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うつになりました。2

前回の続き!思ったより早く出せた!笑

自分がうつになってしまった原因の出来事とか状況とか、書きたいことはいっぱいあるけど、

まずは一番忘れてしまいそうで一番忘れたくない休職中の生活について書いていこうと思います。

日記みたいなもん。前の記事よりもさらにつまらないです。

このnoteを始めた時から、人に読ませるためというよりは自分の記録したいことを記録するために書いてきたけど、今回はいつもに増して人に読ませる気がありません。本当に記録のため、という感じ。



それでも読んでくれる人、ありがとうございます…






休職してからというか、精神科に駆け込む直前、おそらく限界を迎えたあたり、

日常生活において起きるようになった症状が2つある。



一つ目。不注意がかなりひどかった。もともとおっちょこちょいだったのに拍車がかかった。

毎日一回はトイレを流し忘れる。

水をコップに注ぐたびに必ずと言っていいほどこぼす。

頻繁に生卵を地面に落とす。

たまになら、まあいっか、で片づけてしまう、何ならその場に他の人がいたら笑いになりそうな些細なことだけど、なぜか毎日繰り返してて、あれ?おかしいな?って。


二つ目。何もかも「できない」。「したくない」ではなく、「できない」という状態になってしまった。

一つ前の記事でも書いたように、全てにおいてとにかく気力がなかったんだけど、

仕事に行かなくなってから、

毎日15時間は寝てたと思う。

スーパー(徒歩一分)に行きたいのに起き上がれない。

ご飯とお風呂を除いて、丸二日間全く起きれないこともあった。

友達と遊んでいる途中なのに疲れて、気づいたら友達の話を聞くどころか、一緒に歩くことに精一杯で愛想笑いするのがやっとになってしまう(これは自分のコンディションによるため毎回こうなっていたわけではないです たまにありました…ごめん…)。

予定時間に家を出られず、病院などに毎回遅刻するようになった。



この2つ、常に起きているととんでもないストレスになる…会社に行ってた頃は大変だった。気力が起きないから、毎朝ベッドから起き上がりたくても全然起き上がれなくて、前の記事でも書いたように楽しい曲をかけて無理やり体を起こして…って。

それから朝ごはんの用意をするとき、なんか生卵落として割っちゃうし、毎朝気づいたら注いでる水がテーブルにこぼれているし、普通の精神状態なら笑い飛ばせるんだろうけど、当時気力ゲージがマイナスに振り切っていたから、「私どうしちゃったんだ???」って不安でいっぱいになった。いや、それが正しいんだけど。

「家を出ること」がつらかったし、会社に向かって歩みを進めるだけで必死で、走るなんて到底できなかった。始業に間に合うギリギリの電車にしか乗れなくなった。



こんな感じのしんどい、気力がない、という状態が続いてたけど、お医者さんに処方してもらった薬のおかげで、休職10日ほどで多少良くなった。スーパーには頑張らなくても行けるようになった。

休職11日目に地元に帰省する予定だったから、行きの新幹線に間に合うのかとか、地元の友達と遊ぶ気力があるかとか、不安はあったけど、無事間に合って予定通りの時間に実家に着けたし、地元の友達との約束も、気力のなさを理由に断らずに済んだ。



このころから少しずつ気力が湧いてくるようになった。

でも、母が私を心配してくれるあまり生活習慣とか心の持ち方に関する口出しが増えて、私はそれにイラついてしまった。それで爆発して、久しぶりに母に対して怒り口調になってしまった。



その結果、親子で「このまま私が実家にいてもストレスフルになるだけだ」という話でまとまり、

一週間帰省する予定だったけど4日目に実家を出た。

帰りは夜行バスの予定で、まだ予約していなかったから、実家を出てそのまま一人暮らしの家に戻るのもありだったんだけど、大好きな地元をもう少し楽しみたいと思って、残りの三日間はホテルで過ごすことにした。



そのあとの三日間は実家にいた時よりも楽しかった。

実家は田舎で、都会に出るのに少し時間がかかってしまうから、遊びに行くのにも一苦労だったけど、都心のホテルに泊まって、友達と会いやすくなったし、一人暮らしに戻ったから身動きも取りやすくなったから、気力や体力に無理のない範囲で何人かの友達に声をかけた。

一人で買い物や散歩もした。



一人暮らしの家に戻るころ、休職20日目くらいには、体力や気力が回復してきていることをだいぶ実感できていた。初めての夜行バスも苦ではなく、なんならわくわくした。ほぼ夜通し、グーグルマップを開いて現在地がひたすら同じスピードで動くのを楽しく眺めてた。(これたまにやるの私だけじゃないはず)


いつもの家に戻ってからは、今まで気力がなくて動けなかったのを取り戻すかのように動き回りたくなってしまって、毎日寄り道したり都会に繰り出すようになった。

寝つきは悪くないのに目覚めるのが早くなってしまい、睡眠不足になった。睡眠時間としては、4~6時間くらい。7~8時間寝ないと足りない私にとってはなかなか苦しかった。

これがいわゆる「躁状態」ってやつか…?と思いながらも、

全く動けない日があるなら、ずっと動き回りたい日があってもおかしくないし、

我慢する方がかえって良くないし、やりたいようにやればいいや、

と前向きに考えて、ずっと欲しかったものたちを買ったり、普段買わない傾向の服を買ってみたり、旅行の予約を入れてみたりした。


もともと少ない貯金が底をつきそうな勢いでお金が飛んでいく。

地元でもホテルに三泊してしまったのに…

でも、こういう時のためにとっておいたお金だし、何もしなくても一か月後に復職できることが決まっているし、生活自体はどうにかなるだろう、とノー天気に構えている。



最近(休職30日目くらい)はだんだん購買欲とか動き回りたい気持ちが収まってきて、こうしてブログを書いたり、漫画を読んだり(実はついこの間東リベ全巻買った!!!)、のんびり過ごすようになった。これはこれですごく楽しい。




こんな感じで、不安定ながらも、元の精神状態を取り戻しています。

と言ってもかれこれ一年以上鬱のような状態だったから、「普通の精神状態」がどんなもんか忘れたけど。

次回はその一年以上の出来事について書くか、残りの休職生活について書くか、はたまたうつ病とは全く関係のないことを書くかもしれない、なんも決めてません。


もしこんな文章をここまで読んでくれた人がいるなら、てきとうに見守ってくれると嬉しいです。




これを書いてる休職2ヶ月目の段階で既に休職10日目のことをなかなか思い出せなくて、書きながら困った…



写真は最近行った美味しかったカフェのケーキの断面です。全てが美味しかった。(語彙力)

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