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脳Life 〜PTのための英文Review〜

若手セラピスト向け(初学者)に脳卒中や脊髄損傷などの中枢神経領域に関する英文、書籍から臨床的私見を加えてまとめたマガジンです。 内容は個人的見解も含みますので参考程度にご覧頂けれ…
月に3~4本程度の記事投稿を目標に運営しています。 図解による記事、投稿記事が蓄積することで価値を…
¥980 / 月
運営しているクリエイター

2021年9月の記事一覧

脳卒中ガイドライン2021 2-1 運動障害

どうも! 理学療法士のyukiです。 脳卒中ガイドライン2021より、”運動障害”の項目について…

脳卒中者に対するAFOの剛性に関する資料の紹介

理学療法士のyukiです。 本日の内容は、ご購読者とのやりとりを通して、 脳卒中者に対するAF…

TLAが歩行推進力に与える影響

どうも! 理学療法士のyukiです。 歩行推進力におけるTLAとは?脳卒中者の歩行推進力に影響…

”脳Life”のまとめ用note

より効率的にこのマガジンを確認できるように作成したnote記事です。 各記事に関連するキーワ…

眼球運動からみた姿勢反射と姿勢の崩れ

1,980

脳卒中者の足部機能と足趾変形

足底腱膜の話しに行く前に、足部の内在筋を整理します。 足部内在筋 ・足背側の筋群:短趾伸…

モーメント戦略で考えるトレンデレンブルグ歩行とデュシャンヌ歩行の見方

トレンデレンブルグ歩行は一般的に”股関節外転筋群の筋力低下”と説明されることが多い歩行パターンです。 一方で、この外転筋力の低下に対する代償歩行として考えられているのがデュシャンヌ歩行と呼ばれるもので、PT学生でも周知のことだと思います。 ただ、このデュシャンヌ歩行がなぜ股関節外転筋力の低下を代償する歩行パターンであるかを説明できる方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか? ここを適切に解釈する上で、生体力学的な解釈が重要になります。 そのキーワードは、 ゼロモーメ