自分の置かれている状況

私の父は自営業の自動車整備士である。そこで私は今日、父の仕事の手伝いをしに行ったというのもなんだか父の仕事も簡単そうだったからだ。(のちににもう一つ理由を述べる)。結論から申し上げるとできない。なぜならその職場には何人もの喫煙者がおり訪れる客も喫煙者だからである。というのも私は慢性的に心因性(?)の気管支炎を患っており副流煙だけでもしんどいのだ。そこでなんでそんな過酷な労働環境の場所にわざわざ労働しに行ったという理由は、私の家庭では父が主な稼ぎ手であり何か自分も手伝わなければという良心からである。(これが二つ目の理由)しかしだ。職種も職場も想像以上にハードであったのでもう二度と行かないだろうと同時に、なぜこの仕事を父が選んだのか、なぜ此の家庭に産まれてきたのか、なぜ父はこうならないためにもっとホワイトな労働環境で働ける人になるんだよとアドバイスをしてくれなかったのかという疑問も湧いた。うーん。なんだろう。やはり自分は殴られないと気付かないタイプなんだろうなって痛覚を通して初めて現実を疑う、危機から回避するタイプの人間だとわかった、とても頭の悪い人間だとわかった。これは決して自動車整備の仕事についている人々が頭が悪いと言っているのではない。彼らはもしかしたらそれしか選択肢がなかったのかもしれないし彼らの意思ではないのかもしれない。若しくは彼らの意思でそれをやりたいから立たしているだけなのかもしれない。それに労働そのものは尊いものであって何も私が文句を言える立場ではない。そして、このまま何もしないと本当に詰んでしまうという危機感も持たしてくれた。このままいくと自分も彼らと同じように肉体労働(繰り返すが肉体労働が悪いのではなく自分に合っていないというだけ)をすることになってしまう。こんなこと中学生で普通は気づくらしいが私は20歳頃に初めてその意味を理解した本物の馬鹿である。
また今回の仕事中に気づいた日常を改善できる点として、デジタル機器のディスプレイは将来的に全部紙に近い、電子ペーパーを使用したディスプレイの採用、通知のオフ、サイトへのアクセス制限などをしてやっすいドーパミンの接種を控える。まずはできることから初めて、紙の本を読む時間をできるだけ長くしようというのが今回の職業体験から得た自分の反省点と改善点であった。なぜならそれが一番自分のしたいかつできる仕事に近づける最も最短の方法だからだ、本当に中学生のブログみたいになってしまって申し訳ない。私の頭の中はいまだに中学生以下であろう。まあ、遅咲タイプと思ってこのノートを締める。以上である。

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