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【X-T4】Vogitlander NOKTON 23mm F1.2を購入しました #008

最近はオールドレンズにはまっている妻。お気に入りのFUJIFILM X-T4にマウントアダプターを装着し、オールドニッコールをつけて遊んでいます。

わたしもフィルムライクな写りは大好き、マニュアルレンズの操作も楽しいのですが、アダプターっていう機構が正直あまり好きではありません。なんか無理矢理感があって、カメラの美しさが損なわれる気がして(それでもオールドレンズの楽しさはあるので、全然使うんですが笑)。

そんなわたしがずっと惹かれていたのが、Vogitlander製レンズ。オールドレンズの装いやアウトプットはそのままに、現代マウントに進化して電子接点までついている。SNS投稿する身としては、あとからF値が分かるのは結構重要だったりします。

作例はX-T4にNOKTON 23mm F1.2を付けたもの。Vogitlanderの透明感、立体感は唯一の雰囲気があると思います。

Pro Neg. Std

この明るさと描写はさすがの一言です。ピントを置いている中央付近のひまわりの花びら一枚一枚が、しっかりと解像されていながらふんわりした柔らかい表現になっているかと思います。さすがF1.2です。

Pro Neg. Std

この逆光の柔らかさ。写真に詳しい方は白飛びと呼ぶかもしれませんが、そんな細かなことはどうでもよくなる美しい光です。走る車の後部座席から撮った写真ですが、右下の「みかん」の文字から見て取れるように、しっかりピントが合わせられているかと思います。MFと聞くとちょっと構えてしまいますが、最近のボディはファインダも見やすくアシスト機能もあるため、意外と問題なく撮れたりします。

Eterna

同じく後部座席から友人夫婦の後ろ姿を撮った一枚。説明不要かと思いますが、このフィルムライクな雰囲気と現代レンズの持つシャープさの両立。かなり気に入っている一枚です。

Classic Negative

こちらは妻が撮影した写真です。わたしが暑さに負けて日陰で涼んでいる中、しゃがんで熱心になにかを撮っていると思ったら、朝露でした。雑草が複雑に入り乱れていますが、開放で撮ることにより美しくボケていて、作品として成立しています。

Eterna

MFレンズのいいところは、ピントを一切置かない写真が撮れるところ。これはキャンプファイヤーの炎の揺らぎを思いっきりぼかして撮った一枚です。本来ならもう少しストーリーがあるといい写真になるのですが、こんな表現が手に入るのも嬉しいポイントです。

ACROS

同じキャンプファイヤーをモノクロで撮ってみました。明暗さが激しい状況でも、X-T4の処理はしっかり黒が粘ってくれる印象です。Vogitlanderのレンズは明るいものが多いので、こういった暗所での撮影でも安心です。

正直かなり気に入っており、今後X-T4はMFに移行していきたいとまで思っています。妻の意見も聞きながら今後のレンズ購入ロードマップを描いてみます(笑)

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