越冬

文芸部に入っていた。
そういえば、と記憶の隅から引っ張り出してくる程度の意識であるので、所属を名乗ったことはほとんどない。

三題噺、リレー小説、タイトル交換

面白おかしい規則のもとで意図も筋書きもめちゃくちゃになりながら収束していく様を見るのは楽しかった。もう一度、書きたいなあ。
小説は1人で書くもの、でも1人だけでは書けないものだった。
嫌いだった自分も、欠片だけ摘み上げて現在に溶かしたい。
新しい場所が必要かもしれない。うーん、じゃあまあ、探しに行こうか。

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