銭なき男は帆のなき舟のごとし

金が敵(かたき)
なかなか巡り合わない。金儲けは難しいと、敵にかけた意味と、大金を持ったために害を招くの意味にも使われる。不和や反目の生ずるのもみな金のためである。金と女がかたき
〜守随憲治監修「故事ことわざ事典」〜

「銭なき男は帆のなき舟のごとし」
男はお金がないと動きがとれない。

イギリスのことわざには、
「金なき健康は半病人なり」とある。

ロシアの文豪ドストエフスキーは嘆いている。
「お金さえあれば口笛ひとつで美女が集まってくるものを」

中国のことわざでは、
「銭ある時は鬼をも使う」
あの怖い鬼でさえ、金の力にはかなわない、
という意味である。

「千金は死なず、百金は刑せられず」
裁判官に千金を贈れば死刑をまぬがれ、百金を出せば刑罰を受けないで済むの意。

「これ小判たった一晩居てくれろ」
お金は「お足」といわれるくらい「逃げ足」が早いのが困りもの。

「金は三欠くにたまる」
夏目漱石は「吾輩は猫である」の中で「三角術」を披露している。
「金を作るには三角術を使わなくちゃいけないと言うのさ–––義理をかく、人情をかく、恥をかく、これで三角になるそうだ。おもしろそうじゃないか」。

学校教育では教えてくれないお金のこと。
そもそも、学校ってお金持ちになるための教育ではないですもんね。
それなのに、
世の中はお金で回っている。
そして、
人生を大きく左右する強烈な力を持っている。

ですから、
お金について自らしっかり学び、
お金というパワーを身につけていこう。

『お金はパワー』

いい言葉です。

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