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円安 VS 物欲 - 足るを知る -

こんばんは☽

ここ1週間でまた一段と円安が進み、34年ぶりの160円台を記録するなど
日本人にとっては耳が痛いニュースが続いています。
昨今の円安の原因は、簡単に言うと米国の高インフレに伴う高金利、高い経済成長に
あるわけですが、ここまでくると生活に与える影響も大きくつらいものがありますよね…

生活必需品もさることながら、ジュエリーやブランド品などの嗜好品も莫大なインパクトを受けていますね。
私は、何かにつけて自分へのご褒美を買うのが大好きな人間なので、
ボーナス前はいつも、何を買おうか心を躍らせていました。
が、それも今や欲しいものはボーナス1回分が吹き飛んでしまうような価格になり、
現実を直視できません。しません。(しません?!)
コロナ禍以降、各ブランドの値上げ金額も回数も思い出したくもありません。笑

"足るを知る"

モノやサービスだけでなくあらゆるものの選択肢が私たちの生活の中で無数に広がっており、
情報過多時代と言われるほど、情報があふれている現代。

次から次へと魅力的な商品が登場してくるわけですが、
超円安かつインフレが続く昨今、お金の使い道を取捨選択しないと生きていけない!

こんな状況下で物質的な豊かさを追求し続けるのは到底困難、
そもそも物質的な豊かさは真の豊かさなのか?
コロナ禍なのか、超円安時代なのか、はたまた年齢を重ねたからなのか、
こんなことを考える機会が増えました。

そこで今回注目したいのが、古代中国の哲学者である老子の言葉
"足るを知る"です。皆さん、聞いたことのある言葉かと思います。
「身分相応に満足することを知る」、「足りていることを知りありがたみを持つ」といった意味があります。

もともとは、足るなんか知りません!という人生を歩んでいた私ですが、
この超円安下で、買いたいものも、やりたいことも満足にできなくなり、
まずはお金の使い道を見直すようになりました。
これが真の豊かさを考えるようになった最初のきっかけかもしれません。
欲しいものはたくさんあるのに、前ならこの値段で買えたのに、なんて歯を食いしばりながら、
気になる商品とできるだけ距離を置き(サイトを見に行かない、お店に見に行かない笑)
でも、物欲が満たされないフラストレーションはどこにも逃げない…

ただ、徐々に物欲とも?距離を置いていくうちに、
欲しいものが手に入ったことにより、一時的な快感を得られているだけなのか、
これは本当に欲しいものだったのか、分からなくなってきました。

よく考えれば、毎年着なくなる服が何着もあり、使わなくなったアクセサリーがあり、
一時的な感情にまかせて買ったものは、結局使わなくなってお蔵入り…
意外と必要なものってそんなに多くないことに気が付きます。この辺りで足るを知ったわけです。

そして、
「自分が本当に欲しいものだけに、長く使い続けられるものに、お金を使おう」
という結論に至りました。

私の場合は、結果的に"足るを知る"となったわけですが、
こんな超円安下だったからこそ、自分の消費習慣を見直せたのかもしれません。

とはいっても、買い物は続く♡

とはいっても、買い物は大好きな筆者なので、引き続き買い物Journeyは続きます。笑
欲しいものも一旦iPhoneのメモ帳に寝かせるようにしてからは、衝動買いもほとんどなくなり
本当に自分の好きなものだけに囲まれる生活を送っています。

意外とこれが心地よくて、足るを知る、悪くないなと思いました。
なぜか上から目線ですみません。笑

ただ、円安は早く収まってほしいです!
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