モーメント戦略で考えるトレンデレンブルグ歩行とデュシャンヌ歩行の見方
トレンデレンブルグ歩行は一般的に”股関節外転筋群の筋力低下”と説明されることが多い歩行パターンです。
一方で、この外転筋力の低下に対する代償歩行として考えられているのがデュシャンヌ歩行と呼ばれるもので、PT学生でも周知のことだと思います。
ただ、このデュシャンヌ歩行がなぜ股関節外転筋力の低下を代償する歩行パターンであるかを説明できる方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか?
ここを適切に解釈する上で、生体力学的な解釈が重要になります。
そのキーワードは、
ゼロモーメ