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#UNORDER2020

またみんなのつくるステージを見ることが夢だった。具体的な予定もない頃からずっと。

UNORDERが決まった当初、その瞬間が本当にやってくることにピンとこないほど、とにかくみんなのステージを待ち焦がれていたんだと思う。

週2回更新されるメイキング動画とリハ映像。日付が7月17日に近づいていくたび、夢が現実として近づいてくることに不思議な気持ちが大きくなった。

待っていた瞬間が、本当にやってくるんだ。
そう心から思えたのはひょっとすると当日になってからかもしれない。

1時間ごとのカウントダウン。
毎時みんなの写真がアップされて少しずつ実感が湧いてくる。

いざそう思うとソワソワしすぎて何かしていないと待っていられなくて、お風呂とご飯を無駄に早く済ませる。その頃に思いがけず全員でのインスタライブがはじまってすでに泣きそうになってしまう。

TwitterのTLもずっとしあわせとわくわくに満ちていて、わたしと同じようにこの瞬間をずっと大切に待っていた人たちの希望と熱量を感じた。

この日のために買ったミラーリング用のFire TV Stickとイケダン公開収録のペンライトを並べ、早めにログインして21時が来るのを待つ。

いつだってみんなでとことん意見を出して納得できるものを作り上げて、そうやって届けてくれてきたステージ。
いったい今日はどんな景色と出会えるんだろう。


7/17 21:00

UNORDERというただならぬタイトル、ARのことはよく知らないわたしにも未来を予感させるイメージ映像、だいすきな曲たちが意図を持って並んだセットリスト、たくさんの思いが凝縮された衣装(安井くんのボトムのプリーツ部分が本当に好きでした。ありがとうございます)、そして最高にかっこいいヘアメイク、キラキラでバチバチで爽やかでメラメラの振付や演出、かと思うと笑いに満ち溢れている気配斬りがあって。

仕事に向き合う真剣さと笑顔が溶け合う世界が、画面越しに伝わってくる。

この1時間半のすべては、UNORDERに関わった人たちの思いが形になって完成されていると思うと、その思いを同じ時間に一緒に体験できることはどんなにすごいことなんだろう。

本編だけじゃない。
メンバーのSNS、GIRLの塗り絵企画、YouTubeでのリハ映像公開に、本番前のインスタライブ、アフタートーク、メイキング動画、FCのギャラリー写真、ロングインタビューにらじおごっこ。

アーカイブ期間が終わるまでずっと、ひとつのショーからこんなにもたくさんのしあわせを広げて散りばめてくれるみんな。
そのコンテンツの広がりはこちらが想像しているよりも遥かに予想を超えていて、ひとつでも多く、めいいっぱいできるだけのわくわくを届けようとしてくれるところが本当にだいすきだ。

決して会場に集っているわけじゃない。
だからこそ、会場に集っていた時とは別の形で、それぞれがそれぞれの場所でUNORDERを楽しんでいるのを感じることもできるんだ、と思った。みんなもデジタルだからこそできることをしたいと話していたけれど、この空気感もこのかたちだったからこそ体験できたことなのかなと思ったりもする。

1周年を迎えたみんなが今見せるステージ。
ずっとたのしみにしてきたもの。

当初予定していたビジョンとは違うのかもしれないけど、デジタルだからこそできることを詰め込んだ7ORDERのショーに、配信だからこそ出会える人もたくさんいたと思う。

かけがえのない、今一瞬、このとき。
たしかにこの今を一緒に分かち合っている。

7人との今があること、未来を夢見られること。
全部過去の自分に教えてあげたいと思った。


これまでにもみんながいたから生きていられたと思える瞬間がたくさんあって、気持ちが途切れそうになるたびにみんなのこれまでの歩みに励まされていて、だから本当に今回もUNORDERを見られてよかった。

この4ヶ月朝昼晩ずっと過ごしている代わり映えしない白い2DKの箱が夢の場所になる。
先の見えない日々に、いつまでここにいるんだろうとどこかどんよりする自分だったけど、こんな瞬間もあるんだ、と思えた。

本当にいつも素敵な景色を見せてくれてありがとう。みんなのおかげで「とりあえず今日をがんばってみよう」と少し前を向くことができています。

また会える日まで。
どうか健やかでありますように。

2020.7.29

本編の配信は終了してしまいましたが、UNORDER関連のリハーサル映像、メイキング映像が7ORDER projectのYouTubeチャンネルからご覧になれます。
https://www.youtube.com/c/7ORDERproject

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