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喋ることが得意。
話す、じゃなくて喋る。
自分の話を、ただオチもなくだらだらと喋る。相手の意見なんかはどうでも良いような、ただひたすら自分が思ったことを喋っている。

もちろん相手の意見も聞きたいし、
友だちがどう思っているのかも知りたい。
喋る隙を与えてないつもりは毛頭ない。
たのしくおはなし がしたい。

喋っている途中に相手が相槌の代わりに笑い声を出してくれているだけなこと気づいてしまっても、帰路に着く頃には｢喋りすぎちゃったな｣｢嫌じゃなかったかな｣と毎回後悔しても、いつだって私は沢山喋る。

わたしは自分のことが大好きで、
好きなものがある自分のことが大好きで、
でもその良さを人にプレゼンすることがない。 

好きになった頃にはとにかくただただ好きという感情のみになってしまっているので、
どこがどう良くて、どこがどう好きなのかこれっぽっちも説明できない。

自分だけが知ってればいいとも思うし、
でも他の人が褒めていると額縁に飾りたいくらいとっても嬉しいしけど、なんにも知らないくせにと思うこともある。

承認欲求も独占欲も強いから

遠くから、
斜め後ろから、
好き、を両手に抱えてただただ見届ける

知ってて欲しいし、好きでいて欲しいし、嫌がっていて欲しいし、どうでもいいと思って欲しいし、
知らなくていいし、好きじゃなくていいし、嫌いだとちょっと悲しいし、どうでもいいと思っていても嫌だし、視界に入れないで欲しい

私の思う理想の関係に正解がないから知りたくない 知らないは無いのといっしょ

前だけ見ててね

ちょっとキモイか