処刑を待つ 救いが襲う

「ピーコック?」

「ターコイズだよ」




書きたかったこともままならない。一体なんだ、何を書こうとしていたんだ。

もうなんか、傷つけてばかりだ。厳密に言えば傷つけるに至っていないだけで、ひとたび露出したならば、羞恥と嫌悪に苛まれる日々を齎しかねない。それがどれだけ痛いことか知っている。その傷を受けたことがある。許されないけど律することも曝すこともできやしない、体力がない。つかれた、疲れたよ。

我が身可愛さと打算で上手く殺し合ってくれないか。愚かで可愛げのある人間か、冷たくて聡明な人間、どちらかにはなれるでしょう。

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