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大和ハウスの坪単価と値引き事情※実際に注文住宅を建てた人の口コミ

大和ハウスの坪単価と値引きは実際どうなのか、実際に建てた人に聞いてみました。

大和ハウスの坪単価の相場

大和ハウスで注文住宅を建てる方の坪単価は、70万~80万円台が目安となっています。

下記では商品別や建て方別の坪単価について詳しくまとめてみました。

大和ハウスのジーヴォシグマの坪単価と特徴

ジーヴォシグマの坪単価:80万~100万

大和ハウスの定番となるxevo(ジーヴォ)シリーズ。

最高峰の位置付けにあるのがxevoΣ(シーヴォシグマ)です。

Σは鉄骨住宅となっており、標準仕様で天井高が2.72mと広々としていたり、外張り断熱が施されており、1年を通して快適に過ごすことができる家でもあります。

そして、Σは耐震性も高く、外壁にD-NΣQST(ディーネクスト)といった独自の耐力壁が採用されており、万が一の大震災時に備えた商品でもあります。

ここでは実際にXEVOΣで建築された方や見積りを取られた方の坪単価や建築費用を徹底調査しました。

①30代(女性)

「妹がΣで建てました。
瓦屋根、太陽光約3kw、蓄電池、エネファーム、その他、床暖や浴室暖房、タンクレストイレ、地盤改良なども含み坪単価は95万円程度と聞きました。
それプラス、土地代や諸費用などが別途必要だったようです。」

②20代(男性)

「Σの場合、坪単価は100万円ぐらいはしますので、全て込みで3000万円ぐらいはみておく必要があります。
ただし、支店によっても単価が若干異なるようなので、支店次第なところもあります。」

③30代(女性)

「シーヴォシグマで注文住宅を検討している者です。
建坪38坪、太陽光3kw、蓄電器、カーポートなし、現段階ではまだざっくりとした内容ですが今の段階で3200万円ぐらいの提案です。
ちなみに、土地代は含まれていませんが、諸費用と外構は含まれています。」

④40代(男性)

「延床面積38坪、Σの2階建てを建てました。
太陽光5kw、エアコン、カーテンの他、その他諸経費などを含み総額4300万円ぐらいでした。
ちなみに、土地代は含まれていませんが、床材やキッチンはグレードの良いものを選択しました。」

やはりジーヴォシグマの坪単価は高いですね。

シグマはxevoシリーズの中でも最高峰の位置付けにあるというだけあって、最終的な坪単価が90万円台~100万円を超えることもあるようで、予算に余裕がないとシグマでの建築は厳しいようですね。

大和ハウスのプレミアムグランウッドの坪単価と特徴

プレミアムグランウッドの坪単価:100万~200万円

大和ハウスの木造住宅として、グランウッドシリーズがラインナップされています。

そんなグランウッドシリーズの最上級の位置付けとして、2017年に「プレミアムグランウッド」が新たなラインナップとして加わりました。

近年、坪単価が100万円を超えるような、ごく一部の富裕層をターゲットとした商品を扱う大手ハウスメーカーが増えてきていますが、このプレミアムグランウッドは“邸別設計”や“邸別デザイン”、“邸別施工”を採用した完全なフルオーダー住宅ということで注目を集めています。

プレミアムグランウッドでは、天井や床に関しては銘木にこだわっていたり、キッチンやバス、トイレに関しても国産ブランドだけではなく海外ブランドのものを採用していたり、徹底的にこだわった最高級な邸宅を提案されています。

ケーススタディハウスとして、兵庫県芦屋市に「プレミアムグランウッド 神戸・芦屋の家」を完成させているのですが、その建築費用は建物、外構あわせて、延床面積152・50㎡で9230万円(消費税込み)と記載されています。

鉄骨系の住宅を含め大和ハウスでラインナップされている商品の中でも、最上級の商品とされているだけあり、プレミアムグランウッドの坪単価は100万~200万円、販売価格が1億~2億円を想定されている商品のようです。

価格帯や坪単価は高いですが、一目見ただけで豪邸を感じるとても豪華な造りですし、徹底的に施主のこだわりを追求した家を建てることが可能となります。

大和ハウスのスカイエ(3階建て)の坪単価と特徴

スカイエの坪単価:100万円台~130万円

特に都心部や住宅が密集しているような地域の場合は、何とか居住スペースを確保するために高さを活かした建築になりますが、スカイエでは二世帯での暮らしを実現させるために二世帯住宅にも対応されていますし、その他、賃貸併用住宅や店舗併用住宅など様々なニーズにも対応可能となっています。

大和ハウスの公式サイトで紹介されているスカイエの外観をみてみると、とても素敵なんですが、かなりお金がかかってそうで坪単価も高いんだろうなぁ、、と率直に思いましたが、

実際にスカイエで建てる場合の建築費用や坪単価はどれぐらいかかるものなんでしょうか?

