ白だった。理解ができなかった。
私がうつ病、しかも重度の…なんなら発達障害者越えてる…


治すにあたり、抗うつ薬と、抗うつ薬の副作用に吐き気があるということで吐き気止め、精神安定させたい時に飲む頓服薬が処方された。会社には継続して行く、ということになり、ひとまず病院を出た。


やっぱり事態を飲み込めなかったけど、とりあえず周りの人に報告した。
みんな、お疲れ様、病院行って偉いね、って、優しい言葉をかけてくれた。


休職とはならなかったけど、自分がうつ病だと分かってなお普通に出社できる自信がなかった。でも一日さぼったらそこからもう二度と会社に行けない気がして、出社だけ頑張ろう、という気持ちで(これは病院に行く前からそうだった)、翌朝、準備しながら母親に泣きつくくらい限界だったけど、無理を押して会社に行った。


その日、同期はみんな公休だった。私は同期が苦手で、同期がいない日の仕事は大好きだった。
それでも出社がつらかった。朝礼がつらかった。パソコンと向き合うのがつらかった。
その中でも特に、マウスとキーボードを触る手に力が入らなくなって、仕事を進められなくなった。
クリックがしんどい。
タイピングがしんどい。
作業一つ終わるたびに、5分は休憩しないと精神が持たない。


あまりにも仕事にならなくて、1時間で早退させてもらった。その日の夕方、病院に診断書をもらいに行った。
お医者さんに「うつ病って診断されて、最後の糸が切れちゃったんだね」と言われた。まさにそんな感覚だった。このあと人事との面談を経て、二か月間の休職が確定した。


それでも、どれくらいの期間だろう、どう受け入れたらいいかわからなかった。というか休職して一か月たった今でも、うつ病だという実感があまりない。



激重でしかも読みにくい文章、ここまで読んでくれた人いるのかな、ありがとうございました。
絶対記録に残すぞという強い意志があるため続きも出しますが…いつになるかはわからん()
自分のメンタルに負担をかけないことを最優先にのんびり書いていけたらと思います。忘れないうちに記録したいからなんだかんだ来月中には書き上げるだろうけど!!


最後に!!この写真は1時間で早退した日の帰りに食べたたこ焼きです!!!とっても美味しかったです!!!!(語彙力のなさ)

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