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クジャクの自己アピール
孔雀で、羽を広げるのはオス。
これは春の繁殖期に、メスに求愛するためのアピール行為だそうです。春過ぎ(7~8月)には抜け落ちるそうなので、羽を広げたクジャクが見たい場合は、4月~5月くらいに行くのが良いんでしょうね。
クジャクの繁殖行動においては、メスが、「羽が大きくて美しい」オスを選ぶのが基本で、クジャクのオスの美しさは、異性(メス)による選り好みによって進化してきたと考えられているそうです。
クジャクの雄はなぜ美しい?
長谷川 眞理子 紀伊國屋書店 2005-09
この異性(メス)による選り好みは、「異性間淘汰」と呼ばれています。異性を巡って同性間で争う同性間淘汰というのもあり、これらを総称して、性淘汰と言います。性淘汰、特に異性間選択の主体は、たいていオス(雄)よりもメス(雌)なんだそうです。
人の性淘汰についても、いろいろ研究されているそうですが、人は複雑そうですね。異性間も同性間も、どっちもありそうだもんなぁ。
インドクジャクの配偶者選択と外見的特徴の極端な発達 国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/theme.php?id=0001217206326609&p=3
クジャク ナショナル ジオグラフィック
クジャク 札幌市丸山動物園
http://www.city.sapporo.jp/zoo/b_f/b_06/db462.html
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