特撮ファンは2.5次元の夢を見るか?

結論:見ました。


幕前

僕には苦手なものがたくさんある。
寒い日。早起き。運動。YouTube。TikTok。自己啓発本。ファスト教養。反知性主義。新自由主義。家父長制イデオロギー。SDGs。シネコンの邦画。なろう系小説。異世界転生アニメ。解釈違いの二次創作。バンギャ。最近の内田樹。他にもいろいろ。

僕には好きなものもたくさんある。
小説。新書。ロック。ジャズ。クラシック。珈琲。ミニシアターの邦画。異世界転生じゃないアニメ。歴史的文脈を重視するタイプの邦ロックファン。昔の内田樹。他にもいろいろ。

僕は好き嫌いをはっきりと言うタイプの人間だから、僕がこういう人間であるということは普段から関わりのある人たちの間ではそれなりに知れ渡っている。僕の好きなものは、””ほとんど””オープンになっている。

あくまでも、””ほとんど””。

別にこっそりと楽しんでいるというつもりは無いのだけれど、なんやかんやであまり知られていない趣味が、僕にはある。

特撮2.5次元舞台だ。

実は僕は特撮のオタクで、それが発展して2.5次元舞台を少し観るようになった人間なのだ。

序:平成仮面ライダー

特撮、という言葉が包含するコンテンツは多岐にわたるが、僕が主にオタクをやっているのは2000年代の””ニチアサ””、つまり平成仮面ライダーシリーズと2000年以降のスーパー戦隊である。ただ、スーパー戦隊は2011年の35周年記念作『海賊戦隊ゴーカイジャー』以降基本的にずっと””流し見””かあるいは1話たりとも観ないまま録画データを消去するというようなことを(2022年に『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』とかいう狂気の塊のような特急呪物が顕現するまでは)続けていたし、2018~19年の『仮面ライダーゼロワン』以降の令和仮面ライダー作品にはいまいちハマることができていないので、正確には「平成仮面ライダーシリーズのオタク」ということになる。

2000年生まれの僕たちが小学校低学年ぐらいまでの仮面ライダーの視聴率は10%を超えていた(つまり最近の大河ドラマと同じぐらいの数字を叩き出していた)ので、僕ら世代の多くの子供たちが幼少期に一度は仮面ライダーを通ってきたということはまぁそれなりの確からしさを持って言えそうだ。しかし、僕の実感としては小学校高学年にかけて仮面ライダーから””卒業””していく人が大半だった。

僕はというと、2006年に「ぼくはなぁ、しょうがっこうにあがったらな、かめんライダーからソツギョーするねん」と高らかに宣言していたくせに2007年の『仮面ライダー電王』の第1話に衝撃を受けたことで””卒業””のタイミングを完全に逸し、その後2009年の『W』、2010年の『オーズ』という「平成ライダー黄金期」の直撃を食らい、中学生になってからも2013年の『鎧武』をきっかけにTwitterの特オタ界隈に入り浸って「虚淵の鬱脚本がよぉ」とか「呉島主任強すぎてしんどいwwwww」みたいなキモい鳴き声を発するようになり、『エグゼイド』や『ビルド』で大量に生み出されるネットミームをTwitterで乱発する厭なタイプの害悪オタク高校生をやっていたり(最悪の歴史だ)、高校3年生の12月にセンター試験の模試を早抜けして友達と京都イオンの映画館にダッシュして初日に観た『ジオウ』の映画に『電王』主演の佐藤健がサプライズ登場して発狂して「僕は一生このコンテンツについていく」と宣言してしまったり、早稲田大学に入った2019年の『ジオウ』と『ゼロワン』のメインライダーを演じた俳優のうち3人が早稲田大学出身者であったことで運命を感じてしまったり、とにかくなんやらかんやらあって一向に””卒業””することができなかった。

