オタク人生は足し算 ~聴いてきた音楽は違えど、それだけでお前を否定はしないよ~
こんにちは、Torysです。
なんかこの間、一時間制限付きで文章(note)を書いたらわりと楽しかったのでまたやってみようと思います。
イラストを描くのが趣味(彼自身にとっては趣味ではなく“ライフワーク”とか”未来のライスワーク”とか、もっと強い言葉になりそうな気がしますが……)の友人とも話していたんですが、イラストはたくさん描かないと上手くならないし、そのためには“うまくなる技術”に先行して“早く書く技術”が必要なのではないでしょうか。
この話はイラストに限らず多くの趣味の共通したテーマですね。まず始めに、上達への努力することよりも『努力するための土壌』を作ることが大事だと思います。
で、話を自分語りに戻すと、僕の場合ならラブライブ!におけるコミュニケーションの手段として“文章”というものを重要視しているので、今回のような『時間制限つきで文章を書く特訓』というのは非常に有益なのではないでしょうか。
……とまぁ、ここまで読んでわかる通り今日はラブライブ!的なテーマは定めずにふらっと自分語りを書いていこうと思います。
あ、この『一時間制限NOTE』は三日坊主になる可能性が高いので生温かい目で見てくださいね。
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さて、というわけで今日は特に伝えたい話があるわけでもなく文章を書いていきます。まぁ、せっかく作った時間なので好き放題好きなものの話をすることにしていきましょう。
今日は自分のラブライブ!を通して得たスタンスの話です。
僕がラブライブ!サンシャイン!!のAqoursがめちゃめちゃ好きなんですが、大好きな理由として大きなもののひとつに『Aqoursがμ’sとの個人的な関係が一切無いグループである』ことがあります。
これがすごく重要で、Aqoursから見たμ’sはオンリーワンというか始めた理由として確立している一方で、μ’sから見たAqoursは『ユメノトビラ』『KiRa-KiRa Sensation!』『SUNNY DAY SONG』などで世界に向けてはなったメッセージを受け取った”知らない人の一人”でしかないんですよね。
そんな”特別じゃない”Aqoursだからこそ、劇中で成し遂げた奇跡が“μ’sを見たファンの一人でしかない立場の僕らにも実現可能な夢”として勇気をもらえる物語なんです。
で、ラブライブ!シリーズ(特にラブライブ!サンシャイン!!)にはまる前後で僕自身の考え方にすごい変革が起きました。
ラブライブ!に出会う前の自分は『自分もクソ。他人もクソ。』みたいなスタンスで生きてきたんですね。
これは経験談なんですけど、『自分はクソ』『自分はゴミ』だと言い聞かせながら生きているとすごい楽なんですよね。失敗しても言い訳でごまかして傷つかないし。ただ、その人生ってある種ローリスクローリターンな感じで、心から楽しいと思えることはきっと片手で数えるぐらいしかなかったんです。
僕の場合ラブライブ!と出会って一番実感したのは『人生は足し算』だということです。(この背景に僕にとってはAqours4thライブがあるんですが、いつか機会があれば書きます)
僕の周りの方々とか特にそうなんですけど、Twitterでオタク的活動していると、どうしても“世渡り上手オタク”になっちゃうんですよね。
炎上もしないし、コンテンツとの程よい距離感を考えるとそれでいいんですけど、アンチの考え方をトレースしてその地雷を避ける生き方をしていると、やがて公式の供給に対してファンとしての目線と同じぐらいアンチ目線の感情が自分の中に生まれちゃうんです。
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」みたいなことですね。
これを読んでいる貴方に聞きたいんですが、公式からの供給を見たときに『あ、これはたぶんTL上でこういう文句が出てくるんだろうな』みたいに感じたことありますか?
これってあんまり良くない思考かもしれません。というか、こういう思考に追われてコンテンツを心から楽しめなくなったオタクはたくさん見てきました。(そういった火事を見て楽しめるようなメンタル強者も居るとは思いますが……)
そんな中でラブライブ!から僕が教わったことって「自分も愛して、相手も愛す」ことです。(愛すって言うとキモいので、肯定と言い換えても良いかもしれません。)
他人を否定してると瞬間的に気持ち良いし、自分が偉くなった気になれるのでめちゃめちゃコスパ良いんですけど、最後に何も残らないんですよね。
これを読んでいる貴方もきっと心から好きなものがあってオタクをやっているんだと思いますし、今向き合った自分と関係ない他人の誰かを、自分と同じように好きなものを愛してるだけのオタクだと思えば、世界から心無い言葉が少しは減るんじゃないかなって思います。
だって、僕の生きる意味の“ラブライブ!”だって世界単位でみればメジャーではないわけじゃないですか。
つまり僕にとってのラブライブ!と同じように、他の誰かも命を懸ける何かがあるんじゃないですかね。そしたらその人のことも、その人が好きな何かのこともめっちゃ愛おしくないですか?
って考えたら、この世界のことめっちゃ好きになってきました。
だから自分を否定する誰かと向き合った時に、『聴いてきた音楽は違えど、それだけでお前を否定しないよ』って言いたいわけです。
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参考リンク:https://youtu.be/CGF0kAYX8Go?t=50
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