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WBL/永遠の1位

こちらは台湾の作品ですが、昔からBL作品として有名なHIStoryシリーズと同じ制作陣だとかで、わりと短めにコンパクトにまとまっているBLです。

一応メインとして描かれているのは大学4年のシューイーくんの方で、彼は小学生の時から、同級生のシードーくんに何をやっても勝てずに劣等感を抱いています。大学はやっと別になったのに、なぜかある時、またシードーくんが同じ大学に転入してきて……今度こそ勝つぞと意気込むものの、失恋したショックに加えてそれをよりにもよってシードーくんに知られてしまい、弱味を握られいいように振り回されていきます。
実はそのシードーくん、出会った頃からずっとシューイーくんのことが好きで、自分に注目してもらいたいあまりにわざと張り合って1位だったというのは王道の設定ですね😂もちろん、真意を知らないシューイーくんは、何をやってもシードーくんに敵意を剥き出しにするばかり💦

シューイーくんは「お父さんが日本人」という設定で、そのせいかわりとたびたび日本語を口にします😲その日本語がかなり滑らかだったので、絶対日本の血が流れてるだろうと思ったけど……案の定、演じていたYUくん(楊宇騰)は日本と台湾のダブル(今どきはハーフじゃなくってこう言うの?😲)だそうです✨しかも、劇中と同じくお父さんが日本人で、お母さんが台湾の人だとか。お父さん役の方も、調べてないけどたぶん日本の方か日系人だと思われる🤔やっぱり、そういうのって何となく分かりますよね😄(追記・やはり日本の方だそうです😁)
だけどシューイーくんに合わせて、周りの友人達やシードーくんまでちょこちょこ日本語口にするので、彼らは大変だったろうな💦

YUくんは先に歌手としてデビューしていたそうで、劇中の歌も彼が歌っているものがあります🎵これがけっこういい声でいい曲で、印象に残りますね👍本格的な演技はこれが初めてだとかで、確かに日本語での長めのセリフを聞くと、多少ぎこちないけど😅でも何というのか、すごく独特な空気があって……その天性の部分というのが、彼の強みなんじゃないかと思いました✨見れば分かるかと思うんだけど、あの感じは誰でもが出せるものではない気がする🤔

シードーくん役のリン・ズーホンくん(林子閎)は、以前はアイドルとして活躍していた俳優さんだそうで……確かに顔もいいけど、ロマンス向き?の色っぽさがありましたね😁💕
切ないムードとか、何気ないシーンでの細かい情感の表し方とか、すごくうまかったから(特に保健室でのシーン✨)……正直、あまりメインを演じたことがないようなのに驚き😯これから、さらに注目されるといいですね🙏✨

シードーくんはツンデレとヤンデレとスパダリの混ざったような感じで(笑)シューイーくんに構ってもらうためなら多少強引な手でも使うし、特に肝試し大会のエピソードの時には驚きましたよ💦あそこまでやるか!😂😂😂
でも、小学五年の時からずっと好きなのにシューイーくんに告白できないし、好きな相手が失恋で苦しんでる姿を切なく見守ってるし、自分の恋心がシューイーくんにバレたらたちまちぎこちなくなっちゃうし……で、そういう時だけ切ないモード全開で泣いたりまでしてるのが、ギャップ萌えでした🥰

この作品には「2位の反撃」という続編があるのですが……最初からその予定で作られてたらしく、ところどころに伏線が張られてました。直接には関係ないかもだけど、シューイーくんは運転手付きの車に乗っており、豪華な家に住んでるところを見てもそれなりのお坊ちゃんだというのが推し量れて、それがちゃんと展開にも活かされてましたね👍

長くなるので、その「2位の反撃」については、別に触れたいと思います🙇‍♀️

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