スカイエがリニューアルしたのは2015年ですが、その当時の販売価格をみてみますと、本体工事価格が3.3㎡当たり101.8万円~(税込)と紹介されていました。

3階建てに対応した自由設計を大手ハウスメーカーで建てると、これぐらいはかかるのかもしれませんが、それにしても高く、大和ハウスの3階建て住宅で建築できる方は限られてしまいますね。

このスカイエの坪単価の目安としては、100万円台~130万円が相場になっているようです。

大和ハウスのxevo03(3階建て)の坪単価

また、大和ハウスの主力商品であるxevo(ジーヴォ)シリーズからも3階建て住宅の取り扱いがあり「xevo03(ジーヴォ・ゼロサン)」といった商品がラインナップされていますが、

坪単価は90万円台~が目安となっており、スカイエより若干坪単価が安く設定されています。

xevo03の場合は、狭小地で建築を希望される方をターゲットとされていますが、スカイエは最大で5階建てまで対応可能となっており、店舗併用や賃貸併用での建築も可能とされており、目的に合わせて自由に選択することができます。

▼大和ハウスしか検討していない方は要注意!▼

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大和ハウスの平屋の坪単価と特徴

平屋の坪単価:80万円~

大和ハウスでもおしゃれな平屋住宅をいくつか提案されています。

まず、大和ハウスの主力商品といえばxevo(シーヴォ)ですが、このシリーズの最高峰の位置付けとしてxevoΣ(シーヴォシグマ)といった商品がラインナップされています。

そして、このxevoΣは平屋での暮らしにも対応されています。

「xevoΣ平屋暮らし」は2016年から販売が開始しましたが、xevoΣの大空間・大開口のグランリビングに、高さが約6mの勾配天井などが追加されています。

このxevoΣ平屋暮らしの価格帯ですが、モデルプラン(90.6㎡)で2,150万円(税込)と紹介されていましたが、実際のところこんなに安く平屋住宅を建てることができるのか?と思うかもしれません。

一般的に、平屋と総2階建て住宅の坪単価を比較すると平屋の方が約10万円程度高くなると言われています。

その理由としては、当然平屋の方が屋根や基礎の面積が広くなり、同じ延べ床面積と想定すると、総2階建て住宅よりも平屋の方が、屋根や基礎の面積が2倍必要ということになり、どうしても坪単価は高くなってしまうからです。

その上、大手の大和ハウスを選ぶと平屋の建築費用が高くなるということは、ある程度予想できますが実際に平屋の価格帯を調べてみました。

①30代(女性)

「大和ハウスで50坪ほどの平屋、現時点で約4300万円となっています。」

②40代(男性)

「xevoΣの平屋、39坪、ZEH仕様、太陽光5kw、キッチンやお風呂、洗面所などはミドルクラスだったと記憶していますが、3500万円ぐらいでした。
ちなみに、この価格に外構や地盤改良費は含まれていません。」

いかがでしょうか。

一般的に大和ハウスで建てる場合の坪単価としては、70万円台~80万円台が一つの目安となっていますが、平屋住宅の場合だと坪単価が安くても80万円前後~が相場と、やはり平屋仕様の場合はどうしても値が張ってしまうようですね。

大和ハウスの値引き事情と交渉のポイント

現在、新築をお考えで、大和ハウスも候補の1社としてあがっている場合は、坪単価や大よその価格帯も気になるところですが、値引きが行われているのか?という値引き事情も気になるところだと思います。

ほとんどの方にとってマイホームの購入は、人生の中で最も高額な買い物になると思いますので、値引きを期待するのは当然のことです。

契約を取りたいがために、何を言わなくても営業マンから値引きを持ちかけられるケースもありますが、営業マンから何も言われない場合は、自分から値引き交渉をしてもいいものなのか?と迷われるかもしれません。

値引き交渉を有利に進めるためには、実際にそのハウスメーカーでは値引きが行われているのか?や、値引きが行われているのであれば、どれぐらいの値引きが行われているのか?などの情報を事前に調べておく必要があります。

事前に調べておくことで、提示された値引き額が妥当なものなのか?という判断もできます。

一般的に値引きが行われているハウスメーカーでの値引き率ですが、本体価格の3~7%程度が相場だと言われています。

ただし、決算期というタイミングで交渉したり、営業マンの事情次第では本体価格の7%以上、場合によっては10%を超える高額な値引きが行われることもあります。

実際に、大和ハウスで注文住宅を建てられた方々の値引き率を調べてみると、5~7%程度という方が多いようですが、中には値引き率が10%ほどだったという方もおられます。

大和ハウスで注文住宅をお考えの場合は、本体価格の5%程度の値引き率を目安に交渉をして下さい。

ちなみにですが、値引き交渉をするタイミングも非常に重要なポイントです。

例えば、設備やオプションなどをまだ決めていない状態で値引き交渉をしてしまうと、値引きに応じてもらっても、その値引き分を設備のグレードを下げて調整するというテクニックを使われてしまう可能性があります。

そのため、値引き交渉は間取りだけでなく、キッチンや浴室、トイレなどの住宅設備が全て決まってから行うことがポイントとなります。

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