いや、本当に。こういう言い方をしているけれど、実際のところ『クウガ』から『ゼロワン』までのライダーたちは僕の人生をこの上なく豊かにしてくれたし、そのことについては感謝してもしきれないぐらいだと思っている。『オーズ』と『フォーゼ』の励ましのおかげで僕は中学受験を乗り切ることができたし、道に迷っていた高校時代に僕の人生哲学を形成してくれたのは『ビルド』だったし、その他もろもろ、僕は物心ついたときからずっと生活の中に週1回の仮面ライダーの視聴が組み込まれていたものだから、辛いとき、苦しいとき、悲しいとき、いつもそばに仮面ライダーがいてくれたことは間違いない。ヒーローたちの生き様と言葉が僕を強くしてくれていたのだと思う。

だから僕は平成ライダーから””卒業””しなくて本当に良かった

幕間:特オタ、2.5次元に出会う

さて、ここからが本題だ。

平成ライダーのオタクを続けていて良かったことの一つに、「2.5次元舞台と出会えた」ということがある。ひょっとしたらこれが特オタとしての僕にとって一番大きな出来事かもしれない。

2.5次元舞台
一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会によると、2.5次元とは「日本の2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作とする3次元の舞台コンテンツの総称」である。古来より日本のコンテンツカルチャーの一角を担っていて、その存在感は年々大きくなってきているようだ(※個人の感想です、が、漫画⇒アニメ化⇒映画化⇒舞台化 という流れで2.5次元がメディアミックスの到達点になるケースが年々増えてきていることは間違いないと思う)。

僕は平成ライダーのオタクを続けていたおかげで、2.5次元舞台に出会うことができた。2.5次元舞台との出会いは僕の人生に唯一無二の彩りを与えてくれた。

とは言っても、僕は2.5次元カルチャーにどっぷりと浸かって2.5次元舞台にガンガン通っている、というわけではない。これまでに劇場で観た2.5次元舞台は5本ぐらいだし、映画館でのライブビューイングや配信、友人に貸してもらったBlu-rayで観たものを含めても20本にも満たない。しかもそのほとんどがある一つのコンテンツの作品なので、2.5次元のオタクをやっているのではない。その一つのコンテンツを中心にして何となく2.5次元カルチャーのことがわかるようになった、という程度である。2.5次元の一角を担う一つのコンテンツに、僕はハマってしまった。

舞台『刀剣乱舞』である。

DMM / ニトロプラスのゲーム『刀剣乱舞 -ONLINE-』を原作とする舞台。歴史改変を目論む時間遡行軍に対抗するため、審神者の手によって現人神の姿に顕現した山姥切国広や三日月宗近といった日本史上に残る名刀たちが過去に飛び、””正史””を守るための闘いを繰り広げながら””円環の理””に迫っていく、というストーリー。ミュージカル版と舞台版(歌唱パートのないストレートプレイ版)の両方がシリーズ展開されているが、僕には末満健一演出の舞台版だけがめちゃくちゃにぶっ刺さった。

元々僕は2.5次元にはあまり興味が無く、2.5次元の原作になっている2次元作品のなかには好きなものも多かったけれどわざわざその舞台版を観たいと思うようなことはほとんど無かった。アニメに思い入れがあるとどうしても「いやー、アニメでやっていることを頑張って舞台で再現しようとしても無理があるんじゃないですか?」という偏見じみた考えが抜けなかったのだ。
上京する直前に上演された仮面ライダーシリーズ初の2.5次元舞台『仮面ライダー斬月』をスケジュールの都合で観劇できなかった悔しさに意地を張っていたというのもあるのかもしれない(そういえば『斬月』の時点で僕の好きな特撮と.5の世界は密接につながっていたんだな)。

そんな僕が2.5次元カルチャーに触れるきっかけを作ってくれたのは、大学1年のときに出会った友人だった。友人は審神者(ゲーム『刀剣乱舞 -ONLINE-』のユーザー)で、舞台刀剣乱舞をきっかけに高校生の頃から2.5次元カルチャーに触れていた””先達””である。

