戦争について

私が高校1年生になってすぐ、江ノ電で人身事故が起きてしまった。電車は数時間程運行しなくて、駅には多くの人がごったがえしていた。そして、みんなその非日常さにひどく昂っている様子だった。
カラオケに行く人、スタバに行く人、それをストーリーに上げる。頭をすごく強く打った人がいたのに。

完全自殺マニュアルにて、1番多くの人に迷惑をかける自殺方法は電車への飛び込みと記載されていた。公共機関が止まったら、同時に社会のサイクルも止まるから。

生活は個人では成り立たないから、縄文、弥生〜〜〜令和まで文明を進化させ社会を形成し集団で生活をしてきた。それにより私たちの生活は豊かにになり、文化が発達し、そして時には酷く愚かな争いもしながらここまで来たわけである。

最近フェミニズムについてよく考える。
急速に文明が進化しすぎて女性の体が社会に追いつけていないのだ。社会と女性の身体の間には大きな歪みがある。だから人々はそこに思慮深さを持たなければならないと私は思う。

同じように、大きく文明が進化したことにより、沢山の人々の間で奪い合いが、大規模な虐殺が、戦争がおきてしまい、それらの出来事によりとても大きな歪みが生まれ、今も尚残り続けている。

だから今たくさんの人が死んでいる。
すごく苦しんでいる人がいる。

題にて戦争と書いたが、今起きていることは戦争ではなくジェノサイドだ。

私は生まれた時から整った社会環境に身を置き、文明の恩恵を無意識のままに受けていた。だから私の言葉は何の意味も持たないかもしれないけれど。

私たちは社会よりも、たった一人の人間の命が大切だと言わなければならない。

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