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12月はじめ 17歳高齢犬介護開始、その後

18歳の子が落ち着いてきてしばらく、17歳の子のいきなりの体調の変化でした。ご飯の食べ方がおかしい、これだけで病院へ行きました。あらゆる検査をして診断は、腎不全、肝不全、臓器(忘れてしまったんです)膨張、ここから今に至るまで長かったです…。

点滴のための通院、血液が少ないので輸血予定、自力で食べない、体重減少。いきなり歩かない、食べない、もうこれは年を越せないかもしれないと覚悟をしました。
先生にもそのつもりで、と言われました。自力でご飯を食べないので注射器で強制給餌をしました。でも難しかったです。少しでも粒状の物があると詰まって出ない。力入れるとびゃーっとでてしまう…。毎日毎回試行錯誤。口を開けないのでキバの後ろに注射器を刺して食べさせるんですが、注射器の大きさですら先生と相談して、何本も試しました…。

もともと、診断された日に治療方針の提示をされたのですが、①あらゆるオペをする。なんとしても生きるための治療をする。②点滴、輸血による延命。③なにもしない。
即答で②を選択したのですが、①はそもそも麻酔に耐えられなかったらその場で命絶える事がある。この年齢で全身麻酔で何度も手術をする事になります。耐えられるとは思いませんし、家族から離れる事をすごく不安に思う子なのでもし最後ならば家族で看取ってあげたい。オペ途中に命絶えるとしたら私たちはそこにいませんから。
泣いてしまって先生を困らせたかもしれません。いつもの先生ではなく、はじめて診ていただいた先生でした。その先生の言葉「病気を治すことはできても、老衰は治す事ができません。」そうだな、と心にとても響きましたね。そして受け入れる準備をしました。
私が先に死んでしまったらこの子達のその先を見届けることができないんだから、看取ってあげられるんだからそれは幸せなことなんだ、と。自分に言い聞かせてました。
この子はもう長くはない。この子の最後の時にはやれることはやった、と私が後悔しないための準備ですけど(;_;)

夜に家族が帰宅後、買い物や外でやらなければならない事をする、なるべく犬猫たちだけにはしない。買い物に行く車の中で泣いていたりもしました。帰ったらもう命尽きているかもしれない、早く帰らないと。片時も離れたくない。元気で怒りん坊のあの子のあんな姿を見る時が来るなんて。

1週間毎日病院に通い、点滴、検査( ;  ; )
人間もすごくしんどかったです。よくはなっていないけど、安定はしたので自宅で点滴に切り替えましょうと先生に言われ、点滴の練習もしました。


よくなることはないでしょう、最後に向かう準備ですと言われて始めました。
ところが

ところが

ところがですよ!!!

なんか急に自力でご飯たべはじめたんですよ!

注射器で吸うために入れてるお皿にがっつきはじめたんです!
もう????ハテナでいっぱい
週に一回の通院が翌日だったので先生に言いましたけど。先生もは?!って感じでしたね笑。

新たなミッションが追加されたんですけどね。
「食べる物ならなんでもいい」「注射器で与えられるもの」
ここから「お肉をたべさせないで」「固形は上手に食べられないので何か食べやすいものを」注射器はとりあえずナシになったので少し楽でしたけど…。

ご飯についてはまた書こうと思います!
私なりに編み出した高齢犬メニュー、楽ちんですよ(^^)
とりあえず今日も元気だと言うことだけ書いておこうと思います!18歳、17歳、まだ頑張っています!^_^

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