破:PSYCHO-PASS Virtue and Vice

2019年にアニメ『PSYCHO-PASS』をもとにしたオリジナル舞台『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』(以下『PPVV』)という狂った舞台が上演された。主演は鈴木拡樹と和田琢磨(僕は和田琢磨の顔面がめちゃくちゃ好きだ)。二人とも舞台『刀剣乱舞』シリーズの主要キャストである。アニメ版『PSYCHO-PASS』のファンでもある友人はもちろん生で観劇していた。

その頃の僕は前述のとおり2.5次元にほとんど興味が無かったのだけれど、僕もアニメ『PSYCHO-PASS』の熱心なファンだったので「『PPVV』はマジで良かったからマジで観てくれ!!!!!!」という友人のお導きに従って配信を視聴した。これが人生初の2.5次元鑑賞である。



………………めちゃくちゃ面白かった



いやだってさぁ!!生身の顔の良い男たちがさぁ!!!!!ガラの悪そうなスーツを着てさぁ!!!!!!ゴッテゴテのドミネーター(携帯型心理診断執行システム、まぁ言ってみれば犯罪者を殺すためのクソ強い銃。日髙のり子の声でしゃべる)をぶっ放してさぁ!!!!!!!舞台の上で感情の迸りのぶつけ合いみてぇなことを延々と繰り広げていてさぁ!!!!!!!!!!!!最高だったんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


………………ふぅ。


そういうことです。『PPVV』にまんまとやられたわけです。

それまで2.5次元にあまりいい印象を抱いていなかった僕が『PPVV』に没入できたのは、『PPVV』が僕の中にある2.5次元に対するネガティヴな偏見的考えに触れないものだったからだと思う。
『PPVV』はアニメ『PSYCHO-PASS』を原案としていて世界観や設定を共有しているけれど、アニメ本編とは全く別のストーリーであり、アニメのキャラクターは(全くと言って良いほど)登場しない。つまり、「アニメの再現」ではないのだ。だから「アニメはアニメ、これはこれ」として純粋に楽しむことができた。

ここまで書いていて、「ってことは俺が.5にハマったのってPSYCHO-PASSがすべてのきっかけやったんとちゃうんか?」というような気がしてきた。まぁ確かにそうかもしれない。PSYCHO-PASSの存在はとても大きい(じっさい、僕の初生観劇は『PPVV2』だった)。

が、しかし。

前段で述べたのは僕が『PPVV』に「没入するにあたってアレルギーを感じなかった理由」であって、「没入した理由」そのものではない。「没入した理由」は別にある

それは何か。

初めて観たはずの2.5次元舞台が、なんだかとても、懐かしかったのだ。
未知の興奮と感動の根底に、実家のように心地よい懐かしさを感じたのだ。

ここで特撮の話に戻る。
僕は特オタだ。平成ライダーのオタクを20歳前後まで続けた人間だ。だから、幼少期に仮面ライダーのヒーローショーを観て興奮し感動していた頃の精神構造を心の奥底に温存している。また、十数年にわたって毎週のように無益な内ゲバを繰り返す平成ライダーを観続けていることで「殴り合いコミュニケーション」を眺めることに慣れている(というかむしろ殴り合うことでしか分かり合えない悲しい生き物を見続けてきたせいで人間というのは往々にしてそういうものだと思うようになった)。

だから、僕がずっとヒーローショーやライダーの放送で見続けてきたものと多分に通じる『PPVV』の舞台上で繰り広げられているスペクタクルは、見たことの無いものを観たときの驚きと同時に慣れ親しんだものに出会った安心を僕の心の中に生じさせた。

新鮮なのに、懐かしい。
鮮烈な極彩色と落ち着く暖色の同居。

こんな感覚はこれまでの人生の中で抱いたことがなかった。

しかも。

『PPVV』の出演者の顔ぶれを見ていると、懐かしい顔がたくさん登場しているではないか。ボウケンレッド高橋光臣。ゴーカイシルバー池田純矢。スターニンジャー多和田任益。グラファイト町井祥真。

