夢を見ていた

緑の野原で、はだしに淡い白い服で私は駆けまわる。スカートがめくれそうなくらい駆け足で誰かに話しかけて笑いながら走っている。

あぁ、夢だった。

お金も、宝石も、地位も名誉もない、私をどこへ連れて行こうとしているのか。

黒い空から雨が振り出してきそう。

あなたに会いたいだけなのに。あなたを抱きしめたいだけなのに。

この気持ちはみんな一緒じゃないの。
なのになんで

涙がこぼれるより先に悲しみが横切った


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