一人だけ合宿で最終オーディションが行われたエピソードについて
声優の吉岡茉祐さんと本泉莉奈さんのYouTuberチャンネル、ヨシオカとホンイズミ青山吉能さんがゲスト出演して思い出話しをしてくれている。その中で吉岡茉祐一人だけ遅れて合宿に参加して、それが最終オーディションを兼ねていたというエピソードが話されている。これまでいろいろなインタビューで触れられている話題だが、ここまで深く話されるのは初めてかも知れない。
ストーリーとのリンク
この一人だけ遅れて最終オーディションが行われたというのは、劇場版「Wake Up, Girls! 七人のアイドル」のストーリーにリンクさせるために運営が計画したものだったのではないだろうか。劇中では、最初6人で活動していたWake Up, Girls! に吉岡茉祐演じる島田真夢が遅れて参加する。オーディションに参加することさえ拒絶していた島田真夢が、「アイドル、やらせてください!」と加入を希望する事に反発するメンバーもいた。このストーリーに沿うような体験を演じる7人にさせて、より演技に説得力を持たせようとしたのだと思う。
前監督氏の話しによると、第二次審査の段階で吉岡茉祐と田中美海のどちらかが残らないとセンターがいなくなってしまう、オーディションのやり直しになると言っていたらしい。
そのことから考えると、一人だけ合宿が最終オーディションで、落ちる可能性があったというのは運営のついた嘘だったように思える。
この二人がセンター候補だったということで、劇中で7人になる前の「タチアガレ!(6人ver)」でみにゃみがまゆしぃパートを歌っていたのだろう。
ストーリーに合わせて一人だけ違う扱いをするという話しに似た例がある。戦争映画「プライベート・ライアン」撮影時のエピソードである。
特別扱いのマッド・デイモン
「プライベート・ライアン」は、ライアン家の4兄弟のうち3人が戦死してしまったので、ノルマンディ上陸作戦中に行方不明になったライアン二等兵を救出するというストーリーで、捜索隊がライアンを探す過程で仲間が戦死してしまう。ライアンを見つけ出し帰国を命じてもその場に残ろうとするライアンに、道中で仲間を失っている捜索隊の兵士たちは激怒した。
撮影ではよりリアルな演技を追求するため、マッド・デイモンを除く出演者に軍事訓練が行われた。訓練は過酷で、役を降りると言い出す者もいたという。
軍事訓練が行われていたことを知らないマッド・デイモンが撮影に参加したときには、他の出演者との間に微妙な空気が流れ、劇中のライアンと兵士との温度差と同じような雰囲気が生まれたという。この結果ライアンとマッド・デイモンが重なりよりリアルな演技として反映された。
スキー競技少年女子ジャイアントスラローム熊本県代表青山吉能
ちなみに熊本県代表として青山吉能選手が出場した第68回国民体育大会スキー競技会『あきた鹿角国体2013』は、2013年2月16日より19日までの4日間開催された。
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