なるほど。2.5次元舞台には特撮経験者がよく出演するらしい。

ふーーーーーん、、、、、、、、、、、


『PPVV』の配信視聴を終えた僕は友人にこう言った。
「2.5次元、いいね。ハマりそう」

友人は満面の笑みでこう言った。
「沼へようこそ!!!!!次は舞台『刀剣乱舞』だ!!!!!!!!」

急:舞台 刀剣乱舞

その後すぐに2020年の春になり、世の中のすべてが停止して友人としばらく会えなくなったのだけれど、夏休みに入って少しずつ外出しても良いような雰囲気になってきた頃に遂に僕は友人と再会し舞台『刀剣乱舞』のBlu-rayを全巻貸してもらった。

ちなみに僕は審神者ではない。『活撃 刀剣乱舞』や『刀剣乱舞 -花丸-』といった刀剣乱舞のアニメも一切観ていないので、刀剣乱舞に関する事前知識は「『PPVV』の九泉監視官が三日月宗近で、嘉納火炉が歌仙兼定」という情報だけ。あるいは物語の舞台となる日本史上の事件についての知識だけ。つまり、舞台『刀剣乱舞』を鑑賞するにあたって原作再現がどうのこうのというようなことは一切ない。僕にとっては舞台『刀剣乱舞』がある意味での””原作””となる。

2020年の夏休み、寮にいる時間はほとんどずっと舞台『刀剣乱舞』のBlu-rayを観ていた。
3時間以上にも及ぶ舞台をパソコンに噛り付いて観るような体験は初めてだったけれど、全く退屈しなかった。むしろとてもとても忙しかった。

何が、って?






……………………情緒が。



舞台『刀剣乱舞』はさぁ!!!!!本当にさぁ!!!!!!情緒が!!!!!!!おかしく!!!!!!!!なるの!!!!!!!!!!!!!!


刀剣男士と元主(歴史に名を遺す戦国武将や伝説の人斬りなど、刀だった頃の所有者)との関係性や刀剣男士たちの「人ならざるもの」としての苦悩、歴史上の悲劇に巻き込まれることによって生じる更なる悲劇、そしてシリーズの縦軸となる三日月宗近と山姥切国広の””物語””…………こんなものを浴びせられ続けていたら心がいくつあっても足りなくなる。

特にシリーズ前半の一つの山場である作品『悲伝』のクライマックスを見届けたあとは2時間ほど虚脱状態に陥った。深夜になってようやく友人にLINEをしたとき、友人はとてもとても嬉しそうにしていた。あはははは。

物語が地獄のように情緒を狂わせてくることももちろん大きな魅力なのだけれど、特オタとしてはやっぱり、ヒーローショー的な要素にも心を奪われずにはいられなかった。

『PPVV』は一部ガンアクションもあったけれどステゴロがメインで、大きな得物を使ったアクションが映える作品ではなかった。しかし舞台『刀剣乱舞』は違う。むしろ得物を使った映え映えのアクションこそ目玉の一つだ。

顔の良い男たちがステージ上を縦横無尽に駆け巡りながら刀をぶんぶん振り回す。太刀、打刀、短刀、脇差、槍、それぞれにアクションの個性があるので全員の立ち回りを観ていて全く飽きない。しかも敵の時間遡行軍が大群で押し寄せてくるのに対して刀剣男士の部隊は基本的には10振り弱。また演出上、部隊全員が板の上で同時に立ち回るシーンはほとんど無く基本的には「刀剣男士1振りに対して敵が十数人」という構図でアクションシーンが展開されていくので、ゲーム戦国無双もびっくりな一騎当千の大立ち回りになる。刀剣男士たちがぼろぼろになりながら大量の敵をばっさばっさと斬り倒していく様は圧巻である。みんな殺陣が上手くてアクションシーンはものすごい疾走感で進んでいくので、目が離せない。
こんなことを言ってしまったら元いた沼に対してあまりにも失礼だけれど、僕が幼少期に観ていた京都の東映太秦映画村の仮面ライダーショーは一体なんだったんだと思ってしまうぐらいに、舞台『刀剣乱舞』の殺陣はすごい。毎回すごい。特に『悲伝』のクライマックス。『悲伝』のクライマックスはよぉ……しんどいからうかつに見返すことはできないけれど、間違いなくこれまで観たどのアクションシーンより心を揺さぶられた。


