#レベレベ のこと pt.2

BEYOND THE LAW ('21/05/29リリース)

BEYOND THE LAW
  1. 宇宙に願いを
    ミドルテンポのグルーヴィーなナンバー。PiGUのオリジナルとは全く異なる、レベレベとしての曲。僕にとっての始まりの曲。

  2. illusion illusion
    デジロック。ジーザスジョーンズとかその辺が近いのかな。ギターの音が汚かったりなかなかオルタナティブ。レベレベらしい曲。

  3. 月夜狂詩曲
    レベレベの曲の中では少し変化球。

  4. 愛せよ
    レベレベオリジナル曲では恐らく唯一のツーステが出来る曲。16でオルタナティブロックをやってるだけだけの気もする。

  5. FIX MY HEAD!!
    結構普通のロックになりそうな所に強めのリズムでレベレベらしく。

  6. Change Your Mind
    エレクトロハウス。リズムはかなりハウス色が強い。エレクトロファンキーのエレクトロ寄りの曲。

  7. Mixed Emotions
    多幸感多めの普通に良いハウス的な感じ。

  8. SLHWAMB
    「スラーワンブ」。ほぼほぼ何も言ってない歌詞である意味ダンスミュージック。

  9. Hate You=Want You
    エレクトロファンキーのファンキー寄り。オルタナティブなファンキーミュージック。

  10. FAKE IT
    トラックはかなりエレクトロ寄り。

  11. GET UP
    ゲラッパと言えばアレ。だからファンク。

  12. Strong Lovers 2021
    位置づけ的には多分ボーナストラック。

「エレクトロファンキーサウンド」というレベレベのサウンドコンセプトに忠実な、あるべき姿としての1stアルバム。
「FIX MY HEAD!!」と「Change Your Mind」は今でもライブの定番曲。

SO GOOD PAIN ('21/09/11リリース)

SO GOOD PAIN
  1. SO GOOD PAIN
    高速ブレイクビーツのビックビート。Atari Teenage Riot。これをシングルとしてリリース出来るのがレベレベの面白いところ。

  2. サマーロマンス
    No Surprisesバージョンほぼそのままかな?

  3. 宇宙に願いを (Extended Mix)
    バレアリック感が増し増しのトラックが心地よい。完全に「SO GOOD PAIN」の対極。

  4. SO GOOD PAIN (inst)
    予約特典のCD-Rを除けば多分唯一のオフィシャルインスト。

レベレベ2.0へのバージョンアップ途中の過渡期の1枚であるが故にとても面白い。表題曲は1分半しかないし、「宇宙に願いを」はExtended Mixっていうレベルじゃなくて最早別物だし。

Second Coming ('22/03/05リリース)
Second Coming 2.1 ('22/06/10リリース)

Second Coming 2.1
  1. DIVE
    盛り沢山のごった煮がレベレベをかなり表現してる。ブレイクビーツのリズムが星さんっぽい。

  2. 海の向こう
    RAYほどゴリゴリのシューゲイザーではないものの、Ride、スーパーカー辺りを想像すると当たらずとも遠からずな感じのUKギターロック。異質と言えば異質。

  3. ROLLIN
    ストーンズ? 黒い踊れるロック。

  4. キレイナセカイ
    ボディミュージックかな。エクササイズ的な振り付けもあってかなりハード。

  5. Blood Music
    スティービーワンダー? どソウル。オルガンが気持ちいい。こういう曲があるからレベレベはやめられない。

  6. Pain In My Heart
    ポップなメロディで一番ウケが良さそう。

  7. BURN THE LIGHT
    EDMかって言うとそうでもないけど、エレクトリックなダンスミュージックであることは間違いない。XTRMNTR辺りを思い出しちゃう。ライブでのかんみーちゃんのシャウトは必見。

  8. Singin' About The Lovesong
    余計なギミックを削ぎ落としたただただ良い曲。これもUKギターロックだよねぇ。ライブで見る度に毎回泣きそうになる。

  9. End Of The World
    ギターがギャウギャウ言ってて最高。高音の歌メロが大変そう。かんみーちゃん頑張れ!

  10. ロマンティック
    リルソウルさん作、レベレベ2.0/2.1を代表するソウルナンバー。この曲がラストにあることでSecond Comingが完成する。

みんな大好きなラウドロックとか一切なくて逆にミドルテンポの曲が多くて(「ROLLIN」ですらテンポは遅いからね)、普通のオタクには受けないだろうなぁと思う一方、アルバムとしてのコンセプトはなかなか面白くて、例えばSecond Comingだからローゼズだと思えばUK繋がりでRide風なロックもありだし、ローゼズだと思えば変化球の「Fools Gold」があるから「ロマンティック」もありだし。いずれにしてもSecond Comingはエレクトロファンキーミュージックをかなり拡大解釈した1枚であることは間違いない。と言うか、純粋にエレクトロファンキーミュージックかと問われるとそうでもない気はする。
曲単位のジャンルで言えばもっと尖った曲をやっているグループは勿論いるけど、それをあれもこれもとやっているのが今のレベレベの武器になってるんじゃないかなとは思う。