10年後の君へ

今、私は25歳である。
今年、大学院を卒業し晴れて社会人となる(まだ修士論文を書いてないので卒業できるかわからないけど(笑))。
社会に出たら色々迷うこともあろう。
君は何をしたいのだろうか、自分はなんのために生きているのだろうか。自分の存在意義を問い、迷う時が必ず来るだろうと予測される。

その際に自分のひとつの指針として、25歳(2020年)である私から、35歳まで(2030年)の君へ自分の理想像を伝えるぞ。もし君がここで書いたような君ではなく、その辺にいるような志を失った、ただただ日々を生き抜くような "つまらない"人間になるのだけはやめてくれ。でも、もし、新たな志を見つけ、それに邁進しているならそれはそれで良い。だって、我々の旅の仕方は

1. とりあえず目標を見つけ
2. そこに向かって歩き始め
3. 道中で目標よりも面白い場所を見つけたらそこに行く
4. 必ず最初に立てた目標よりも良い場所に行ける

だからな。

じゃ、始めるぞ!

1. 起業家として立身出世

やっぱり君は起業家として立身出世しているのが一番かっこいいと思うぞ。まぁサラリーマンで何かのプロジェクトに打ち込むのもいいけど、やっぱり自分の会社作って、一国一城の主になってから、自分の会社の事業を通して世の中に貢献して行く方が、うーん、”カッコイイよね”(笑)大した理由じゃないのは百も承知だけど、自分がやりたいことを効率よく遂行するための合理的な手法があるわけで、自分がやりたい事に合理的な理由付けなんていらないと思うんだよ。だからやっとけよ(笑)

それで、何をもって立身出世と見なすかだけど

1.自分で作った会社を東証一部に上場(2020年時点で、時価総額500億円以上らしいぞ。パークシャテクノロジーが1000億円、売上高16億円、経常利益が5億円くらいでその半分やったら、なんとかいける!)させるくらいの男になって初めて立身出世じゃないか?

2. 売上高を高くするのは確かに見た目にはいいけど、ちゃんと利益を上げて初めて会社の体を成すのでは?ちゃんと利益率が20%以上(Deep Mindのような今すぐお金にならなそうな会社を所有しているAlphabet Incですら、営業利益率が20%越えくらいだそうだ)になるような会社にしろよ!

3. ちゃんと利益が出たら、それで私腹を肥やすために確保するんじゃなくて、事業投資(従業員への投資も含めて)とM&Aに使えよ。”真摯”な態度で事業に対峙せよ。なぜならその頃には、自分が儲けることなんてどうでもいいような人間になってるはずや!それに生真面目じゃなくていいけど、自分がやりたい事に対する真摯さがお前の強みだと思うぞ、今の私は。

2. 家族を持て

奥さんは大事やで!

君は35歳や。20代で結婚なんか絶対にするな!でもその頃までには一生の伴侶をちゃんと見つけれるようにはしとけよ!20代のケツの青いガキが一生の伴侶なんて見つけれれるわけがない。どうせ俺のことやから一目惚れとかで好きになった子なんてすぐ飽きる。その代わり、それまでに色んな人と付き合い、自分の中でどのような人がこれからの自分に適格かを決断できる特徴抽出器をしっかりと作っておくんや。見た目がかわいい、落ち込んだ時に𠮟咤激励してくれる、趣味が合うとか様々な側面から最適な人を選べ。強化学習を思い出せ!探索と活用や。しっかり探索し、十分に活用できるようにしておけよ。

子供も大事やで!

子供も大事やな。

続く