そんなこんなで僕は夏休みの間に順調に舞台『刀剣乱舞』の沼に落ちた。なんの抵抗もなく、ストーンと落ちた。綺麗に落ちた。ははは。友人をして「目論見以上にハマった」と言わしめた。優秀な鴨である。

おかげで舞台『刀剣乱舞』に出演している2.5次元舞台を中心に活躍する俳優の顔と名前がかなり一致するようになったし、制作会社がどうのとかハコがどうのとか、そういう演劇業界のあれやこれやも少しわかるようになってきた。舞台『刀剣乱舞』を通してかなり世界が広がったということは間違いないと思う。

2021年以降は同時代的に舞台『刀剣乱舞』のシリーズ展開を追いかけることができるようになった。日程が合わなかった作品はライブビューイングや配信で観劇したけれど、幸い、今日までに2本の作品を劇場で観劇することができた。

映像も映像で良いのだけれど、やっぱり舞台は生で観てこそだと思う。

役者の息遣い、舞台上の緊張、劇場の一体感、演出の温度感、そういったものを俯瞰することも凝視することもできるのは、やはり生観劇だけだ。

僕は舞台演劇に対する造詣が全く無いので、舞台『刀剣乱舞』にハマっていなかったら劇場で舞台を鑑賞するという体験は一生しなかったかもしれない。
舞台を観るようになってエンターテインメントの体験価値に対する考え方がかなり深まりそして多面化したと思うし、それは今後(まだどういう仕事をするかわからないけれど)テレビ業界で働いていくにあたってめちゃくちゃ役に立つことだと思う(じっさい、僕の入る局はハイキュー!!や呪術廻戦の舞台にがっつり関わっているので)。

クールジャパンだ何だと言われ、アニメ・ゲームのカルチャーを中心とするエンターテインメントが文化芸術の世界において大きな存在感を示している現代日本。このような情勢のなかで2.5次元カルチャーに接点を持っているということは、なんというか上手く言えないけれど、とても価値のあることだなと思う。

うーん、なんか違うな、そういう御託を並べるような感じじゃないんだよな。


何というか。

僕はいまこの怪文書を舞台『刀剣乱舞 禺伝 矛盾源氏物語』を観劇した翌日のハイテンションそのままに生成しているのだけれど、こういう文章をつい書きたくなってしまうような心の動きを供給してもらえているということに何にも代えがたい価値があると思う。

物語に心を寄せ、生身の身体の躍動を目の当たりにして手に汗握る。舞台『刀剣乱舞』を通して得たそういう体験が、僕という人間の心を耕し、豊かにしてくれているという確かな実感がある。

だから僕は、これからも舞台『刀剣乱舞』を愛していきたいと思う。
たとえそれが、地獄の物語だったとしても。




僕を2.5次元に、舞台『刀剣乱舞』に出会わせてくれた友人は一生涯の恩人だ。友人にはそれ以外の場面でもたくさん世話になっていて、たくさん愚痴を聞いてもらい、たくさん迷惑をかけ、たくさん心配をかけ、そのたびにたくさん有難い言葉をかけてもらった。友人がいてくれなかったら僕は大学4年間を全うすることはできなかったと思う。こんなところに書くべきことではないし本当は直接言うべきなのはわかっているけれど、しばらく会えなくなるからここに書きます。僕と出会ってくれてありがとう。僕の友人でいてくれてありがとう。僕を君の友人にしてくれてありがとう。ずっと僕の友人でいてほしいし、僕をずっと君の友人でいさせてほしい。これからも元気に日本の悪口を言っていこうな!!よろしく!!!!






カテコ

ちなみに僕の推しは歌仙兼定です。歌仙まじで好き。やっぱりお前が大優勝だよ体育会系文系名刀くん。僕も君のような風流人になれるよう頑張るよ。




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