蜘蛛の巣みたいな稲妻が、

真っ直ぐに降りられぬ雷が、腹いせに夜を起こして飛び散った

上も下も早送り、雨と足が競争する
半纏みたいなジャケットをひらりひらりと遊ばせて

そうだった。
覚えていることを思い出して、だから全部置いていけるね。

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